灰の岩礁の序作品   作:なもなきなにか

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ーWARNINGー

・このお話は作者の自分勝手なものであり、キャラ崩壊なども勿論あるフリーダムなものです。(一人称不定等)

・どうなっても知りませんが、
それでも読みたい方だけお進みください。

・他作品ネタやシナリオなど多数出てくる予定(読者様の提案なども受けます)

・戦闘描写なども気分次第ですので
ご注意を(スペカ使ったり剣技だったり
銃撃戦だったりします)

それでもいいって人は

ゆっくりしていってね!




六話

春真「ハァ······やっと······着いた······」

 

 道中に色々なことがあったが、なんとか大本営まで来ることができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕は母校から出た後バスで最寄り駅、最寄り駅から近くの新幹線の出る駅まで移動し、そこから大本営の最寄り駅、そして大本営と移動するつもりだったが、最寄り駅から新幹線の駅までの間に襲撃され、電車がやられた。

 そのせいで、二時間遅れで済めば万々歳の距離から歩くことになってしまっていたのだが、運良く遠征帰りの艦隊に拾ってもらえたので元々の到着予定時間の17:30より30分早く着く事ができた。

 

春真「いくら早く着いたとはいえ、勝手に歩き回るのは駄目だよな」

 

 どうやって元帥の部屋に向かうか悩んでいると、先程拾って連れてきてくれた艦隊にいた駆逐艦と憲兵が話をしていた

 

 

 

憲兵「······あいつならまだ任務に出たまま帰ってきてないはずだぞ?」

 

駆逐「そう······じゃあ帰ってきたら教えて。近くで釣りしてるから。あと、お疲れ様」

 

憲兵「解った。あいつが帰ってきたら伝えるだけ伝えとくよ。そっちもお疲れさん」

 

駆逐「ありがと。それじゃあまた後で······本当に、ひと声かけてから出ていきなさいよ···あのクソ兄貴は······」ブツブツ

 

 そう言って駆逐艦はどこかヘ歩いて行った······会話の内容的に釣りに行ったのだろう。

 僕は、憲兵に道を尋ねようと思い声を掛けた。

 

春真「あの······少しお時間頂いてもよろしいでしょうか?」

 

憲兵「ん? 俺か?」

 

春真「はい。元帥閣下の部屋への行き方が分からなくて······教えてもらえませんか?」

 

憲兵「いいよ。俺も白虎······元帥に用があるからついて来てくr······あっ······申し訳ありません少将殿! 先程の無礼をお許し下さい!!」ズザァァ

 

 瞬間。ものすごくキレイな土下座をされた。

 

春真「ほぇ? ······あぁえっと私は先日階級を頂いたばかりなので······だからあの〜······お気になさらないでください」

 

憲兵「いいのですか?」

 

 憲兵はガバァッと勢いよく顔を上げた。正直な話だいぶ怖い

 

春真「うわぁっ······はい······私は大本営に来たのが初めてですし、まだ学校を出たばかりの新人ですからむしろ普通に喋ってもらえた方が助かります」

 

憲兵「そう······ですか······それならばそうさせてもらうよ」

 

 そういって彼は立ち上がり、「元帥の部屋はこっちだ」と歩き出した。

 

 

 

 

 

 

憲兵「その刀、なかなかに良いやつなんじゃないか?」

 

春真「そうですか? よくわかんないですけど、私としては憲兵さんの刀の方がカッコいいと思います······キレイな黒ですし」

 

憲兵「そういうことじゃないんだが······取り敢えず、こいつは友人から貰ったもので、確か『龍刀 黒鉄(クロガネ)』って銘だった筈だ」

 

春真「黒鉄······なんかカッコいいですね!」

 

憲兵「少将殿のはなんて銘なんだ?」

 

春真「えっ? えーとたしか······『鉄刀 紅牙』だったかな?」

 

憲兵「ふーん······紅牙か·········いい銘だな······っとあそこが元帥の部屋だ」

 

 彼が指をさした時に白髪の男?とすれ違い、僕と憲兵が来た道を逆に進んでいった。

 大本営で見かけた人たちの中で一番異様な雰囲気を醸していたが、憲兵さんが何も言わないなら大丈夫なのだろう。

 

 元帥の部屋の扉の前に立ち、憲兵は三回ノックの後

 

憲兵「『クロバネ イオリ』入るぞ」

 

 憲兵は扉の前で待っていたのだが、返答がなかった。返答がないまま30秒が経った時、彼から「凸るか」と聞こえた。

 瞬間、扉を開けて彼が部屋に入っていき、それに追従する······同時に彼が元帥に平手打ちをしていた·····それもパァァンと音が響くレベルで

 

元帥「コクウよ······起こすならもっと優しく頼む······痛いから」

 

 ······三等少将に対してのタメ口で土下座してたのにトップの元帥に平手打ちって······それに、元帥も全く気にしていない風だし、特に問題ないのだろう。

 

元帥「そんで?······何の用なんだ?」

 

憲兵「入り口見りゃわかる」

 

 元帥と目が合い、咄嗟に敬礼をした。

 

元帥「平方少将か?だとしたら······一時間程早くはないか?」

 

春真「申し訳ありません。母校からこちらに向かう途中、深海棲艦の襲撃に遭ってしまい、電車がやられました。

 ですが、通りがかった遠征艦隊の方々に連れてきて頂いたお陰で予定より早く到着できましたので、そちらの憲兵殿の案内のもと、挨拶に参りました!」

 

元帥「ふむ······大変だったのはわかった! だが此方も準備がまだ完全ではないからな。館内放送で呼ぶまでは館内を自由に動き回っていてくれて構わない。一時間程ではあるがな」

 

春真「わかりました」

 

元帥「それと、案内役としてこの憲兵(バカ)を付けよう」

 

春真「ありがとうございます。それじゃあ少しの間ですが、よろしく頼みます! 憲兵さん」

 

元帥「さっきから聞いていると『憲兵さん』と呼んでいる辺り、自己紹介されていないんだろう?」

 

憲兵「あー······そういえばしてないな······じゃあ自己紹介ってことで俺は、『黒羽 伊織《クロバネ イオリ》』だ。コクウで呼んでくれ······これでも見た目通り憲兵だ」

 

 コクウから差し出された手をガッチリと握り硬い握手を交わした。

 

春真「改めてよろしく頼むよ。コクウ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、食堂や工廠、演習場を見て回ったのだが、食堂ではコクウが駆逐艦の娘におやつをねだられていたり、海防艦? の娘にぺしぺし叩かれていたりしたが「後でな〜」とか「仕事中だ」とかって言ってあしらっていた。

 工廠では、深海棲艦が『普通に』艦娘のものだと思われる艤装をいじっていたり『仔犬が』艤装に触っていたりして驚いたが、コクウが言うには大丈夫らしい。

 演習場でも、コクウが駆逐艦の娘にじゃれつかれていたが、ここでも「仕事中だ」とあしらっていた······小さい娘に好かれているのだろう。他にも、酒瓶を持った軽空母の人に「今夜一杯どうだい?」と誘われ「仕事が終わってから! な?」と言ってたけれども······まぁそんな感じで時間を潰していた。

 

 大体、大本営を一周した辺りで何をしようか悩んでいた時

 

??「ただいま。コクウ」

 

コクウ「おう。お帰り! 釣果はどんなもんだった?」

 

 先程の駆逐艦がコクウ話しかけてきた

 

駆逐「釣果は一匹よ。最初に釣れたやつだけ。アタリは何度かあったけど、最初の以外食べられないサイズ」

 

コクウ「ほほ〜う······お前が一匹だけしか釣れないなんてのはだいぶ珍しいんじゃねぇか?」

 

駆逐「ホントに最悪よ! あと今日の唯一の釣果は夕飯になるわ。もう調理が始まってるから、早めに食堂に行って食べることをオススメするわ」

 

コクウ「そうか! ん〜まぁ少し早いが飯にしよう······春真少将もそれでいいか?」

 

春真「そうだね。まだ時間に余裕があるし、そうしよう」

 

駆逐「私は姉妹艦呼んできて食べるから。じゃあね」

 

コクウ「そうだ、行く前に一つ」

 

駆逐「なによ」

 

コクウ「あいつはそろそろ帰ってくるぞ〜俺の勘ではあるがな」

 

駆逐「······あっそ」

 

 そう言って彼女は離れて行った。

 ······心無しか頬が上がっていた気もするが······気のせいだろう

 

コクウ「そんじゃ食べに行きましょうか〜少将殿」

 

春真「分かった。でも少将呼びはむず痒くて······やめて欲しいかな」

 

コクウ「んー、まぁそうなんだが、一応他の奴らからの目もあるときはこっちのがいいと思ってな」

 

春真「そういうことか·····了解。じゃあ行こうか」

 

コクウ「だな······あ、ちなみに、あいつが釣ってきたやつで作った料理は基本無料だ」

 

春真「何故なんだ?」

 

コクウ「あいつの頼みと料理人の優しさだな! 言ってしまえば······だが」

 

春真「大丈夫なのか?それ」

 

コクウ「まぁ白虎もそれで食ってる時あるし〜?良いんじゃ〜ん?」ファァ

 

 そんな会話をしながら僕達は食堂の扉に手をかけた。

 

 

 

 




)あとがき的なとこ(

ストーリーの展開が遅いのでここまで読んでくれている方々は少ないと思いますが…

気長にお待ちください。
次回、新キャラ多め


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