ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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個性把握テスト。



ゴーストライダーの意外な一面ということで、恥ずかしい場面あり?



SS7  個性把握テストとゴーストライダー

 

 説明も無いまま指示通りグラウンドに行くと、相澤が待っていた。

 

 そして『個性把握テスト』の実施をいきなり宣言された。

 

 ソフトボール投げ

 立ち幅跳び

 50m走、持久走

 握力

 反復横跳び

 上体起こし

 長座体前

 

 以上8種目を測定するのだが…、ただし個性を使うことということだ。

 

 そして最大の爆弾として、トータル最下位は、除籍処分とすると相澤は言った。

 

「質問します。」

「なんだ?」

「無個性でもいいんですか?」

「……緑谷。お前は、登録上は無個性でも、無個性であって無個性じゃないだろう?」

「えっ!? やっぱ無個性なのか、ゴーストライダーって!」

「じゃあ、あの変身姿なに!? 個性イコール、ゴーストライダーじゃないわけぇ!?」

「静かにしろ。準備運動と覚悟が出来た奴から始める。いいか? 自然災害、大事故、身勝手な敵ヴィラン達…いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽に溢れてる。そしてそういう理不尽ピンチを覆していくのがヒーローだ。これから3年間で、お前達に俺達教師は苦難を与える。Plus Ultra(更に向こうへ)さ。全力で乗り越えて来い。」

 出久が無個性であるということが本人の口から出たので騒ぐクラスメイトを相澤が黙らせる。

 相澤の言葉に目の色が変わるクラスメイト達。

 すると準備運動を終えた爆豪が進み出た。

 そしてまずは、ソフトボール投げから始まる。

「死ぃねぇえええええええ!!」

「どう聞いてもヒーローらしからぬよ、かっちゃん。」

「てめーーーーは、だまれぇぇぇぇ!!」

 爆発の個性でソフトボールをぶん投げるが、かけ声がアウトな爆豪に淡々とツッコむ出久。だが爆豪は絶対に出久の方は見ない。しかし、その掛け合いを見て聞いてプッと吹き出すクラスメイトには、ギロッと睨む。

 だがかけ声とは裏腹に、かなりの記録を出した。

「かけ声はともかく、さすが2位か…。」

「おい、デク! 次はテメーがやれ!」

『さあ、大注目の中どれだけやれんだろうな?』

「…先生。本気でやればいいんですよね?」

「そうだ。」

「俺の本気は、夜でないと出来ませんが……、7割程度になります。それでもいいなら…。」

「それを越えての個性把握テストだ。限界ってのは越えるためにある。」

「分かりました。」

「だがちょっと待て。」

「?」

 出久に待ったをかける相澤は、他のクラスメイト達を遠くに移動させ、自分は耐熱重装備をした。

「いいぞ。」

「……。」

『お前の炎の温度を警戒されてるなぁ?』

「……熱くないように調整するのに…。」

「! すまん…。」

 出久の呟きに相澤は謝罪した。

 次の瞬間、ゴウッ!と出久の体が炎に包まれ、あっという間にゴーストライダーへと変わった。

 すると爆豪を抜く、クラスメイト達が、おおーー! と、声を上げる。

 目の前で、本物のゴーストライダーが現れたのだ。噂になっている超有名人が現れたようなものなので、爆豪を抜くクラスメイト達の興奮のボルテージが上がっていく。

 そして出久がボール入れからボールを取り出し、構えて投げた。

 ……ボールは遙か彼方へ飛んでいき、見えなくなった。

 んん?っとクラスメイト達がなる。

 確か、ゴーストライダー(出久)は言っていた。夜じゃないと本気になれないと。じゃあ彼方へ消えたソフトボールは?

 しかし。

「あれ? 先生?」

「……。」

 なんか滝のように汗かいて固まっている相澤。

「相澤先生!」

「…むっ? ああ、すまん、ボールは?」

 ハッと我に返った相澤が聞くため、記録を量っていた機械が測定不能だと伝えた。

『ペナンスステアを警戒しすぎてるぜ。』

『相澤先生。ペナンスステアは、意識しないと使えませんので、そこまで警戒しなくてもだいじょうぶですよ?』

「……そうか。すまんな、緑谷。」

『いえ、警戒するよう酸っぱく言われているのは知ってますから。』

 ゴーストライダーは、そう言って手を振った。

 離れた位置に移動させられたクラスメイト達(爆豪抜く)は、なんとも奇怪なモノを見る目でゴーストライダーを見ていた。

 そりゃそうだ。ゴーストライダーとは、罪を犯した敵に対してまったくもって容赦の無い絶対的な制裁者という噂や事件があり、普通に学生の生徒らしくしているゴーストライダー(正体は、緑谷出久)の姿が頭で同一人物だとうまく合致しないのだ。

 その後、順調に個性把握テストが行われたが……。

 ゴーストライダーの意外な一面発覚。

『……。』

「固いな。体が。そのライダースーツが邪魔か?」

 変身後の格好が仇となり、上体起こしや、長座体前の成績がいまいちであった。

 そんなんだから総合成績的に他の生徒と拮抗を保った。(ソフトボール投げの記録と、握力測定器を破壊して握力が不明ではあるものの)

 ゴーストライダーの体の固さにプークススとなる者、なんかイメージと違うっと軽く落胆する者、なんか見ちゃいけないモノを見ちゃった…っと後が怖いと怯える者、それぞれだった。

 基本的に相手の攻撃をあまり避けないゴーストライダーである、なので柔軟はあまり重視してなかったが……、頭が髑髏で燃えているから分からないが、ちょっと恥ずかしかったのは内緒である。

 そんなこんなで個性把握テスト終了。最下位が除籍となるため、緊張が走る中……、全員の成績が発表され……。

「お、オイラの華の学校生活が…。」

 っと泣く最下位者である峰田。

 すると、フッと相澤が笑い。

「ちなみに、除籍処分はウソだ。君らの力を最大限に引き出すための合理的な方便。」

『……いいや。本気で見込みがなけりゃ除籍する気だったぜ。この男…。』

『……。』

「ところで、緑谷? テスト終わった。元に戻っていいぞ。」

『いえ……、なんか眼差しが気になったので。』

「? ……ああ。次のチャイムまで少し時間があるな。自由時間とする。」

 その瞬間、クラスメイト達(爆豪抜く)がゴーストライダーの周りに集まった。

「触っていい!? だいじょうぶよね?」

『お好きにどうぞ。』

「うおおーー! 燃えてるのに全然熱くねー!」

「ものほんのゴーストライダーだ! マジだよぉ! いまだにしんじらんねぇ!」

「頭どーなんてんの!? 触っていい!?」

 

『プククク…! 有名人は大変だなぁ。』

 有名人というか、珍しい動物扱いな感じにゴーストライダー(出久)は、ザラゾスからの笑いを受けたこともあり、複雑な気持ちになってたのだが、腕組みして悟られないよう誤魔化したのだった。

 

 

 

 

 




ゴーストライダー(出久)の体が固いというのは、捏造です。
あのライダースーツ姿……絶対柔軟運動には向いてなさそうという勝手な想像です。
ちなみに、他でカバーして成績は上位です。


有名人というより、珍獣扱いなゴーストライダーです。
そりゃ、あの姿がすぐ傍にあったら触ってみたくなるかな?(私は触ってみたい)


実は、相澤がペナンスステアを本能的に、そして上から警戒するよう言われすぎてて一旦逃げるというのを書こうとしてましたが、生徒達を置いて逃げるというのはあっちゃいけないので無しにしました。

次の短編のネタにするなら?

  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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