よくある嫌われモノな展開。
嫌われモノ系統の作品は嫌いです。心の底から嫌いです。
時間軸は不明。
暴力描写が少しあります。悪女にたいして。
悪女を含めた出久を陥れた犯人達のせいで雄英やらオールマイト達がえらいことに……。
轟と爆豪は出久の味方(?)。
(2021/03/25 最後の方書き足し)
それでもOKって方だけどうぞ。
いいですね?
男にしろ、女にしろ、突然日常が崩れ、犯罪者に堕とされる時が突然やってくるかもしれない。
冤罪という言葉がいまだに廃れることなく、むしろ悪化しているご時世だ。
身に覚えのない罪と間違った認識と状況で、最終的に死に追いやられることさえある。
緑谷出久は、ただいま絶賛冤罪を被せられたところだ。
いわゆるハニートラップというやつである。
強姦されかけた、暴行されかけたという冤罪だ。
もちろん出久はまったく身に覚えがないためきちんと説明はしている。
だがどうやら複数人の精神コントロール系個性が関わっているらしく、出久を貶めようとした犯人は自作自演をかけてきた女子生徒だけではないらしい。まあ、そんなわけであれよあれよというまに退学処分という結果に。
これについて出久は……。
「分かりました。」
っとだけ答えた。
この態度と被害者女子生徒への謝罪の言葉も一切ないとして、元A組やらが無理矢理出久に謝罪をさせようとしてきたが、横から凄まじい冷気が襲ってきて妨害された。
見れば怒りを通り越して“無”になっている轟がいた。
氷に襲われずに済んだ被害者(自作自演)少女を見た轟は、他の者達が氷で動けない前でその少女を殴り倒した。ああ、そりゃもう手加減なく。歯が数本折れるほど。
倒れた少女を追撃しようとした轟を止めたのは、出久だった。
「ダメだよ。」
「イヤだ…。」
「俺は別にこの学校に未練は無いから。でも、君は…。」
「緑谷がいないなら、意味はない。」
「…もう。」
俺を置いていかないで、っとばかりにコアラみたいに抱きついた轟に、出久はやれやれとため息を吐いた。
「ふざけんなやあああああああ!!」
「かっちゃん。」
遅れて来た爆豪。
BOMBOMっと、手から爆破を出す爆豪は、怒りながらさっき轟に殴られて倒れている被害者(自作自演)女子生徒をガスガスと踏みつける。
「なにやっとんじゃクソナーーード! こんなクソ女に嵌められやがって、お前…。」
「かっちゃんは、どうする?」
「はあ?」
「俺はもう行くけど。」
「っざけんな! この俺を置いて行こうなんざさせるかよ!」
「分かった。」
そうと決まればとばかりに、三人はさっさと雄英から去って行った。
出久はゴーストライダー。
監視も、あらゆる法も無視して罪人を粛正して回るダークヒーロー。
雄英に来たのだって公式にヒーローとして送り出したいという周りから勧めで仕方なくであった。故に退学となったからといって痛くもかゆくもないのである。
世間も出久が不祥事を起こしたという話を聞いても。
えっ? それがどうかしたの?って感じだ。
むしろゴーストライダーに性欲があったのか!?っと驚かれたぐらいだ。
これについて異を唱えたのは、ゴーストライダーによって性犯罪から救われた元被害者達だ。
様々な性犯罪の被害を受けかけたところを救われ、紳士的に警察や家族の元へ帰してもらったことが公表され、出久(ゴーストライダー)が性犯罪を犯す可能性はまったくといっていいほどないと言われた。
むしろゴーストライダーを陥れようとしているのでは?っと、事件のあった雄英に対し凄まじいバッシングが起こった。
それほどにゴーストライダーは、世間から支持を受け、信仰されているのだ。
烏合の衆でしかない力無き弱き者達も、数が集まり、知恵を集めれば恐ろしい。
ゴーストライダーこと出久が無実であるにも関わらず、出久の言い分を聞かず一方的に被害者を装った者の方を信じて追放したという詳細情報が漏れ、雄英校はおろか、出久の退学に判を押したひとりであるオールマイトも批難の対象になり、有数のヒーローの育成校でそのような事態が起こっていることを政府も重く見て、学校の運用自体が不可能になるほど事件は大きくなっていった。
ハニートラップをかけた犯人達は、出久ことゴーストライダーを完全に甘く見ていただろう。
確かに出久は見た目こそ普段は地味め少年である。ゴーストライダーになってからというもの表情も感情も乏しくなった。ゆえに気味が悪いのは仕方ない。なのに周りから期待され、頼られ、あまつさえ信仰すらされている。それが気に入らないからと陥れた結果がコレだ。
世間から彼がどう見られ扱われていたのか、そんな出久が雄英にいた理由をしっかり理解していなかったがために、このような事態が起こったのだ。
そして学校内でも大変なことになった。
世間からのバッシングを受けることになった他の生徒達の怒りや失望はヒーロー科A組と担任の相澤らが受けることに向けられることになった。
出久の退学を計画して実行した犯人達は、あまりにも事件が大きくなりすぎたことに恐怖し、自分だけは助かろうとした者が告発。結果、事件の真相が明らかとなり個性による洗脳コントロールが解かれた。
犯人が全員捕まり、事件の真相が明らかになったところで1度ついた傷も汚名も簡単には消えない。
結局、出久が入学した年の生徒を最後に、雄英は廃校となった。
事件の被害者であり出久を追放した加害者の元同級生や元雄英教員達は、せめて出久に謝罪したいと出久を探し続けたが、生涯かけても見つける事が出来なかった。
それは 別に出久が何かしたわけではない。いつも通り罪人を粛正すべくヘルバイクに乗って夜な夜な爆走するだけだ。元同級生や教員達に捕まらないよう動いていたのではない、単にササッと動いて、ササッと去っていただけだ。それが素早すぎて個性があってもしょせんは人間である彼らには無理だったというだけの話だ。ゴーストライダーのおかげで全快していて全盛期の体を取り戻したオールマイトですら無理だったのだから。
そして悪いことに、出久は在籍していた雄英校に興味関心もなくなっていたらしく、離れた後、追いかけてきたオールマイト達や、元同級生にもまったく興味を示さなかったし色々あって彼らが死んだ後も葬儀にも来なかったらしい。
そういえば出久が退学処分となった情報が報じられてから、出久ことゴーストライダーの傍には、氷を使う少年と爆発を使う少年の二人がいるようになったが顔を隠している二人が何者なのかは知られていない。
あと、余談だが。
出久を陥れて雄英から追放させた主犯達は、刑務所での刑期が終わっても雄英校を廃校に追いやったヴィラン扱いを受けまともな余生を送ることは出来なかったらしい。
自分だけは助かりと告発をした犯人の1人は、他の者達よりちょっとだけ懲役が短くなったが、自己保身のためだということが何故か他の受刑者にバレ檻の中でいじめられ続け、やっと刑期を終えてからは、ほどなく同じく刑期を終えた犯人の仲間に逆恨みされていていたため、殺害された。
なお、殺人を犯した者は別の殺人強盗も起こし、結果としてゴーストライダーの粛正を受け、廃人にされる結末を迎えた。
たぶん、このネタだと、出久を陥れるのは不可能。
逆効果。
轟と爆豪だけが洗脳コントロールを受けなかったのは、出久(ゴーストライダー)の力の影響ですね。轟は呪いとして力が埋め込まれているし、爆豪はずっと一緒で影響が一番大きい。
次の短編のネタにするなら?
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妖怪ウォッチ
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すまっしゅ!!
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それ以外の怪異や、妖怪など
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SCP
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いや、連載の続き書けよ