ブラック・ブレット『漆黒の剣』   作:炎狼

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第二十八話

 ニュースを見終えた凛は摩那を連れて実家へと足を運んだ。ニュースの内容からして『呪われた子供たち』を擁護している実家は『呪われた子供たち』を迫害している人々にとっては恰好の的ではないかと考えたからだ。

 

 幸いと言うべきかまだ実家には反『子供たち』の人々は見られなかった。しかし、やがて多くの人々やってくるだろう。

 

 硬く閉ざされた門を凛が軽く叩くと、くぐり戸の方から珠のものでも時江のほうでもない舌足らずな声が聞こえた。

 

「どちらさまですか?」

 

「凛だよ。開けてくれるかい? 初音ちゃん」

 

 するとくぐり戸の錠が開く音がして凛と摩那はくぐり戸からなかにはいる。

 

 門の前には青みがかった黒髪をボブカットにしている少女が笑顔でおり、凛と摩那の元に駆け寄ってきた。

 

「おかえり、凛兄ちゃんに摩那」

 

「うん。初音ちゃん、ちょっと母さん達のところまで連れて行ってくれるかな?」

 

「はい」

 

 初音は小さく頷くとくぐり戸と門の戸締りを確認した後、凛達を連れて教室になっている道場へ向かった。

 

 道場に着くと、初音は凛達に軽く一礼した後トコトコと自分の席に着いた。

 

 道場内ではいつものように珠が子供たちに授業をしていたが、今朝のニュースがあったからか表情は晴れない。

 

 珠は凛に気がつくとアイコンタクトで道場の隅を見る。そこには難しげな表情ををした時江が小型のモニタをじっと見据えていた。

 

「ばあちゃん」

 

「ん、おう凛に摩那。いい所に来てくれたね。朝のニュースは聞いたね?」

 

 凛と摩那はそれに静かに頷くと、時江と向かい合うように座り込むと神妙な面持ちのまま話を始めた。

 

「やれやれまずい事になったもんだ」

 

「そうだけど、家は何か対策はある?」

 

「確か監視カメラは門と塀の外に結構な数ついてたよね?」

 

「ああ。外を監視する分にゃ問題はない。ただ面倒なのは爆弾を投げ込まれることでねぇ……アタシがもうちょい若けりゃあ同時に十個ぐらいだったら防げたんだがねぇ。いまじゃあ五個が限界だ」

 

 時江は大きくため息をついて自分の拳を握り締める。

 

 彼女が言う爆弾というのはただの爆弾ではなく、爆弾の中に呪われた子供たちに対しての殺傷力を上げるため、バラニウムの破片などが仕込まれた特殊な爆弾のことだ。

 

 以前ここにも数本の爆弾が投げ込まれたが、時江がその全てを蹴り返したり、投げ返したりしたことで負傷した子供たちはいなかったが、その時は放られた爆弾の数が少ないと言うことから何とかなったものの、今回はそれを越えてくる可能性があるのだ。

 

 凛も出来ればここに残って爆弾を防ぎたい気分であったが、来たる戦争に向けての準備もあるのでいつまでもここにいるわけにはいかなかった。

 

「どうするかねぇ……」

 

 顎に指を当てて考え込む時江だが、生憎と凛にもこればかりはどうしようもない。

 

 三人がそれに考え込んでいると凛のスマホが鳴動し、凛はそれを取り出す。画面を見ると『司馬未織』とあった。

 

『もしもし凛さん? 未織やー。今実家おるんやろ?』

 

「そうだけど……ごめん今日の訓練は少し遅れ――」

 

『ちゃうちゃう、電話したんは訓練のことやのうて凛さんの実家のことや。あと数分でそっちつくからちょっと待っててやー』

 

 未織は一方的に連絡を切る。凛がそれに首をかしげていると時江が問うた。

 

「誰だい?」

 

「未織ちゃん。今から来るって言ってたけど……なんだろ」

 

 疑問が凛の胸を渦巻く中、数分後黒塗りの高級車に乗った未織が屈強な男達と共に現れた。

 

「やっほー凛さん。昨日ぶりやなぁ、あと時江さんに珠さんお久しぶりやー」

 

「ええそうね未織ちゃん。ところで、今日はどうしたの?」

 

 未織の言葉に珠が首をかしげると、未織は小さく笑みを零してこちらの様子を観察している子供達をちらりと見ながら告げた。

 

「今日の朝のニュースでいろいろとウチも考えたんよ。多分凛さんの家が狙われてしまうんやないかなーってな? せやからウチなりに策をこうじて見たんよ」

 

 未織が言うと黒服の男達が一歩前に出た。

 

「まさか……」

 

「うん、そのまさかや。今日から凛さんの実家にウチの警備隊の何人かを配備する。なぁに安心してええで、ウチの人選はバッチリやからこの人らはあの子たちみたいな存在に嫌悪感は持ってへんよ」

 

 クスクスと笑いながらいう彼女に呼応するように男達も僅かに笑みを浮かべた。すると時江はそれに肩を竦めると未織に問うた。

 

「だけどただってわけじゃあないんだろう?」

 

「……ご名答や時江さん。実は凛さんの刀のことやねんけど、実は設計はもう出来取るんよ。ただ、バラニウムと合成するための金属がまだ出来てへんのよ。せやからまだ時間かかるってことでな。こっちも刀造るだけのお金はもらっとることやし、今回はお詫びってことで警備隊を配属しよう思ってな」

 

「未織ちゃん……ありがとう」

 

 未織の計らいに凛が頭を下げると、摩那も一緒に頭を下げた。未織はそれにかぶりを振ると周りにいる男たちに告げた。

 

「ほんなら皆それぞれ配置についてくれるか? 暑いからこまめに水分補給して警備してな?」

 

 その言葉に男達は敬礼をするとそれぞれ銃を担いで塀の外へと警備をしに行った。

 

「まぁこれで殆どの連中はちかづかへんやろ」

 

「わるいね、嬢ちゃん」

 

 時江もまた未織に頭を下げるが、未織は気恥ずかしそうに頭をかく。

 

「なんや皆に頭下げられるとちょい恥ずかしいなぁ……」

 

 それに凛達は笑みを浮かべるが、同時にほっと胸を撫で下ろしてもいた。

 

 ……なんとかこれで家は守られるかな、あとは僕達が東京を守らないと。

 

 決意を新たにしていると、またしても凛のスマホが震えた。

 

「はい?」

 

『凛さん! ちょっと頼まれてくれるか!?』

 

 電話の相手は蓮太郎だった、かなり焦っているようだ。

 

「どうしたんだい、そんなに焦って。朝のニュースのこと?」

 

『ああそうだ! それで凛さん……いや、凛さんの実家のほうに頼みがあるんだ! 時江さんいるか!?』

 

「うん、いるけど。代わろうか?」

 

 凛が言うと蓮太郎は「頼む」とだけ答え、凛はスマホを時江に渡す。

 

「ん、どうかしたかい蓮太郎くん」

 

 時江が聞くと蓮太郎が話し始めた。時江はそれにただ頷くだけだったが、数分後「わかった、連れて来い」とだけ言うと通話を切った。

 

「どうしたの?」

 

「少しばかり子供達が増えそうだ。蓮太郎君が言うには外周区でうちと同じように勉強を教えていた子供達がいたらしいんだが、どうやらその子達が襲われるのを懸念してこちらで預かって欲しいみたいだよ。まぁうちに拒む理由なんてないから受け入れたが移動のことも考えて今日の夜来ることになったって話さ」

 

 時江はスマホを凛に投げ返すと珠に告げる。

 

「少しばかり忙しくなるがそれでもいいかい?」

 

「もちろんです! 子供達が増えるのは嬉しいですからね」

 

 珠が笑顔を浮かべて答えたのを小さく笑って返した時江は子供達に事情を説明するためにその場を後にした。

 

 すると未織もまた時間を確認して凛に告げた。

 

「ほんならウチもそろそろ帰るな。刀は全力で作っとるから心配せんでええからね」

 

 軽くウインクをした未織は車に乗り込み、断風家を後にした。それを見送った凛もまた摩那と共に実家を後にしようとするが、それを珠が呼び止める。

 

「凛」

 

「なに? 母さん」

 

「……ガストレア達を倒して、生きて帰って来るんだよ」

 

 珠の目じりにはわずかばかり涙がたまっており、凛のことを心配しているのだと言うことが容易に理解できた。

 

 凛はそれに無言で頷き、珠に笑顔を見せた。

 

「だいじょーぶだよタマ先生! 凛と私は絶対に負けないから!」

 

 彼の手を握る摩那はブイサインを作りながら快活な笑顔を見せた。それを見た珠は目じりにたまった涙を拭って静かに頷いた。

 

 それを確認した凛達は実家を後にした。

 

 

 

 

 凛と摩那の姿が見えなくなるまで珠は心配そうな面持ちのまま彼らを見つめていた。

 

「……どうか、あの子達を守ってください……御爺様、剣星さん……!」

 

 今は亡き義父と夫の名を呼んだ彼女は手を合わせて凛達の無事を祈った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕刻、摩那を司馬重工でトレーニングをしている杏夏達に預けた凛は勾田大学病院の地下室を訪れていた。

 

「急に呼びだしてすまないな凛くん」

 

「いえ、それで用件と言うのは?」

 

 菫から出されたビーカーに入ったコーヒーを受け取った凛は適当な椅子に腰掛けて彼女に問う。

 

 彼女はそれに頷くと先ほどまでの薄い笑みをなくして凛の方を真っ直ぐ見据えて問うた。

 

「凛くん……いやこの場合は『刀神(エスパーダ)』と言ったほうがいいか。君は、この映像を見たことがあるだろう?」

 

 菫はそういうとPCを操作して一つの映像ファイルを再生した。凛もまたそれをじっくりと凝視する。

 

 映像は最初ノイズがひどかったがやがて鮮明になった画面に手術台のようなものに寝かされた状態の化物がいた。

 

 異常なほど膨れ上がった眼球は真っ赤に染まっており、太ももからは三本の足が伸び、左右対称なところなど殆どない醜いものだ。

 

 しかし、唯一わかるのはそれが男性のような体つきではなく、女性的だったもののため女性だろうと言うことだった。

 

 恐らく人間の女性だったであろう化物は真っ赤な眼光を撮影者に向けており、開きっぱなしになった口からは止め処なく唾液が垂れ流しになっており、手術台にしみを残していた。

 

 常人であれば目を背けたくなるような異形の存在だが、凛は全く動じる事はなくその映像を見つめいていた。

 

「アクセス権限レベル十のファイルなのによく入手できましたね」

 

「まぁ政府職員がマシンの操作を誤ってアップロードしたものでね。すぐさま削除されたがキャッシュが残っていたため私が復元したんだよ。……それで、これを知っていると言う事は見たことがあるんだな?」

 

「えぇ。このファイルの名前は『アルディ・ファイル』。確かそろそろ右下あたりに『Devil Virus』って文字が表示されるはずですけど……あ、出ましたね」

 

 凛の言ったとおり映像の右下に『Devil Virus』と言う文字が表示された。しかし、それとほぼ同時に映像がぷっつりと切れてしまった。どうやらここまでのようだ。

 

「なぁ刀神(エスパーダ)これは蓮太郎くんが言っていたことだが、なぜあれは『Devil Virus』なんて名前なんだろうな。あの化物の状態からしてあれはガストレアウイルスで違いはないだろう。なのになぜ我々はアレをガストレアウイルスと呼んでいるんだろうね。元から付いている『Devil Virus』と言う名前でいいだろうに」

 

 菫は凛を試すような声で聞くが、彼はクッと小さく笑みを零して彼女に言い放った。

 

「さぁ? 何ででしょうね」

 

 ガシャン! という耳障りな音を立てて菫が椅子から転げ落ちた。数秒後、彼女は落ちたところを摩りながら椅子に座りなおすと軽く咳払いをしたあと目頭を揉みながら凛に問うた。

 

「……一応聞くが、本当にどういうことか知らないのか?」

 

「はい。残念なことにあの頃の僕は強くなるために必死でしたから。この映像だって聖天子様に見せられただけですし。さすがにどうしてアレが『Devil Virus』なんて呼ばれているかまではわかりません」

 

 あっけからんとした様子で肩を竦めた凛は菫に軽く頭を下げた。それに対し、菫はやれやれと言った様子で首を振るとパソコンの電源を落とした。

 

「まぁ君が知らないと言うのであればそうなのだろうさ。だがさすがと言うかなんと言うか、あそこまで衝撃的な映像で動じないというのも蓮太郎くんとの大きな差だね」

 

「彼もこれを見たんですか?」

 

「ああ。危うく吐きそうになっていたがね。あんなものを見れば仕方ないとは思うが」

 

 コーヒーを一口すすった菫は椅子でくるりと回ると今度は凛のほうをじっくりと見つめて問う。

 

「まぁ用件はこれと後一つ。こちらはどちらかと言うと君の心理的な話になるが……いいかな?」

 

「どうぞ」

 

「うんありがとう。……凛くん、君は『大の虫を生かして小の虫を殺す』と言う言葉を知っているかい? または『小の虫を殺して大の虫を生かす』とかだ」

 

「……ええ、知っていますよ」

 

 凛は菫がこれから言わんとしている事が大体予想できたのか静かに頷いた。すると菫はそれに答えるように頷く。

 

「これは極端な話だが、例えば地球上からガストレアを一掃出来る代わりに呪われた子供たち全員を生贄にするということが起きたら……君はどうする?」

 

「彼女達を守ります」

 

 即答だった。

 

 その言葉に一切の迷いはなく、また一遍の揺らぎも感じられない。

 

「さっきの質問はそういうことだったわけですね。さながら小の虫と言うのは彼女達で、大の虫と言うのは普通の人間達でしょうか」

 

「……あぁそうだ。凛くん、君の考え方は破綻しているよ。いいか? 人は『正義の味方』なんて物にはなれない。同時に『誰もが幸福な世界』なんてのは御伽噺だ。世界には幸福な者と不幸な者がいる、それはガストレアが世界を闊歩する前からあったことだ。

 金持ちの御曹司に生まれ一生裕福に暮らす者。禄でもない親元に生まれ一生を薄汚れた貧民街で過ごす者。今だってそうだろう、彼女達は外周区に追いやられて我々普通の人間はよりエリアの内側で暮らしている。

 格差なんてものは人間がいる限り埋めることができないんだよ。弱いから淘汰され、強いから生きるなんてものは大昔からあったことだ」

 

 菫はまくし立てるように語っていく。

 

「君のやり方は全てを救おうとしている。彼女達もそうだがエリア内にいる人間すらも。もし先ほど言ったようにどちらかの命を天秤にかけなければいけない日がやって来たとき、君が彼女達を守る側に付いていたら、君はきっと地獄を味わうことになるぞ。この世の人間全てから悪意を向けられ、最終的には君もろとも彼女達が殺されるなんて時がやってくるよ。

 君が目指しているのはただの幻想だ。幻想は幻想でしかない、そんなものを現実に出来るのなんて神か悪魔ぐらいさ。

 もう一度言うぞ凛くん。君の考えは破綻しているし、君は正義の味方にはなれない。これは蓮太郎くんにも言ったことだが、私はね君たちのような綺麗事を平気でほざく奴が大嫌いなんだよ。『がんばれば何とかできる』『皆で力を合わせる』……反吐が出るよ」

 

 菫の声は僅かながら震えていた。

 

 彼女もそれだけこの世界の現実を見てきたのだ。今、凛に向けられているのはその経験からいえる言葉なのだ。

 

「答えろ、断風凛。君は何になるつもりだ? もし今言ったような正義の味方なんてものを目指しているなら即刻民警をやめてただの慈善活動家にでもなって二度とここに顔を出さないでくれ」

 

 試すような眼差しで凛を真っ直ぐと見据えた彼女に対し、凛は静かに言い放った。

 

「僕は正義の味方になるつもりはありません。ただ、彼女達を守れればそれでいいです。それに、彼女達を救う事は案外簡単ですよ。世界中のガストレアを全部殺せばいいだけの話じゃないですか。実にシンプルだ。

 それに、その後の世界のことだって菫先生みたいな天才さんがいつかガストレアウイルスを中和できるような薬を作ってくれれば万事解決です」

 

 凛は至って柔和な笑みを浮かべると菫に向かって首をかしげた。

 

 対し、菫は口を半開きにさせたまま固まっていた。しかし、すぐに肩を竦めるとクスッと小さく笑った。

 

「まったく簡単に言ってくれる……。確かにガストレアの掃討なら君や第一位がやれば何とかなるだろうな。しかしガストレアウイルスを中和するワクチンだと? まったく無理難題を言ってくれるね。まぁでも、君のそういう無理やり何かを押し通すようなところは嫌いじゃないよ」

 

 先ほどとは打って変って優しげに微笑む菫に凛もまた微笑みかけるが、そこで菫のスマホがなった。

 

「うん? もしもし……あぁ零子か、何? わかったちょっと待て。凛くんテレビをつけてくれるか?」

 

 菫は凛の近場にあるテレビのリモコンを指差す。凛はリモコンを取ってテレビをつけるとすぐさま現状が把握できた。

 

 画面の中では明日の夕刻から行くことになっている三十二号モノリスが映し出されていた。しかし、明らかにモノリス他のモノリスとはまったく別の装いを見せていた。

 

 白化していたのだ。

 

 すでに隠し切れないほど大きくなった白き毒ともいえるものは視認できるまでモノリスを蝕んでいた。

 

「始まりましたね」

 

「……ああ。そうだな」

 

 零子から凡その事は聞いていたのか菫も硬直したり慌てたりする事はなく、冷静にテレビ画面を見ていた。

 

 画面の中では空撮と思われる録画映像が流れはじめ、モノリスの向こう側にいるガストレアの大群を写しだしていた。

 

 天に向かって咆哮するガストレアたちはこれからたくさんの人間を食えることに興奮している様にも見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モノリス倒壊まであと四日。




はい、今回は実家が何とか救われましたね。
司馬重工ってやっぱり便利……w

凛の考え方は本当に破綻しています。
おそらくどこかの魔術師殺しが聞いたら「綺麗事だ」と言われるか、ガン無視されるでしょうね。
因みに何話だったかで凛がブチギレてますがあれは『呪われた子供たち』に対して非道な行いをしていた人物に対して怒っていたので、それ以外にはあまり怒ってません。
普通にエリアに住む人々を守ろうとする気持ちはありますからw
綺麗事だというのは十分理解していますw

では感想などあればよろしくお願いします。

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