ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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ゴーストライダーのコスチュームについてと、対人訓練。



爆豪がビビりすぎてて別人。




それでもOKって方だけどうぞ。


(※2020/11/01 19:26 ちょっと加筆)





いいですね?


SS9  ゴーストライダーは、そのままでコスチューム?

 授業が始まる。

 

 が、その前にヒーロー学を学ぶため、生徒には被服控除としてコスチュームが作られ渡される。

 学校専属のサポート会社が、生徒の要望や個性に応じて作ってくれるのだ。

「被服控除を辞退?」

「俺には個性はありません。それに…。」

 出久が片腕を燃やし一部だけゴーストライダーへ変身させてみる。

「コレがありますから。」

「君の…いやゴーストライダーのコスチュームを作りたいとサポート会社が息巻いていたのだが…。」

「そう言われても、どんな格好してても変身したらライダースーツですよ?」

「うーむ…。」

 変身したらコスチュームは無視される。そう言われて出久(ゴーストライダー)のコスチュームについて注文を求めてきた者達は悩む。

「そうだ、一応変身前の格好というものがある、変身後はアレでいいが、その前の格好で形から入るというのはどうかね?」

「…それなら。」

「君はゴーストライダーに変身せずとも相当に身体能力が高いと聞いているから、それを活かせるコスチュームにしよう!」

「動きやすいジャンプスーツがいいですね。」

「注文承った!」

 すぐにその場で受注したデータを会社に送るサポート会社社員。そんなに作りたかったか? ゴーストライダーのコスチューム。変身したら意味が無いということにちょっと罪悪感である。

 

 後日、作られ送られてきたコスチュームは、緑を基調とした動きやすいジャンプスーツだった。手足にパンチや蹴りに耐えられるよう強化材が使われているが、全体的に見たら飾りっ気がなくシンプルである。

 サイズを確認し、着心地も確認。悪くはない。

 そして更に後日、ヒーロー基礎学の授業で、お披露目。

「ムム! シンプルイズベストか!」

「いえ…、変身後はコスチューム関係ないから元の姿でも動きやすい格好にしました。」

「そうか。しかし! 形から入るのも大切だ!」

 オールマイトが受け持つ授業は、ヒーロー基礎学である。

 そして、ここは入試の時の演習場。

 オールマイト曰く、犯罪の発生件数が多いのは屋内なのだとか。

 ここで行われるのは、基礎訓練のための訓練。

 ヒーロー側と、ヴィラン側に別れての実習である。

 核爆弾に見立てた爆弾の模型を奪取するかヴィランを捕まえるのがヒーロー側で、その核爆弾を守るかヒーローを捕まえるて無力化させるのがヴィラン側である。ただし制限時間あり。終わった後総評を行う。

 ヴィランチームを生徒がやる理由は、ヴィランの思考を学ぶことにある。

 チームは、二人ひと組。くじ引きである。

「よろしくね!」

「よろしく。」

 出久と組むことになったのは、麗日だった。クラスメイトに一部がいいな~っと羨ましそうに見ている。ゴーストライダー(出久)と組めた麗日を。

 そして最初の対戦は、ヒーローがAチーム、ヴィランがDチームとなった。

 ちなみに、出久と麗日がAチームで、Dチームは、爆豪と飯田だ。

 それを聞いたクラスメイト達が、ソーッと爆豪を見る。

 爆豪は小刻みに震えていて、汗ダラダラだ。暑いからとかじゃなく、おそらく不安と恐怖でいっぱいいっぱいなのだろう。登校1日目で出久にビビりまくっていた爆豪だ。二人の間に何があったのか分からないが尋常ではない。

「爆豪くん、だいじょうぶかい?」

「うるせーよ眼鏡、お、おお、俺はビビってなんかいねーよ!」

「いやいや! 顔色と汗が尋常じゃないぞ!? 保健室に行った方が…。」

「だからへーきだって言ってんだろうが!!」

「爆豪少年! いかなる恐ろしい敵であろうとも立ち向かわねば守れるモノも守れんのだ! これを乗り越えPlus Ultraだ!!」

「んなこたぁ分かってるつーの!」

 オールマイトからの激励に、爆豪はギャンギャン怒った。

「…駄犬。」

『おー、犬だな。確かに。』

 

 そんなこんなで屋内対人訓練が始まった。

 

 訓練用の建物内に先に爆豪達のチームが入り、核爆弾の場所を決める。核爆弾の位置はヒーロー側には知らされない。当たり前だが設置した爆弾の位置をバラす敵はいないからだ。(中にはあえて教えて妨害して楽しむような悪趣味な愉快犯もいるだろうが)

 そして準備が出来たら訓練の始まり。

 開始の合図と共に制限時間のタイマーが動き出す。

 建物の見取り図を記憶し、それを基に1階の窓から出久と麗日は侵入する。

「死角が多いから気をつけて。」

「うん。」

 麗日から付かず離れず、絶妙な距離感と速度で進んでいく出久。

 その時、気配を感じた。

「ふっ。」

「! てめぇデク!!」

 死角から振り下ろされた拳をヒラリッと躱す出久。それに苛立つ爆豪。

「君の気配が動き回っていたことは分かってた。そしてまず俺を狙ってくるだろうことも。麗日さん、行って。」

「うん!」

「クソが!」

「突っ走るばかりじゃ、ヒーローもヴィランも務まらないよ?」

「誰がヴィランだゴラァ! 人のこと馬鹿にしやがって、クソナードのデクの分際でよぉ!!」

「君のその言動はヒーロー向きじゃないなぁ。」

「だまれぇええええええ!!」

 爆豪がキレて、爆発の個性と共に何度も殴りかかってきたが、出久はヒョイヒョイと避ける。しかし、やがて背中が壁にぶつかった。

「トドメだーーー!!」

「ふう…。」

 ヤレヤレと肩をすくめる出久が、口をすぼめて息を吐くと、息は炎となり爆豪を包んだ。

「ちぃ!? っ、どこ行きやが…?」

「こっちだよ。」

「!?」

「遅かったね。」

 その時点で爆豪の首に確保を示すテープが巻かれていた。

 アナウンスが鳴り、ヒーローチーム、ヴィラン1名確保!っと放送された。

「く、クソナードが!!」

「はい、確保。あとは、飯田君だけだ。」

「くそがああああああああ!!」

「おおっと。」

 しかし爆豪はキレまくり、ルールを破って爆発の個性を纏った拳を出久に振るった。

「てめー許さねぇ! よくもよくも!!」

「…君……。」

 その拳を片腕で防いだ出久が目を細めて爆豪を見た。爆豪はビクッと震えて慌てて目を逸らそうとすると、出久の手が伸び、その顎を掴んだ。

「……また…、されたいの?」

 ペナンスステア(贖罪の目)を…。

 っと、出久が目を閉じて声を低めて小声で言うと、それがハッキリ聞こえた爆豪は、ヒッ!と短く悲鳴を上げた。

「あの時は手加減したけど、今度はみっちりキッチリやってあげようか?」

「う…うあ、うわあああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

 出久が閉じた目をゆっくりと開ける様に、爆豪は恐怖のあまり悲鳴を上げた。

 

『核爆弾確保!! ヒーローチーム、WINーーーー!!』

 

 オールマイトの声が、訓練の終了を告げた。

「…かっちゃん? …気絶してるか。」

 出久の手に支えられた状態で、ブクブクと泡を吹いて白目を剥いてしまった爆豪は、その後担架で運ばれたのだった。

 

 なお、核爆弾を確保したのは麗日だ。

 実は事前に出久から、ゴーストライダーの鎖を渡されており、それを使って個性・無重力を利用して飯田を柱に縛り付け、爆弾を確保したのだ。

 ゴーストライダーの鎖は、ゴーストライダーの力の一部が実体を持ったものなので、不正にアイテムを持ち込んだとは言い難いため、ゴーストライダーとしての力の評価の対象に。

 

「緑谷少年。まさかとは思うが…。」

「使ってませんよ? ペナンスステアは。勝手にビビって気絶したんです。」

 

 なお、爆豪については、訓練のルールを破ったということで減点されたのだった。

 

 

 

 

 




そのうち爆豪…、死因ビビりで死ぬかも?

後付け設定だけど、ゴーストライダーの鎖を麗日に渡しておきました。
遠隔操作も考えたけどそこまで器用じゃないか…っと考え直した。


やっと持ってる原作の巻に入れた!
爆豪との戦いはどうするか悩んだけど、今の出久には爆豪なんて敵わないのでこうしました。変身するまでもない。


なお、オールマイトは、過去に出久が爆豪にペナンスステアを使っていることは知りません。

次の短編のネタにするなら?

  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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