悠河が言葉を発した瞬間リジェネレーターが、両手に携えていた鎖大鎌を凛と蓮太郎を分断するように投げてきた。
二人はそれぞれサイドステップをして大鎌を回避すると、凛は摩那にハンドサインを送る。摩那もそれを確認すると、地面に突き刺さった大鎌を横目に、火垂を強引に担ぐ。
「ちょ、摩那ッ!?」
「ごめん、でもここから離れるよ」
それだけ言うと彼女は蓮太郎を見る、蓮太郎もそれに対して了解するように頷いた。
彼が頷いたのを確認すると、摩那は工場内の窓を蹴り破りながら外に脱する。すると、リジェネレーターがくつくつと笑い始めた。
「ハハハハッ! ガキ共は巻き込みたくないってかぁ? お優しいことだな断風よぉ」
「これから血なまぐさいことが始まるというのに、彼女達をここに置いておくわけにはいかないからですよ」
「ケッ……タヌキが……。おい、ダークストーカー絶対に手ぇ出すんじゃねぇぞ。コイツはオレが狩る」
大鎌を引き抜きながら言うリジェネレーターに、悠河はコクッと頷くと蓮太郎を正面から向き合って戦闘態勢を取る。
それを見つつ、凛は蓮太郎に告げた。
「蓮太郎くん、恐らくここから一人の戦闘になる。だからティナちゃんの時のように手助けは出来ない」
「ああ、わかってる。大丈夫だ、アイツはオレが倒す。凛さんも負けんなよ」
「わかってるよ」
答えると同時にその場から凛の姿が消失し、次の瞬間にはリジェネレーターに斬りかかっていた。
だが、リジェネレーターも予測していたのか、笑みを見せたまま大鎌の柄で一閃を受け止める。
「いいねぇ、そうこなくっちゃなぁッ!!」
笑顔を見せるリジェネレーターは、凛を振り払って彼から一度大きく距離を取る。凛もそれを追撃するため、二人は工場内を飛び出していった。
先に工場を飛び出した摩那は工場から数百メートル離れた所で火垂を下ろした。だが、火垂から跳んできたのは文句だった。
「なんで私も一緒にあそこから離れさせたの!? アイツは……ダークストーカーは鬼八さんの……ッ」
「うん、わかってる。火垂がアイツのことが殺してやりたいほど憎いのもわかってる」
「だったら!」
「でも! あの男はアンタが刺違えてでも倒せるような相手じゃない!!」
「ッ!」
摩那の声に火垂は身体を硬直させた。見ると、摩那の瞳は赤熱しており、感情が高ぶっているのがわかる。
それは恐らく怒りから来るものではなく、心配とかそういったものからくる感情の高ぶりなのだろう。
「アンタが今考えてることを当ててあげる。アンタは自分の持つプラナリアの因子の再生力で一度死ぬことによって、ダークストーカーを油断させて蓮太郎と一緒に倒すつもりだったんでしょ?」
「それは……」
火垂は言葉に詰まる。図星だったのだろう。
プラナリア。扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属する動物の総称だ。また、この動物は凄まじいほどの再生力を持ち、体を三つに切り分けられれば斬り口から頭部や尾部が再生する。
この動物の中で日本がまだ日本だった時に見ることの出来た、ナミウズムシという名前の因子を火垂は持っている。
彼女にはその再生能力があり、普通のイニシエーター。例えば摩那などが即死するほどの攻撃を受けても再生して生き返ることが出来る。その再生力は通常のバラニウムの再生阻害効果を押し返すほどだ。
しかし、万能というわけではない。再生中、すなわち死んでいる最中にガソリンで燃やされたり、首と胴を切られてしまえば再生は出来ないのだ。だからこそ彼女の能力は敵に知られていないことが前提となってくるのだ。
「これは私の予測だけど、多分アンタの能力は向こう側にばれてる。もしそうなのであれば、確実に殺されるよ」
「でも、通常のバラニウム弾程度なら少し喰らったって――」
「――通常のバラニウム弾じゃなかったら?」
「え?」
摩那の言葉に火垂が疑問符を浮かべる。
「火垂、濃縮バラニウム弾って知ってる?」
「濃縮バラニウム弾?」
この反応からして知らないのだろう。まぁ使う場面が多くはないので知らないのも無理はないのだが。
「私の仲間にそういった銃の弾丸を制作をしている子がいてさ、たまに教えてもらうんだけど。その濃縮バラニウム弾って言うのは普通のバラニウム弾以上にガストレアや私たちを殺しきる力を持ってるの。構造はあんまよく覚えてないけど、再生レベルⅢまでのガストレアを絶命させるほどらしいよ。
火垂の話から推測するとアンタの再生レベルは恐らくⅡ。もしその弾丸を一発でも喰らえば再生できずに……死ぬよ。二度と生き返ることなく」
摩那の声は心配もそうだが、若干脅かしとも取れる色が混じっていた。けれどそれは彼女の優しさ来るものなのだろう。たった数日間であったが行動を共にした火垂を失いたくないからこそ、脅してでも行かせたくないのだ。
すると、火垂は一瞬悔しげにしたが静かに頷いた。
「……これは私の想像だから綺麗ごとに聞こえるかもしれないけど、水原さんはアンタに生きていて欲しいから自分が調べていることを教えなかったんじゃないのかな」
摩那の言葉は火垂の心に突き刺さった。しかし、そんな彼女らから離れたところでは剣戟の音が鳴り響いていた。
離れた所で激しい剣戟音を聞きながら蓮太郎は悠河を睨みつけていた。
「あまり睨まないでくださいよ」
「別に睨んでるつもりはねぇさ。ただこの目つきは治らないもんでな」
言ってのけると悠河は人のよさげな笑みを見せる。けれど、そんな事は気にせずに問いを投げかける。
「一つ聞きたい。ハミングバードが来るってことを俺に知らせたのはお前か?」
数秒の沈黙が流れた。外ではしきりにリジェネレーターと凛が互いの得物を激しくぶつけ合う音が聞こえる。
「違いますよ」
「ごまかすんじゃねぇ。お前はハミングバードの仲間なのに、なぜ俺が得するような情報を教えるような真似をした?」
問うてみるものの、悠河は言葉を返さずにしばしの沈黙のあとこちらをじっと見据えてから、制服の右腕をシャツごとまくって、肘の裏をこちらに見せてきた。
そこには☆と四つの頂点から伸びる複雑な意匠の刺青が彫られていた。けれど、そのうち二本の羽は掻き毟られたように消されている。
「里見くん、君はこの刻印に覚えがあるかい?」
「五翔会のシンボルマークだろ。凛さんが全部調べて教えてくれたよ」
「そう。これが五翔会に所属していることを表すシンボル。僕は最初四本の羽を持っていた。でも一回の敗北で二本をもがれていまではあの断風凛が殺したソードテールと同じ二枚羽にまで落ちてしまった」
拳を握りしめたあと、彼は小さく息をついてからこちらを見ながら言って来た。
「僕は先天的に目が見えなかったんです。所謂全盲って奴ですよ。でも別に自分の境遇を悲しんだりはしなかった。だってこれが普通だと思っていたから。けれど小学生の頃には周囲から散々な目に合わされましたよ。でも、そんな僕を救ってくれたのがアルブレヒト・グリューネワルト教授……四賢人の一人です。君も聞いたことがあるでしょう?」
確かにある。菫から聞かされもしたし、先ほどの凛との会話でも出てきた。あの菫が天才と認める四賢人の最高責任者だ。
「そして僕はこの両目を手に入れて光りを手に入れた。この『二一式改』は通常の状態でも視覚がある。そして僕は全てを見た。春の色、夏の色、秋の色、冬の色。一日で様々な色を見せる空、煌めく星や月、天高く輝きを見せる太陽を。
だから僕はそれ以外何も欲しなかった。だから僕にこの瞳をくれた教授のためにこの命をささげようと思ったんだ。そして僕は五翔会のトップから一つ下の四枚羽根にまで上り詰めた。教授も僕を気に入ってくれた。……でも先ほども言ったことだけど、一回の敗北で一気に二枚羽根に落ちてしまったんですよ」
悠河が拳を握る手に力がこもっていくのがわかった。けれど、蓮太郎は何も言わず沈黙を通す。
「さきほど君は『なぜ俺が得をするようなことをする』って言いましたね。別に君を助けたかったわけじゃないんですよ。ただ、ハミングバードのようなただのブリキ細工に先を越されるのが気に食わなかっただけです」
口角を上げて冷笑を浮かべる悠河の瞳は強い拒絶と嫌悪の色があった。
「それに君を殺しさえすれば、教授は僕をまた四枚羽根に昇格させてくれると約束してくれた。だから、君は絶対に僕が殺す」
悠河の瞳に冷たい光が灯り、こちらを見据えてくる。おそらく十数秒後には戦闘が開始されるだろう。
「お前に卑劣な暗殺をやらせてる時点で、グリューネワルトは大した人間じゃなさそうだけどな。ティナを機械化兵士にしたエイン・ランドとやってる事はかわらねぇ」
「君がなんと言おうと関係ないんですよ。教授が僕をどう思っているのかではなく、僕が教授を信じていればそれでいいんです」
言うと同時に彼は地面を蹴り、こちらに向かってくる。
それに対しこちらも臨戦態勢をとり、そのまま悠河に向かって駆け出す。
数瞬もしないうちに二人の拳と拳がぶつかりあい、音が工場内に響いた。
蓮太郎と悠河のいる工場から離れること数十メートル離れた工場の屋根の上で、凛はリジェネレーターと戦闘を繰り広げていた。
すると、二人は同時に駆け出して空中に躍り出る。
「ヒャハハァ!!」
下卑た笑い声と共に大鎌が空気を切り裂きながらこちらに振り下ろされてくる。すばやい振り下ろしだったが、凛は持っていた黒詠を放り投げてから振り下ろされる鎌を白刃取る。
「マヌケが。こっちの存在忘れてやしねぇかぁ!!?」
言いながら今度は鮫の歯を髣髴とさせる細かい刃がついた大鎌をこちらの胴体に向けて振るリジェネレーター。
けれど、凛は白刃取りをした手と腕に力をこめて、逆立ちするように下半身を上に振り上げる。同時に鎌を離すと空中で一回転し、今度はリジェネレーターの肩口を踏み台にして更に空中に飛び上がる。
流石にリジェネレーターもこれには面食らったようで、一瞬驚いたような顔をするが、凛は飛び上がった状態で空中で回転する黒詠をキャッチ。
そのまま筋肉の力だけで体を反転させると、重力にしたがって垂直落下。
下を見るとリジェネレーターもこちらを見ている。
「今度はこちらから」
言いながら凛はリジェネレーターに向かって黒詠を振り下ろす。けれど、リジェネレーターはニヤリと笑みを見せて鎌と鎌を繋ぐ鎖をピンと張って黒詠の攻撃を受け止める。
だがそれも一瞬、次の瞬間には鎖はあっさりと断ち切られた。
キィン! という甲高い音と共に張り詰めていた鎖が二つに分かれるが、その先を見てもリジェネレーターの姿はなく、彼は先に屋根の上に降り立っていた、恐らく凛が切った瞬間に鎖を鎌から切り離すことによって事なきを得たのだろう。
既に彼はこちらを見据えて対空迎撃の態勢に入っているが、凛は内心で小さく笑みを零す。
そう、この状況こそが凛が待っていたことだ。
「……
言うと同時にリジェネレーターの鎌が迫ってきた。
けれど身を翻すことでそれを避けると、刹那の瞬間で凛はリジェネレーターの背後に駆け抜ける。同時に、駆け抜ける瞬間、なにかを切ったような音も聞こえてきた。
そして、黒詠を鞘に納めた瞬間、それが起こる。
「ぐっ……ああああああああああああああッ!?」
リジェネレーターが絶叫しながらその場に倒れ込んだのだ。見ると、彼の手足は見事な斬り口で切断されていた。両腕は肘から、両足は太ももから。
「クソがぁ……テメェよくもッ!!」
怨嗟の声を吐いてくるが、凛はリジェネレーターの首筋に黒詠を突きつける。
「両手両足をもがれた状態でよく吠えますね」
「ハン、テメェこそ余裕ぶっこいてるじゃねぇか。こんな状態になったオレを狩るのは簡単だってか?」
凶悪な表情こちらを睨んでくるが、凛はそれに答えることなくリジェネレーターの首筋、頚動脈を切り裂いて止めを刺した。
リジェネレーターは何度か体を震わせたものの、すぐに動かなくなった。
それを確認したあと、小さく息をついてから踵を返す。
「さてと、蓮太郎くんの加勢にいくとしようかな……ッ!?」
凛は前転するような形で前に飛びのくが、その上をリジェネレーターの大鎌が空気を切り裂くヒュオンという音を立てながら通り過ぎていった。
すぐに起き上がって背後を見やると、そこには先ほど切断した足と腕が元に戻り、尚且つ首筋の頚動脈の傷が治癒しかけているリジェネレーターの姿があった。
「ケヒヒ! どうした? 随分驚いてるじゃあねぇか。まぁわからなくもないぜ、自分が今殺した男がぴんぴんしてるんだからな。驚くのも納得だ」
「……」
「黙ってたってわかるんだぜ? 目は口ほどに物を言うって言うのはよく言ったもんだよなぁ。相手の目を見ればそいつが驚いてるのかとか、恐怖しているのかなんて簡単にわかっちまう。
さて、それではここでお前にわかりやすく解説してやろう。どうして一度死んだはずの俺がこのようにぴんぴんして生きているのかをな」
リジェネレーターは大鎌を担ぎながら三日月の笑みを浮かべる。
「俺のコードネームはリジェネレーター……日本語にすれば「再生者」って感じだ。まぁこのあたりでもうわかるよな。俺の機械化兵士としての能力が」
「再生……。でも、どうしてあんなに早く……」
「そこがミソなんだよなぁ。俺の体は九十パーセント近くが人工臓器やらスーパー繊維、カーボンナノチューブで構成された筋肉で出来上がっている。そして、さらに人口筋肉や皮膚の中にはある生物の細胞をこれでもかと入れてある。
お前もよぉく知ってると思うぜ? なんてったって、あの紅露火垂と同じ生物の細胞なんだからなぁ」
「ナミウズムシ……」
「大正解。いやぁ物分りがいいねぇ。けどただのナミウズムシの細胞じゃねぇ。チッとばかしいじくった……そうだな、『超再生細胞』とでも言っておくかね。ヒヒッ!」
くつくつと笑いこちらを見やってくるリジェネレーターを睨むが、彼は大して気にも留めていない様子だ。
「でも解せませんね。ただ再生するだけならもっと時間がかかってもおかしくはないはず。だのに、貴方の再生速度は明らかにおかしい、もっと別のカラクリがあると思うのですが」
凛の問いにリジェネレーターは面白げな笑みを見せると、自分の腕を鎌で切断した。その動きに一切の躊躇はない。
彼はそのままこちらに向かって傷口を見せてくる。
「それはこの骨が関係してんだよ。見えるか?」
彼が見せる傷口をじっくり凝視していると、凛はあることに気が付いた。
黒いのだ。
いや、確かに夜だから暗く見えるのは当たり前なのだが、そうではない。
リジェネレーターの骨が黒かったのだ。
「黒い骨……まさかバラニウム?」
「惜しいなぁ、確かにバラニウムであることには変わりはないが……俺のはさらに変化を加えてある」
言うと、彼は切断し、持っていた腕を空中に放り投げるとそれに向かって切断面を突き出す。
すると、空中を待っていた腕が切断面を下にして一瞬にして落ち、もう一方の切断面と合体し、見る見るうちに傷口を塞いでいき、数秒も経たない内に接合が完了。そして腕がちゃんと動くまでに回復していた。
「わかったか? 俺の骨が何で出来ているのか」
「恐らくですが……磁石。それもかなり強力な奴ですね。尚且つ、自身の骨としか反応しないようになっている。特殊な磁場が出ているみたいですね」
「ご明察だ。そう、俺の骨は殆どがバラニウム合金にある特殊な磁石を混ぜたもので出来てる。それによって切断されてもすぐさま合体することが出来るってわけ。さらに、傷口もナミウズムシの再生力ですぐさま回復が始まる。
だからこそリジェネレーター……「再生者」ってわけだ。それにしても、ここまで早く回復したのはお前のお陰でもあるんだぜ?」
「僕の?」
「ああ、本当に見事な斬り口でなぁ。細胞も殆ど傷ついてなかったからこそあそこまで早い回復が出来たんだ。感謝するぜ、ケヒヒ」
先ほど凛が切断した傷口を指しながら笑みを浮かべるリジェネレーターだが、彼は着ていた黒いコートを脱ぎ捨て、インナーも引きちぎって上半身を露にする。
彼の右胸には五翔会のシンボルマークである五芒星、その頂点からは合計で三つの羽根が刻まれていた。
「改めて自己紹介だ。五翔会、三枚羽根、グリューネワルトの機械化兵士の一人、リジェネレーター。蛟咲嶺だ。よろしくな、断風凛」
言い切った彼は残忍極まりない表情を浮かべていた。
しかし、凛は先ほどの嶺の説明など大した問題ではないという表情のまま黒詠を構えなおした。
NO.0013モノリスの付近には零子たちの姿があった。
彼女らの手にはそれぞれの得物が握られており、皆周囲への警戒は怠らない。
数分間そこでマンホール近くを捜索していると、美冬が声を上げた。
「ありましたわ!」
皆彼女の声に集まると、マンホールとその脇に注意しなければ見落としてしまいそうなほど小さい五芒星と羽根が刻まれていた。
「なるほど、確かにこれじゃあわからないはずね。よっと……」
零子は嘆息気味に言うとマンホールを持ち上げて脇に置いた。
その下からはオオオオ、というまるで亡者のようなうめき声が聞こえてくるが、皆それに臆したような様子はない。
「さてっと、それじゃあいよいよ敵の研究所に殴りこみね。皆、準備はいい?」
彼女の言葉に皆、静かに頷いた。それを確認した後、零子を最初に杏夏達がマンホールの中に入っていった。
真実を見るために。
いよいよ六十話ですねぇ……気が付けば随分と遠くまで来たものだ……(しみじみ)
まぁそんなどうでもいいネタはさておき、今回は戦闘に入るかと思いきやちょっと戦闘しただけで、リジェネさんの力がわかっただけでしたねw
リジェネさんの身体はトンデモ金属のトンデモ磁石と、ナミウズムシの細胞を強化した超再生細胞で出来てたってわけですなこれがw
そしてお前等人間か? というほどの空中戦www
多分凛は某ソルジャーのクラス1stくらいはあるんじゃないかな(白目)
次回はそれぞれ本格的な戦闘ですが……玉樹たちが出るのは実際この戦闘ではないんですよねぇ。どちらかと言うとそのあとすぐって感じというかなんと言うか……お見舞いではないですよ。
では感想などありましたらよろしくお願います。