「ふぁ~」
少し眠気が出てきて、伸びをしていると、あることに気がついた。
いつの間にか朝を迎えていた。
「あれ?集中していたら……いつの間にかこんな時間だ」
作曲に集中していたら、いつの間にか朝を迎えていた。
ここまで集中できたなんて……
「今日は休みだから……寝ようかな?その前に……」
スクールアイドルの動画を見てから寝ようとすると、呼び鈴がなった。
「誰だろう?」
玄関に向かうと訪ねてきたのは歩夢だった。珍しくみつあみにしていて可愛らしい
「侑ちゃん、おはよ……って凄い顔だよ!?」
「えっ!?」
「目の下とかくまできてるし……」
「あはは……実は寝てないんだよね」
「もしかして作曲に集中してて?」
「うん、今から少しだけスクールアイドルの動画を見たら寝ようと思ったんだけど……」
「…………ダメ」
「えっ?」
「すぐに寝ないとダメだよ!」
「で、でも……」
「ほら、早く寝よう」
歩夢は私の腕を掴み、部屋のベッドまで誘導した。
「だ、大丈夫だよ……」
「だ~め、前も寝不足で風邪ひいたでしょ」
「あ、あのときは……」
風邪を引いたし、歩夢にも迷惑をかけちゃった事もあった。本当に申し訳ないけど……
「少しだけ動画を……」
「もう!ダメだよ!ほら、寝るまで一緒にいるから」
頬を膨らませた歩夢。怒っていると言うより叱ってる感じだけど…………
「歩夢……可愛い」
「えっ!?」
「いや、何かそんな風に頬を膨らませてる歩夢が可愛いなって」
「も、もう!それで誤魔化しても……」
「それに今日の髪型……可愛いね」
「ゆ、侑ちゃん……」
それに何だかこうされていると…………
「歩夢、お母さんみたいだね」
「そ、そうかな?」
「面倒見もいいし、歩夢っていい奥さんになるよ」
「も、もう////」
照れる歩夢。ちょっと甘えてみようかな?
「歩夢ママ~子守唄歌って~」
「もう手のかかる子供みたいだよ~」
「お願い~」
「それじゃちゃんと寝てね」
歩夢の子守唄を聞きながら、目をつむる。何というか……歩夢の声って凄く落ち着くんだよね……段々と……意識が…………
目を覚ますと部屋が茜色に染まっていた。夕方まで寝ていたのか
流石に歩夢は帰ったよね。後でお礼とかいわな……
「ん?」
何だか重みを感じると、側で歩夢が眠っていた。もしかして、あの後……そのまま寝ちゃったのかな?だとしたら申し訳ないけど…………
私はそっと歩夢の頭を撫でながら……
「心配かけてごめんね。そしてありがとう歩夢」
歩夢の髪の毛……サラサラでさわっていて気持ちいいな……それにこうして寝顔を見ていると……
「……いたずらしちゃおうかな?」
そっと耳元で囁く私。
「歩夢……可愛いよ」
更に続ける
「歩夢大好き」
「//////」
顔を赤らめてる気がするけど……まだ続ける私であった。
そして後々歩夢に「もう!恥ずかしいからやめて~」と言われるまで続けたのであった。