灰の岩礁の序作品 作:なもなきなにか
・このお話は作者の自分勝手なものであり、キャラ崩壊なども勿論あるフリーダムなものです。(一人称不定等)
・どうなっても知りませんが、
それでも読みたい方だけお進みください。
・他作品ネタやシナリオなど多数出てくる予定(読者様の提案なども受けます)
・戦闘描写なども気分次第ですので
ご注意を(スペカ使ったり剣技だったり
銃撃戦だったりします)
それでもいいって人は
ゆっくりしていってね!
私は『平方 春真《ヒラカタ ハルマ》』先日、少将階級をいただき、この笹芽《ささめ》鎮守府に着任した。
今ここにいる理由を説明するには二・三日遡る事になる。
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その時、私は海軍学校の生徒だった。
成績は良く、学科テストでは毎回十位以内、指揮の実技テストでは、毎回上位三位はあたりまえだった。
その日はいつもより空が晴々としていたと思う。早朝、私は校長室に呼ばれた。······呼ばれるような事をしてしまっていたのだろうか?
それに、普段なら必ずと言っていいほどに誰かいるのだが、今日は誰一人として見かけない······
そんなことを考えていると、目的の校長室前に着いた。
そして、扉をコンコンと優しめにノックした。
春真「平方 春真、参りました」
校長「時間通りですね。入室を許可します」
春真「失礼します」
扉を開け、入室する。普段なら校長先生と妙高さんが居るだけだが、今日は妙高さんがいない。その代わりに珍しい人物がソファに腰掛けていた。
??「ふむ······君が件の春真君か」
春真「!? ······『虎坂 李白《コサカ リハク》』元帥殿!? 何故ここに貴方が?」トッサニケイレイ
元帥「なに、そう気を張らないでほしい。私も堅苦しいのは苦手なのでね」
春真「そう······ですか。ならそうさせて貰います。」キヲツケ
元帥「立っていては疲れるだろう。まぁ座ってくれ」
春真「失礼します」
私は元帥に従って向かいのソファへと着席した。
元帥「······まず一つ疑問に思っているだろうから、私がここに居る理由を説明させてもらおう。
その理由というのが先日完成した鎮守府のことで、そこをを任せられそうな若者を探していたのだ」
校長「そこで少し前に私が偶然あなたの事を話していたようで、興味を持った元帥が直々に見極めに来たと言う事よ」
元帥「戦術面は充分だと聞いたのでね。いくつか質問させて貰おうと思ったのだ 肩の力を抜いて、変に騙らず本来の君自身として答えてくれ。親と話す時くらいまで力を抜いてもらって構わない。
いや、むしろそれくらいまで抜いてくれ。その方が私も楽だからな」
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元帥「ふむ、軍人としての知識などは問題なさそうだな、では最後に『艦娘』とは何か。また、どう思っているのか教えてくれ」
春真「はい、『艦娘』とは主に大戦中の
艦船の霊が少女の形となって現れたものであり、一人一人の性格が少し違っています。
その理由に大戦中の乗組員の魂が少なからず混ざっていると考えられているからであり、また、『艦娘』は『人間』ではなく『兵器』として扱うべきである。
なぜなら、いくら沈もうと、また建造によって手に入るから情をかける事で後の指揮に支障が出るからであり、勝利するには冷徹である必要があるため、『兵器』として扱うべきと言われている
つまり『艦娘』とは『兵器』である」
元帥「そうか············」
春真「という考えは未だに残ってはいますし、教本にもそうありましたけれども、この学校でみんなと接しているうちに私個人の考えが生まれ、『艦娘』は『人間』でも『兵器』でもなく、『艦娘』という新しいカテゴリとするべきだと思います。
理由として、『兵器』としては優しく、逆に『人間』としては強すぎる。それに、『兵器』とすると、使い捨てたり悪事に利用する輩も出てくるだろうし、彼女達は皆、容姿端麗と言われているから、自らの欲望の捌け口として考える屑もいるだろうし、『人間』とすると世間が騒ぐと考えられるうえ自由過ぎます。
なので、『艦娘』という新しいカテゴリにする事で、動きを多少なりとも制限できるし、ただの『兵器』と考える屑も減らせるでしょう。
それに、彼女達が反旗を翻さないとも限りませんから結論として、彼女達との信頼関係を作るのが大事だと考えます」
元帥「······ふむ。ものすごい熱意だな」
春真「!! 申し訳ございません。私の様な未熟者がベラベラと」
元帥「いや! むしろ今くらいの熱意があってくれなければ困る」
元帥がそう言ったとき、どこからともなく声が聞こえてきた。
??『そろそろ時間だぞ。白虎』
元帥「おっと、危ない。他の候補者たちの面接をしなければならないことを忘れていたな······ではな春真君、今日の放課後辺りに結果を伝えよう」
??『合格だったら飛び級卒業だとよ! 楽しみに待ってな』
そうして謎の声は途切れ、元帥は立ち上がり退室していった。
校長「······割と好印象で残ったようですね。よかった······」
春真「それでは、これで······失礼しました」ケイレイ
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ー放課後。講堂にてー
校長「2ーB 平方 春真 貴殿を元帥の命により特例として我が校の過程を修了したものとして、階級の進呈を行う」
ということでこの通り、私は元帥殿から合格を貰えたようで、現在卒業式のようなことを行っている。
元帥「私が直接、君の階級を贈ることとさせて貰う」
校長「壇上へ」
春真「はっ!!」
壇上に登り、元帥殿と目を合わせる。
元帥殿は先程の校長室でのオーラとは全く違う。威厳のある強いオーラに変わっていた。
元帥「平方 春真 君に三等少将の階級を与えると共に、新たに建築された笹芽鎮守府への着任を命ずる。初期艦は明日のヒトハチマルマル(18:00)に大本営に出頭した際に選んで貰う形とする」
春真「はっ!!謹んでお受け致します」
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卒業式が終わり、着任のための荷物整理をしてから眠った。
そして、翌日である現在。再び荷物の確認を行っている。
春真「荷物はまとめ終わってる。確認も合計五回した。流石にもう忘れ物とかは大丈夫だろうからあとは大本営に向かうだけだな」
そうして、大本営に向かうまでの暇を持て余していると、「コンコン」と扉をノックする音が聞こえた。
??「ハル君、今大丈夫ですか?」
春真「(この声は······)羽黒か?荷物の確認が終わったところだが、どうしたんだ?」
と聞くと、ヒョコっと扉の隙間から顔を出して
羽黒「お別れの前に少しお話したいと思って······だめかな?」
と言ってきた。
もちろん反則級の可愛さである。
春真「いや大丈夫。荷物もまとめ終わってヒトヨンサンマル(14:30)の出発まで何をするか悩んでいたから、むしろ助かるよ」
それから、羽黒と一緒に校内の色々な所を回り歩きながら今までの思い出話をしていた。
羽黒「······それじゃあ、残すは講堂だけだね。そういえば大本営まではどうやって行く予定なの?良ければ教えて貰っていいかな?」
このとき、僕の顔を下から覗き込むように見つめてきたのでつい恥ずかしくなり目を逸らしてしまったのはしょうがない事だろう
春真「まずはバスで駅に向かい新幹線に乗って行く、それから向こうの駅前からはタクシーで······の予定だ」
羽黒「間に合うの?」
春真「ああ、予定では30分前程度には着けるはずだ。
それに、最悪予定が全て狂うか、襲撃されるかしない限りは大丈夫だ確実に30分前には着ける」
羽黒「そっか······じゃあ大丈夫だね!」
春真「もうすぐ講堂に着くな······
(講堂の電気が点いてる?今日は臨時の
休日のはず······講堂は集会や授業以外での使用は禁止されている。となると······不審者か!?)」
羽黒「行こっ!」
春真「まてはぐr」
僕の静止が聞こえなかったのか無視したのかは知らないが、羽黒は講堂の扉を開けた。
それと同時にこちらに振り向いて
羽黒「せーの」
「ハル君(春真/君)卒業おめでとう!!」
)あとがき的なとこ(
提督の階級は少、中、大将と元帥だけです。理由として、昔提督やってたのは将官だけって聞いた記憶からです。三段階ずつ合計十段階の設定です。
因みに終点とかは考えてないので作者が飽きたら止まります。
お楽しみに