ゆうぽむの日常   作:水甲

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クリスマス編の二話目です


ゆうぽむのクリスマスイブ

24日 午前。

 

今日は午前中は同好会の練習に参加していたけど……

 

どうにもそわそわしてしまう。

私の場合はかなり恥ずかしい……

 

歩夢に至ってはボッーとしていたり、突然顔を赤らめたりと……一体どうしたんだろう?

 

「せんぱ~い~」

 

「どうしたの?かすみちゃん」

 

「今日、このあとしず子たちとクリスマスパーティーやるんですけど、先輩もどうですか?」

 

「あぁゴメンね。予定が入ってて」

 

「予定ですか?」

 

「うん、とても大切な予定がね」

 

毎年恒例の歩夢とのクリスマスパーティーだもん。かすみちゃんたちには悪いけど、そっちを優先しないと……

 

「そうですか~残念です」

 

「また別の機会でね」

 

「はい!」

 

早く夕方にならないかな?その前に……

 

「歩夢、練習のあとどうするの?」

 

「練習の後?料理作ったりかな?」

 

「私も手伝おうか?」

 

「大丈夫だよ。侑ちゃんは時間になったら来て」

 

でも歩夢に負担をかけてしまうな~

 

「それなら何かドリンク買ってくるよ」

 

「それじゃお願いね」

 

「うん」

 

よし、これで何かしら貢献が出来るぞ!

 

「侑ちゃん張り切ってるね~」

 

「彼方も珍しく気合入ってるじゃない?どうしたの?」

 

「むふふ~今日は遥ちゃんとデートだからね~」

 

「彼方ちゃんたち本当に仲いいね」

 

「えっへん!仲良し姉妹ですから~」

 

「本当、仲良しね」

 

「果林ちゃんと私は一緒にクリスマス過ごすんだもんね~」

 

「まぁ楽しみだわ。愛とせつ菜はことりたちと集まるみたいだしね」

 

みんなそれぞれクリスマス過ごすのか~

 

 

 

 

 

 

 

 

一旦家に帰り、ドリンクを買いに行く私。普通にシャンパンとかでいいよね?

 

二人で楽しむだけなのに結構な量を買ってしまったけど……これも楽しければ気にならないよね。

 

そろそろいい時間だし、歩夢の家に向かうかな?

 

 

 

 

 

 

呼び鈴を鳴らすとエプロン姿の歩夢が出てきて

 

「いらっしゃい。沢山買ったね」

 

なんと言うか……エプロン姿の歩夢を見ると……新婚になった気分だな

 

「歩夢!ご飯にする?お風呂にするって言ってみて」

 

「えぇ~恥ずかしいよ////」

 

「聞きたいな~」

 

「もう!早く入って」

 

「は~い」

 

言ってくれないか……残念だ

 

歩夢の部屋に入ると沢山の料理が用意されていた。

 

「これ、歩夢が全部作ったの?」

 

「うん!張り切っちゃった」

 

流石歩夢だ……すると歩夢は何かの袋を持って部屋から出ようとしていた

 

「どうしたの?」

 

「えっと……着替えようかなって」

 

「着替えか……」

 

何に着替えるのかな?さっき着ていた服でも良かったけど、わざわざ着替えるなんて……楽しみだな~

 

五分くらいして、歩夢が戻ってきたけど……

 

「お、お待たせ……」

 

「おかえ……り!?」

 

歩夢はサンタ衣装を身に纏っていたけど、胸元は凄く開いてるし、サイズがあってないのかもしくは元々そう言う丈なのか歩夢のきれいな太ももが……って私は男子か!?いや、男子じゃなくてもこの姿の歩夢は……色々とヤバイ!

 

「ど、どうかな?」

 

「あ、歩夢……その服……どこで?」

 

「えっと曜ちゃんにもらって……」

 

曜ちゃん……なんてものを…………

 

「歩夢……その姿は私にしか見せちゃダメだからね」

 

「えっ?侑ちゃんにしか見せないよ~あ、そうだ!ことりちゃんから侑ちゃんにって」

 

なんだろう?何かの衣装かな?ちょっと着替えてこよう

 

 

貰った服を見てみると……

 

「こ、これは……」

 

てっきり歩夢に合わせてトナカイかと思ったら、同じサンタ衣装だけど……明らかにこれは…………

 

「あ、歩夢だって頑張って着替えたんだ!私だって……」

 

 

 

 

 

 

「お、お待たせ……」

 

「あ、おかえ……り?」

 

歩夢が驚くのも無理もない。だって私のは歩夢みたいに露出が多く、スカートの丈も短く、違うとしたら歩夢はケープを羽織ってるけど、私にはケープすらない

 

「ゆ、侑ちゃん!?」

 

「い、言わないで……結構恥ずかしい……」

 

おまけに歩夢には見せられないけど、ことりちゃんからのメモが入っていて……

 

『侑ちゃんはスタイル良いんだから、もう少し大胆にした方がいいよ』

 

大胆すぎるよ……と言うか今年のクリスマスパーティー……色々とヤバイかもしれない

 

お互いもじもじしているなか、歩夢からある提案が…………

 

「しゃ、写真でも撮る?」

 

「えっと…………」

 

毎年撮ってるけど、今年はかなり恥ずかしい……でも折角の歩夢の提案なんだから……

 

私と歩夢は身体を寄せ合い、一緒に写真を撮るけど……ダメだ……絶対に今!顔真っ赤だ

歩夢の方を見ると歩夢も顔を赤らめていた。やっぱり恥ずかしいよね

 

写真を撮り終え……

 

「食べよっか」

 

「う、うん」

 

料理を食べているうちにさっきまでの恥ずかしさはなくなり、いつもどおり他愛のない話をしながらパーティーを楽しんだ。

 

そして私が用意したシャンパンを開け、歩夢のグラスに注ぐけど……何かへんな匂いするのは気のせいかな?

 

「侑ちゃん?」

 

「ううん、何でもない。それじゃかんぱーい」

 

乾杯をして、シャンパンを飲む。美味しいけど…なんだろう?もしかして……

 

シャンパンを確認すると少しアルコールが入っていた。間違って買ってきちゃったか……と言うか店員さんも注意くらいは…………

 

「ゆ~うちゃん」

 

突然歩夢が抱きついてきた。もしかして……酔ってる?

 

「えへへ~侑ちゃん大好き~」

 

「えっ……あっ…」

 

「侑ちゃんは?歩夢のこと好き?」

 

「そ、その……す、好きだよ…」

 

「本当に~?」

 

「う、うん、歩夢のこと好き…」

 

何か酔った歩夢が凄く積極的と言うか…………自分のことを歩夢って呼んだりするの凄く可愛いけど、今は酔った歩夢をどうにかしないと……水でも飲ませるかな?

 

「じゃあ~証明して」

 

「えっと……どうやって……」

 

「もう!分かってるくせに~」

 

こう言うときって……どうしたら……

 

好きを現すために……私は…………




侑ちゃんがとった行動は……次回でクリスマス編終わりです
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