ゆうぽむの日常   作:水甲

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ゆうぽむの相合傘パート2

「ふぅ……」

 

部室で私は雨が降り続ける外を窓から見つめていた。

 

もうそろそろ下校時間…………帰らないと行けないけど…………

 

「はぁ」

 

まさかこんな日に傘を持ってないなんて……

いつもは折り畳みも鞄の中に入れたりしてるけど……何故か今日に限って忘れちゃうなんて……そんな日に限って夕立なんて……

 

「侑ちゃんと一緒に帰れば良かったな……」

 

侑ちゃんは傘を忘れて、私に声をかけたけど、私も忘れたなんて言えずに、私はもう少ししたら帰るよって言って、侑ちゃんを帰らせた。

 

「侑ちゃんが濡れなくてすんだんだから……いいんだよね」

 

そう自分に言い聞かせた。それに傘を忘れただけで、もしかしたら購買部とか売っているかもしれない。もしくは職員室で借りたいもすれば済む話だよね。

 

 

 

 

 

 

 

そんな考えはすぐに打ち砕かれた。

 

突然の夕立で傘は売ってなく、職員室の傘も全部貸し出されている。

 

「はぁ…」

 

やっぱり濡れて帰るしかないよね

 

仕方ないこと。忘れた私が悪いんだから………

 

そう思いながら下駄箱に着くと……

 

「あ、もう遅いよ。歩夢」

 

「侑ちゃん?」

 

先に帰ったはずの侑ちゃんが待っていた。それに侑ちゃんの手には傘があった

 

「侑ちゃん……その傘……」

 

「さっき購買部で買ってきたんだ。ラスト一本だったから良かったよ」

 

「それに……先にかすみちゃんたちと帰ったんじゃ……」

 

「いや~歩夢の事が気になって」

 

「え?」

 

「いつもなら一緒に帰ろうとするのに、今日は誘っても帰ろうとしなかったし」

 

「その……用事があるって言ったけど……」

 

「用事があるなら朝行くときに話すでしょ。だからあれ?おかしいなって思ったの」

 

侑ちゃん……本当に侑ちゃんには敵わないな…………

 

「それにこうやって歩夢と一緒に相合傘したかったし」

 

「どうして?」

 

「どうしてって……こんな風に歩夢と近い距離で一緒にいられるからだよ」

 

「///////」

 

もう顔が熱くて侑ちゃんの事が見れないよ……今日の侑ちゃんは本当にもう……

 

「歩夢~顔真赤~」

 

「それは侑ちゃんが……侑ちゃん?」

 

よく見ると侑ちゃんの耳が真赤だった。もしかしていつもみたいに無意識に言ってるんじゃなく…………

 

「侑ちゃんも耳赤いよ?」

 

「こ、これは……その……」

 

「ふふ」

 

「なんで笑うの!?」

 

「侑ちゃん可愛いなって」

 

「そ、それは歩夢だって可愛いよ」

 

「えー侑ちゃんの方が可愛いよ」

 

「歩夢の方が可愛いよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

苺side

 

姉と買い物帰り、雨も止んでいるのに、目の前を歩く侑姉と歩夢姉は傘を指しながら何か話してるけど…………

 

「あれ、喧嘩してない?」

 

「苺ちゃん、痴話喧嘩……もとい夫婦喧嘩は犬も食わないよだよ」

 

夫婦って……結婚してないよね ?

 

「とりあえずもう少し寄り道して行こう」

 

「う、うん」




夫婦喧嘩……もうゆうぽむ夫婦だよね?

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