部室で日誌を書いているとふとカレンダーを見た。あることに気がついた。後もう少しで歩夢の誕生日だ。
「プレゼントどうしよう?」
今度一緒に買いに行こうかな?
でもちょっと思った……プレゼント渡して、ケーキ食べるって言う普通のパーティーだけでいいのかな?
「変わったことやってみようかな?」
でも変わったことってなんだろう?
少し考えたけど特に思い付いたりしなかった。やっぱり変に考えたりしない方がいいかな?
「こんにちわ、あ、先輩だけですか?」
「うん、みんな遅れるって」
「そうなんですか……あの、何か悩み事あるんですか?」
あれ?何で分かったんだろう?
「よく分かったね」
「いえ、ポージングが……」
ポージング?
「何でもないです。それで何を悩んでいたんですか?」
「あのね、歩夢の誕生日会どうしようかなって?」
「普通にお祝いしないんですか?」
「う~ん、こう……変化をつけようかなって」
「つける必要……あるんですか?」
うっ……いや、ちょっとした変化もいいかなって思ったけど……
「先輩、下手すれば変なこと思い付きそうですけど」
「例えば?」
「えっと自分をプレゼントにしたりとか……」
あ、それなら……
「前にやったよ。クリスマスの時に」
「既にやっていたんですか……」
あれ?何で呆れられた?やっぱり普通にか……
「う~ん、普通に……普通に……」
「遅れてごめんね」
すると丁度よく来た歩夢。折角だから聞いてみよう
「歩夢」
「なぁに?侑ちゃん」
「誕生日会どんなのがいい?」
「あ、直接聞くんですね」
「どんなの?いつもみたいに侑ちゃんがお祝いしてくれるだけで充分だよ」
「そっか」
いつも通りなら、それでいいか
「もしかして変なことしようとしてた?」
「えっ?そんなこと……」
まさか気付かれていたなんて……話を変えよう
「歩夢、今度の休みにでも買い物行かない?」
「買い物?うん、いいよ。何買うの?」
「歩夢の誕生日プレゼント」
「侑ちゃん…そのこっそり買ったりとかは……」
「しようとしたんだけど、歩夢って私からのプレゼント、何でも喜ぶから」
「そ、それは……だって……」
「いや?」
「その……」
う~ん、ちょっと不服そうだな~あ、そうだ。それなら……
「それじゃ今度の休みじゃなく、当日にしよう」
「当日?」
「私とデートしよう」
「で、デート!?」
これなら問題ないよね。よし、当日誕生日デートだ!
「侑ちゃんとデート……デート……デート」
「……何だか一瞬で二人きりの世界に入ったような……気のせいかな?」
ゆうぽむのイチャイチャみたい。