「いい加減言っていいですか?」
ある日の放課後、部室で私と歩夢とかすみちゃんだけだったときのこと…………突然かすみちゃんからある話を振られた。
「どうしたの?」
「何かあったの?」
「お二人のことです」
「「私たちのこと?」」
何だろう?私たち特に何もしてない気がするんだけど…………
「お二人とも普通に幼馴染みなんですよね」
「うん」
「それが?」
「まずは今朝のことです」
今朝?今朝は…………
歩夢と一緒に学校に行くときに…………
「あ、侑ちゃんこの間買った手袋してるんだね」
「うん、歩夢と色違いだけどお揃いの手袋!暖かいよね」
「うん」
歩夢はピンク。私は緑の手袋をしている。
「こうすればほら、もっと暖かいよ」
私はそう言いながら歩夢の手を握った。歩夢は少し驚いた顔をしていたけど、嬉しそうにしていた。
「えへへ、本当だ、暖かいね」
「そうだね~くちゅん」
不意にくしゃみをすると歩夢は心配そうにしていた。
「大丈夫?あれ?侑ちゃん、マフラーは?」
「あぁ~忘れてきちゃった。今日は暖かくなるからって聞いて大丈夫かなって思ったけど……やっぱり寒いね」
「侑ちゃん風邪引いちゃうよ~ほら、私のマフラー貸すよ」
「いや、それだと歩夢が寒いでしょ」
「私なら大丈夫だよ」
これは……言っても聞かなそうだな~仕方ない……
「じゃあ半分借りるね」
「半分?」
私は歩夢のマフラーを半分借りて、自分の首に巻いた。歩夢がさっきまで巻いていたから人肌に暖かいな~
「侑ちゃん、寒くない?」
「うん!歩夢は?」
「私も寒くないよ」
「えへへ~良かった」
二人で手を繋ぎながら一緒に学校へ行くのであった。
「ってことだけど……それが?」
「話はまだあります!お昼の時です」
お昼って確か……みんなとご飯を食べたときに……
「はい、侑ちゃん、あ~ん」
「あ~ん…うん、やっぱり歩夢の卵焼きは美味しいよ」
「えへへ~ありがとう」
「はい、歩夢、お返しのあ~ん」
「えぇ!?恥ずかしいよ……」
「お返しさせてよ……」
私は上目遣いでそう言うと……歩夢は諦めたのか
「もう……ずるいんだから……」
お返しのあ~んをさせてくれた。
それからご飯を食べ終えると、少し寒くなってきた。
「えい」
「きゃ!?ゆ…うちゃん…」
「歩夢って暖かいな~」
「も、もう恥ずかしいよ~」
「えぇ~私は恥ずかしくないよ~」
「もう……私もぎゅー」
歩夢もハグをし返してきた。本当に暖かいな~
特に問題はないな~
「お二人はお付き合いしてるんですか!」
「「えぇ!?」」
「明らかにしていることが恋人同士がしているようなことですよね」
「そ、そんなことないよ~」
「かすみちゃんだってしずくちゃんとか璃奈ちゃんとしてないの?」
「しません!ダメです……この二人……無意識にやっている……これどんなに注意しても……ダメそうですね……」
恋人同士がしていることなのか…………でも……
「歩夢が恋人なら私は凄くうれしいな~」
「えぇー!?」
「だってお互いのこと知り尽くしてるし……もう恋人とかじゃなくっても夫婦でもやっていけるよね」
「そ…それは…うん…侑ちゃんがいいなら…」
「歩夢は?私と恋人とか結婚相手だったら?」
「その…侑ちゃんの事が好きだから…私もうれしいよ」
「やった。両思い~歩夢、大好き」
「わわわわ、私も…大好き」
「あれ?放置してたら…また…はぁ…どうにもなりませんね…これ」
何故かため息をつくかすみちゃんであった
ゆうぽむこそ最高最善!
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