お待たせして申し訳ありません!
二人を駅まで見送り、家まで帰る。
彩果はいてくれると思っていたがテニスの練習があるらしく今日は家に帰るのは遅くなるらしい。今日ほど一緒にいてほしいと思ったことはない。
やはり、きまずい。
「俺たちって、家族、なんだよな」
「そう、みたいですね、あはは...」
「・・・よし」
「?」
「今日この時から俺たちは家族、そうだよね?」
「はっ、はいっ!」
「じゃあ敬語は無し。俺は真花って呼ぶから真花は俺のこと優って呼ぶ。いい?」
「わっ、わかりまし、っ!わかった!」
「じゃあ、帰るか真花、我が家に。」
「そうだね、帰ろっか、優!」
二人で並んで帰路を歩く。
「...やっぱり優しいね、優は」
「いや、普通だって」
「ん!?聞こえてたの!?」
「そりゃまあ」空耳系主人公なんて死ぬほどいるからな。俺はあんなにはならん。
「ッ...!!//帰るよ!!」あぁ、やっぱ可愛い。
家に帰り、時計を確認。19時を回っていた。
いつもならゲームに興じるのだがさすがに今日はお預けだ。
毎日ログイン?天使に比べりゃ安いもんだろ。
まぁ当の天使は部屋の片づけで手一杯なんだがな。やけに小さいのがいくつかあったし、貴重品もあるんだろきっと。ここはひとつ、かっこいいとこ見せないとな。
そう思い、キッチンに立つ。男子なのに?と思うかもしれないが、今は料理男子が持てる時代だ。これまめな?
弁当ぐらいなら普通に作れるぐらいじゃないと。だがあまり頑張りすぎるのは今後に響くから、簡単なものにしよう。
材料は、卵、鶏肉、玉ねぎ、ピーマン、パプリカ。俗にいう余りものだ。
予想がついてるかとは思うが、そう、オムライスである。
卵料理が好きと前情報は得ているのでいつも通り作っていく。
ケチャップで文字を書く、なんてのはカップルとメイド喫茶の特権だ。たべれりゃ何でもいい。
配膳を終えて真花を呼ぶが返事はなかった。
まぁ二階だし片付け中だし仕方ないか。
なぜ一人暮らしで二階建てかって?そんなん俺も知らん。ご都合主義さ。(メタァ)
「真花、飯できたぞ?」ノックするのは大事。どこぞのえちえち主人公のようにはならん。
「優!?あ”っ...!!ちょっと待ってて!すぐ行くから!」
「おう、じゃ先にしたいるぞ」
とんでもない声が聞こえた気がした。服でもやってたんだろうか。ごめんな真花。
下に降りてきた真花は少し元気がない。やっぱりさっきの声と関係があるのだろうか。
「大丈夫か?」
「うん..!大丈夫だいじょ...オムライス!?優って料理できたの!?」
「曲がりなりにも一人暮らしやってるから一応な」嘘である。()
「まぁ冷めるのももったいないし、食べようぜ」
「「いただきます」」
目の前の真花が俺の作った料理を...うれしすぎる。
「おいしい!すごいよ!」
「こんなのでよければいつでも作るぞ?」
「ほんとに!?うれしい!!」
おぅおぅ近いですよお嬢さん心臓がbpm180で連打してるよ危ないって。
「でもそれだけだと申し訳ないし...じゃあ朝ごはんは私が作る!」
「え、いいの?」
「一緒に住むんだし、それぐらいやらせて」
「わかった。じゃあお願いしようかな」
「うん!頑張るね!!」
・・・美少女と一つ屋根の下で暮らし、朝ごはんを作ってもらえる。
あー、もうこれ普通じゃないっぽい。うん。ラノベだったのかな、俺の人生。
(完)...?
(完)とか言ってますけどまだ続きます(一応...)。
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それではまた次話で!