歩夢side
私と侑ちゃんは今、冬キャンに来ていた。理由としては侑ちゃんが一度行ってみたいと言い出して、気がついたら二人で冬のキャンプ場に来ていた。
「いや~冬だから寒いね」
「もう、ちゃんと暖かくしないとダメだよ」
「分かってるって、あ、でも歩夢とくっついて眠れば大丈夫かな?」
「もう!」
くっついて寝るのは凄く嬉しいけど……
「それに歩夢とこうしてキャンプに行くのは久しぶりだよね」
「あの時は夏場だったけど……侑ちゃん、虫を捕まえに行くんだって張り切ってたよね」
「そうそう、カブトムシとかね。歩夢に見せようとしたら怖がって泣いちゃったりとかね」
「あれは侑ちゃんが悪いんです」
こうして子供の頃の思出話が出来るのって本当にいいな~
侑ちゃん、たまに忘れたりするけど…………
「ほら、歩夢!マシュマロ焼けたよ」
侑ちゃんは焼いていたマシュマロを渡し、私はふーふーしながら一口食べた
「美味しい?」
「うん!美味しい」
「えへへ、こう言うところで食べるのって何で美味しいんだろう?」
「うーん、日常とかけ離れた場所だから?」
「あ!大好きな歩夢と一緒だからかな?」
「/////」
夜だし、冬だから寒いのに……何だか侑ちゃんにそう言われると……熱くなっちゃう
「歩夢、どうかしたの?」
「侑ちゃんの天然」
「へ?」
「もう寝よう」
「う、うん」
一つのテントで二人で並んで寝る私たちであった。
朝になり、まだ五時か……せっかくのキャンプ場だからランニングしようかなと思い、私は侑ちゃんを起こさないようにして、テントへ出てランニングを始めた
空気がすんでるからか……気持ちがいい。こう言うところでの運動は本当にいいな~
もう少し続けようと思いながら気がついたら朝日が上っていた。
「歩夢~」
すると侑ちゃんが呼ぶ声が聞こえた。どうしたんだろう?
「おはようーどうしたのー?」
「朝御飯食べよう~もう準備できてるよ~」
侑ちゃん……もしかして……私が起きてランニングに出掛けていたの気づいてた?
それで私の代わりに朝食を?
「うん!待ってて!すぐに行くから~」
侑ちゃんが作ってくれたというだけで凄く心が弾む私であった。
朝御飯は侑特製のおにぎり。侑ちゃん、あまり分量とか適当だけど…………美味しい
「どうかしたの?」
「ううん、ただまたこうしてキャンプに行きたいね」
「それは……二人で?それともみんなで?」
むぅ……侑ちゃん、たまにそう言う意地悪なことを言うんだから……それなら仕返しに
「侑ちゃんはどっちがいい?」
「私?そうだな~みんなとなら楽しさ倍増だよね」
「そっか……」
意地悪じゃなく素で言ってたのか…………
「でも……」
侑ちゃんはそっと私に寄り添い……笑顔で…………
「歩夢とこんな風に出来るのは二人きりの時だけだもんね」
「侑ちゃん////」
「歩夢、大好き」
こうして二人きりの冬キャンは終わるのであった
こんな展開だったらいいな~
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