ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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2巻以降の展開の間にちょっと挟んでみたかったんだ。



ザラゾスがオールマイト嫌い(というかオールマイトみたいな人間が嫌い)。



その理由とは?


SS8  オールマイト嫌いのザラゾス

 

 

「…疲れた。」

『いや~、賑やかだったなぁ? そんでもってモテモテだったなぁ?』

「あれは、モテモテとは言わない。」

 登校1日目の学校生活は、学校の生徒達に質問・触られ攻めされもむくちゃになった。

 まあ、こんなのは、初日だけだろうと思い直し、学校帰りもゴーストライダーの姿で護送車に乗ろうとしたのだが、その日監視役が回ってきていたヒーロー達にビビられるなどてんやわんやだった。(なおこの時ビビったヒーロー達は、生徒達に見られていて免許剥奪とまではいかないが地味に順位を落とすこととなる)

『これでお前の学校生活が始まるわけだが…、どーよ?』

「思っていた以上に注目の的になったのは予想外だったかな。あれだけ粛正活動をしていて注目されない方がおかしいか…。」

『さあ、どうする? これでお前は晴れてヒーローの卵ってわけだ。今まで通り活動してりゃ確実に周りを落とすことになる。不用意なことはできなくなったなぁ? まあ、お前(ゴーストライダー)を止められる奴が入ればの話だが…。』

「いたら面倒だね。」

 すると監視施設の出久に宛がわれている部屋の戸が叩かれた。

「はい?」

「緑谷少年。」

 入って来たのはオールマイトだった。

「オールマイト。どうしたんです?」

「……また独り言を言ってたみたいだね。」

「……。」

 まあ、ザラゾスとの会話はどう見たって独り言にしか見えないだろう。

「それだけ言いに来たんですか?」

「いや、なんというか…、相澤君のテストで意外な一面を見せたね。」

「ああ、体が固いことですか?」

「君の場合、あの変身姿が仇になって体が思うように曲がらないのだと思うが…、あのライダースーツも体の一部と捉えていいのだろうか?」

「たぶんそうだと思います。俺はよく分かりませんが。」

「ふーむ…。」

「何か問題でも?」

「問題はないさ。だが少しばかりこれからの君の学校生活がどうなるか気にはなるのだよ。君は注目の的だ。子供達からも、大人達からも。初日でああだったのだから。」

「見てたんですか?」

「…すまない。」

「いえ、謝らないでください。」

「それともう一つ。」

「なんですか?」

「……君は二重人格かなにかか?」

「独り言のことですか?」

「どうも別の誰かと会話しているようにハッキリと喋っているのでな。誰かいるのかい?」

「……いる、と言ったらどうします?」

「何もしないよ。だが、危険だと判断したら何かしら対処しないといけない。私は、ただ君のことが心配なのだ。」

「…ありがとうございます。」

「なにもないのならいいんだ。すまないね。お休みのところ。それじゃあ。」

 そう言ってオールマイトは去っていった。

「……ザラゾス。言いたいことあるんじゃないの?」

『…なぜ俺のことを言わなかった?』

「別に話したところで、悪魔だって言われても信じてもらえないだろうし。」

『…どうだかな?』

 ザラゾスは、オールマイトのことが気に入らない。というか、なんか生理的に嫌いらしい。

「なんでオールマイトのこと嫌いなの?」

『……ああいう正義の塊っつーの? いわゆる徹底した光の側って感じは昔からいけ好かねーんだよ。人間特有の欲の匂いがしねー。』

「へー。」

『アイツの魂喰えって言われても願い下げだぜ。まあたまにああいうタイプの味が好みって、自称グルメがいないことはないがよぉ。』

 それはそれで人間としてどーなんだと出久は思った。つまり悪魔からしたら味が無いイコール不味いということなのだろうか……。オールマイトは。しかも食べるような輩もほとんどいないらしい。食べたいと思う奴は相当に変な奴なんだろう。

『まあ…、あそこまで不味い人間ってのはそうそういるもんでもねーがな。』

「だろうね。」

 オールマイトみたいな人間がそこらにゴロゴロいてたまるかとザラゾスに同意した出久であった。

 

 

 

 

 一方その頃…。

 

「……やはり誰かと喋ってるとしか。」

「緑谷少年…。」

 部屋に隠された隠しカメラと盗聴器で、部屋の内部の様子が監視されているのだが、あの後その後の様子が気になったオールマイトは出久とザラゾスの会話を見て聞いていた。

「ザラゾス…。」

 おそらくそれが出久の会話相手だろうが、何者であるかは分からない。

 すると監視カメラ映像に映っている出久がベットに横になった。どうやらそのまま寝入るらしい。

 しかし数分後、ムクリッと起き上がり、不気味な足取りで監視カメラに近づき……。

 

『…見てんじゃねーよ。』

 

 聞く者の背筋をゾッとさせるような低い響きのある声が出久の口から漏れ、影になって分からなかったが笑っているらしい出久が監視カメラを燃やして壊した。

 

 

 

 

 




最後の方は、寝落ちした出久の体をちょっと借りてザラゾスが鬱陶しいカメラを破壊。そして監視側を牽制?
なお、出久はカメラの存在は知っててもほっといてますが、ザラゾスに体をちょっと操られているのは知らない。


次回、やっと原作突入かな!?

次の短編のネタにするなら?

  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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