ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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タイトル通り……、最悪のバッドエンドの場合です。





グロ注意!!



死にネタ注意!!





それでもOKって方だけどうぞ。




いいですね?







IFの短編
SS51-IF   爆豪がザラゾスに食べられた場合


 

「う、ぅうううう…、うああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 爆豪は身を反転させ、奈落へと身を投げた。

「爆豪少年!!」

 

 

『………まさか、本当に飛び降りるとはな。』

 

 

 ザラゾスがあきれ果てたように言った。

 次の瞬間、奈落の端から歯が生え、奈落の裂け目が口へと変わる。

『忘れたか? ここは…俺の世界だ。口ぐらい別に作れるんだぜ。』

「!?」

 

 頭から落ちることを選んだ爆豪がそれに気づいて両手から爆発を起こし空中移動をしかけ、体が上下反転する。

 しかし間に合わない。

 

 ガツンッ!

 

 奈落に扮していた口が閉じ、落ちようとしていた爆豪の体が半ばから噛まれた。

 胸の下に歯が食い込み、肉と骨が砕け爆豪は吐血した。

 そして爆豪の体がダラリっと下へ垂れる。おかしい、下へ落ちたはずなのに。胴体をほぼ食いちぎられかけているのに、激痛はあるのに意識を失うことすらない。

『ククク…。』

 目線だけあげると、ザラゾスの目と目が合った。

 そこにザラゾスの巨大な顔があり、爆豪はその口に噛まれていた。

 ザラゾスの巨大な手が伸び、爆豪を掴む、そして噛まれたまま引っ張られ当然だが上半身と下半身が分離される。

 ザラゾスは、無遠慮に口に入っていた爆豪の下半身を噛み砕いてみせる。

『……なんでって? 思ってるか? 意識を失わない。死ななくておかしいって…。そりゃそうだ、ここは魂の世界。肉体が死んで魂が抜けるのとは違う。魂が死ぬってのは肉体が死ぬのとは比べものにならない苦痛を伴うのさ。』

「ーーっ!」

『うめぇ…、小さくても悪行を重ね、傲慢で、臆病で、絶望したガキの魂は最高だな!』

 千切れた部分から垂れる血を舌で受け止める。

『俺がお前を喰ったと知ったら、さぞや出久は絶望するだろう。 その時がアイツを喰うときだ。アイツはなんだかんだで、お前を気に掛けてはいたからな。アイツの中にくすぶる、幼馴染みのお前を大切にする気持ちって奴だ。なのに、お前はそれに気づかずにいて…、完全に元の出久が死んだと思って……。哀れだな。だが、もう心配は無いぜ。もう2度とお前達が交わることはない。2度と顔を合せることもない。来世もない。魂を喰われるということはそういうことだ。』

 そこまで言うと、ザラゾスは、残っていた爆豪の上半身を口に放り込んだ。

『……………………………………………………………………………………………………………ごちそうさま。』

 じっくりと咀嚼してから飲み込み、ザラゾスは手を合せた。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 出久は目を覚ました。

 

 口の中に残る不快な、鉄の味を感じながら。

 

「爆豪少年!!」

 慌てて起き上がって見ると、数メートル離れたところにオールマイトが爆豪を介抱していた。

 爆豪の顔には生気は無い。

 まるで…魂が抜けてしまったような……。

 

 魂?

 

『あー、美味かった。』

 背後から血のにおいをたっぷりと含む息がかかった。

 

『久しぶりの、絶望に染まったガキの魂は最高だったぜ? お前の目に焼き付いているはずだぞ? アイツの最後の顔がなぁ?』

 

 血塗れで、顔から出る体液で汚れきった絶望に染まった爆豪の顔が脳裏を過ぎる。

 なら、この口に残る味は……。

 

 

『絶望だな? 出久ぅ。』

 

 

 ボキリッと、何かが折れて壊れる音がした気がした。

 

 

『いただきます。』

 

 

 炎の大口が出久を頭から飲み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「緑谷?」

 

「…爆豪?」

 

「えっ…? オールマイト…?」

 

 

 

 

 

『おい…、猫。』

 

 右腕を血で濡らした出久(?)が振り返らず、そう言った瞬間、ドクンッと轟の左半分が脈打つような衝撃が走り、轟は左腕を押さえてうずくまった。

「どうしたんだ? とどろ…。」

 言いかけた飯田が、次の瞬間氷に包まれた。

「なにやって…!? 轟!?」

「……。」

 轟の光りの無い目が切島達を見た。

 そして何か言い出す前にあっという間に、全員氷漬けになった。

『上出来だ。』

「………………………………………はい。」

 出久(?)が振り向き、近寄ってきて、轟の頭を撫でた。轟は人形のようにされるがままだった。

 

 

 異変に気づいた相澤が駆けつけると。

 

 そこには、氷漬けになり、さらに粉々に粉砕された生徒達の死体と、無傷だが絶望に染まった表情の爆豪の死体と、背中から胸を貫かれて穴が空いていて事切れているオールマイトの死体だけが残されていた。

 

 緑谷出久と、轟焦凍だけが行方不明となったが、発見することはできなかった。

 同時に、ゴーストライダーも姿を消した。

 

 わけの分からない、まるでじわじわと蝕む毒のような混沌により、世界が少しずつ壊れていく中、混沌を正す存在として人々からゴーストライダーは求められたが……、彼はついに復活することはなかったとか。

 

 

 




あれ?

最初の段階では、出久と爆豪だけが死ぬ予定だったのに……気がつけば他の人まで……。



出久の魂が食べられたことで、ゴーストライダーも死にました。

轟については、轟にかけられた呪いが術式的には従魔、使い魔と同じものなので、その気になれば意識を支配できる代物だったため支配されてしまったのです。


ザラゾスは、宣言通り世界を犯す毒となりました。

次の短編のネタにするなら?

  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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