侑side
歩夢と一緒に観覧車に乗り、一周回り終え降りると……
「……ねぇ歩夢」
「どうしたの?侑ちゃん」
「あのさ……もう一回乗らない?」
「へ?」
さっきまで乗っていたのに、また乗りたいって言うのはおかしいけど……でもどうしても……
「うん、いいよ」
「いいの?」
「だって侑ちゃん、まだ乗り足りないんだよね?」
あぁそんな風に思われてるのか……でもそれでもいいか
「うん、乗り足りない」
「それじゃ行こう」
歩夢は私の手を握り、もう一度観覧車に乗るのであった。
上がっていくに連れて、段々と月明かりが歩夢の顔を照らしていく
「夜景……綺麗だね」
「うん……」
今日はしずくちゃんと一緒にいたから、きっと歩夢を不安にさせてしまったかもしれない。
でも私も歩夢がせつ菜ちゃんと一緒にいて……何だか胸がモヤモヤしていた。
「歩夢……」
「何?侑ちゃん」
私はそっと歩夢の手に自分の手を重ね、顔を近づかせ…………唇を重ねた。
「……侑ちゃん////」
「ごめん……何だか……自分を抑えきれなかった」
「そっか……」
歩夢は顔を赤らめつつも、私に微笑んだ。
「もう一回……して……」
歩夢からのお願いを聞き、私はもう一度キスをする。
最初に観覧車に乗るときは普通に手を繋いでいたけど、二回目の観覧車から降りるときは、恋人繋ぎだった。
「侑ちゃん……今日はお泊まりしていい?」
「歩夢がいいなら……」
「うん……」
家に帰ってからも歩夢と何度も唇を重ねる私たちであった。
いつの間にか寝ていたけど……よくよく考えたら私達……キスだけであんなに……
「身体を重ねたりしてないのに……なんだろうこの恥ずかしい気持ちは」
と言うか冷静になると本当に恥ずかしくなってきた。うぅ……それほどにまで歩夢が可愛かったのか……それとも忙しくて歩夢といる時間が少なかったからか……
「歩夢……起きて」
「う~ん、あれ?侑ちゃん……どうして私の部屋に?」
「昨日覚えてない?」
「えっと……あ……」
歩夢も思い出して、顔を真っ赤にさせている。と言うか本当にキスだけで……
「その……侑ちゃん///」
「あ、歩夢///」
お互いに反省するのであった。
昨日あんなことになったのはやっぱり夜の観覧車と自分の嫉妬が原因なんだろうけど……本当に……抑えないと……
「…………」
「どうしたの?未唯姉」
「いや、お姉ちゃんたちは昨日はお楽しみだったのかなって……」
「どう言うこと?」
「とりあえず苺ちゃんには早いかな」
「早い……もしかしてエッチなこと?」
「そっちならまだましだけど……」
「?」
未唯には思いきり気づかれてるし……
本当に勢いで書くしかないよな。それほどにまで素晴らしいのだから
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