(前略)
───えー、ここまで魚臣慧さんなどのプロゲーマー仲間の話や、好きなゲーム、某社のエナジードリンクなどの話をしてきましたが、顔隠しさんと言えば! 全米一であるシルヴィア・ゴールドバーク氏を下したさいにプロポーズをされたことでも有名ですよね。
顔隠し「ちょっ、それまだ引っ張るんですか? やめてくださいよ」
───おそらく一生ネタにされ続けますよ。諦めたほうがいいと思いますwww さて、SNSでもよく騒がれている顔隠しさんの愛妻家っぷり。そんな奥様とのなれそめをお聞かせください。
顔隠し「彼女とは高校生のときに知り合いました」
───ほう、学生時代からですか。
顔隠し「いやぁ、彼女が言うに中学も一緒だったそうなんですけど、なにぶんその頃からゲームに目がなくて。彼女の事をほぼ認識してなかったんですよね」
───さすがですね。
顔隠し「彼女と知り合ったのも、とあるゲームがきっかけです」
───タイトルはなんですか?
顔隠し「めちゃくちゃ有名ですよ。『シャングリラ・フロンティア』です」
───あぁ、あの!
顔隠し「wwwはい。あれです。俺は彼女の後に始めたんですけど、彼女けっこうやりこんでる人で。彼女、ぽんこつな所もありますが大体何でもできるんですよね。たとえばゲームでも。最初に会ったときに、このハイレベルプレイヤー、名前だけでも覚えておこうって思いましたもん」
───その時顔隠しさんはそのプレイヤーを奥様だと知らなかったんですか?
顔隠し「はい。そのあとリアルでも毎日話すくらい仲良くなったのですが、その間も俺は二ヶ月くらい彼女だと気づきませんでした。彼女は元々別の知り合いから聞かされていて、俺だとわかってたらしいですね」
───なるほど。
顔隠し「そこからリアルでもゲームの話をするようになり、うん、まあ恋愛的なあれそれがあって今に至ります」
───めちゃくちゃ略しましたね!?
顔隠し「自分の恋愛事は語るもんじゃねぇな……と思ったので。あと単純に恥ずかしい」
(ここで追及しようとしましたがのらりくらりとかわされたため、次の話題へ)
───では、奥様は『プロゲーマー』という仕事をどう思われているんですか?
顔隠し「応援してくれてますし、支えてくれています。彼女がいなかったら勝てなかった試合はいくつもあります。あとはゲームができるから練習相手にもなってくれますね」
───ほほう。練習相手ですか。
顔隠し「はい。試合前には彼女とよく戦ってます。これは大きい声では言えないのですが、実は結構負けますね……」
───えぇ! 顔隠しさんがですか!? ちなみにどのくらいの割合で?
顔隠し「6:4でギリギリ勝ってます。プロゲーマーとして、そして夫としての意地を見せるのに必死ですよ」
───奥様はプロゲーマーだったりするのですか?
顔隠し「いえアマチュアです」
───はぁー、凄いですね。この話を聞いた事務所の方が奥様をスカウトしたりするんじゃないでしょうか。
顔隠し「ええ? まあもしそうなってもこの世界に来るかどうかは彼女の意思ですから」
───なるほど。では、顔隠しさんは奥様についてどう思っているのでしょうか。
顔隠し「可愛い人だなぁと思ってます。いつまでも反応が初々しくて、ついからかっちゃいますね。彼女は大体なんでも完璧にできる凄い人なんですが、時々のぞかせるぽんこつな所も魅力の一つです。挙動が不審になるのも可愛いんですよ」
───はい、ノロケいただきましたー! ありがとうございます。
(後略)
前略部分のワンシーン
───あの魚臣慧さんに勝率三割って本当なんですか?
顔隠し「いやまあ総計したらそんくらいだと思いますが、初見だったらもっと勝ってます。あいつああ見えて研究型なので情報がないうちは結構勝てますよ。俺、魚臣に初めて会った時15連勝してますからね」
───マジですか
顔隠し「マジです」
(魚臣慧さんに確認を取ったところ「確かに一番最初はそうですが、その後僕が20連勝してやりました。情報は正確に、と顔隠しに伝えておいて下さい」と訂正が入る)
───その15連勝したゲーム名は……
顔隠し「あー、プライベートな問題もあるのでノーコメントで。一応、ジャンルは格ゲーです」
(同様に魚臣慧さんに聞いたところ「ジャンルは格ゲーですね」とのこと)