長いので切った。
もっとメチャクチャしたかったけど、私の文才力がなかった!
USJ。ウソ(U)の、災害(S)や、事故(J)ルームの略である。どこの遊園地だ。
雄英高校にある、あらゆる事故や災害を想定して作られた演習場ドームで、敷地内までバスで移動が必要である。
スペースヒーロー『13号』と、担任の相澤、そしてオールマイトが今日の訓練を担当するはずだったが……。
オールマイトは、ただいま不在。っということでオールマイト無しで訓練が始まろうと…した。
「……。」
「どうしたの、緑谷君?」
「…先生。何かが来ます。」
「?」
「かなりの大人数で…。」
「なに?」
その時、黒いモヤがUSJ中央の噴水のところに発生し、誰かが出てきた。
顔や身体のあちこちに手の形をしオブジェを付けた奇妙な格好。それに続いて広がっていく黒いモヤから次から次に人間達が出てきた。明らかにヴィランであるような凶悪さを際立たさせた格好をしている者達だ。中には、脳が露出したような黒い巨漢もいる。
『大勢でお出ましだな~。これがホントのカモがネギを背負ってくるってか?』
「さてと…。」
「待て! 緑谷! お前は動くな!」
「えー? せっかくカモがネギを背負ってきたのに…。」
えー?っじゃねぇ!! そしてヴィラン集団をカモとネギ扱い!?っとみんな思った。
考えるまでもなく、ゴーストライダー(出久)が暴れれば大惨事(敵が)確実なので、相澤はすぐに13号に生徒達の避難指示と、学校側への救援を求めるよう指示し、モヤの中から現れたヴィラン集団に単身で挑んだ。
「緑谷を暴走させないよう見張っとけ!」
相澤は、高所から飛び降りる際にそうクラスメイトに指示した。
「えー?」
「取り押さえろー!」
「わっ。」
不服そうな出久を飯田を始めとしたクラスメイト達が取り押さえた。
「緑谷君! 気持ちは分からなくはないけど! 今は抑えて!」
「うお! 緑谷! 羨まし!」
ムギューーっと、麗日に頭を抱え込まれて叫ばれ、峰田に羨ましがられるなどした。
「……どいて。」
「緑谷! ダメだぞ!?」
「いいから。」
「うわあっ!?」
次の瞬間、ボッと出久の体から炎が溢れ、クラスメイト達を弾いた。
そしてUSJの出入り口に向き直り、炎を纏った拳を振るう。
その瞬間、黒いモヤがブワッと現れ、四方へ逃げるように散った。
『むっ! 私の存在を…。』
「ヴィランは分かりやすい。何人…殺した?」
『させませんよ。そして散りなさい。…オールマイトを呼ぶためのエサとして。なぶり殺しにして差し上げます。』
黒いモヤが13号を含めた1-Aクラス全員を包み込んで消した。
『……おびき寄せるためのエサ…ねぇ? なめ腐ってると思わねぇか? 出久ぅ。』
次の瞬間、バイクのエンジン音が鳴り響く。
『!?』
黒いモヤを操るヴィランがモヤの中から響いたその音に驚愕する。
そして炎が爆発するように弾け、その中から炎を纏ったヘルバイクと共に、それに乗った出久が飛びだした。
「みんな…、どこかに飛ばされたか…。」
『ググ…。』
黒いモヤを操るヴィランが胸を押さえてその場に蹲った。その胸の辺りは焼けていた。
「お前はあとにしておく。それよりもまずはクラスメイト達の救出。」
そして出久はヘルバイクを走らせた。
「お、おい? なあ、気のせいか? バイクの音?」
「どっかで聞いた覚えが…?」
「あっ!」
噴水が見渡せる高所からヘルバイクで飛び出し、聞き覚えあるバイク音に止まったヴィラン達が見上げる。
炎がいっそう強まり、噴水の上にバイクがそのまま着地した。炎は消えることなく、むしろ勢いを増して燃え上がる。その姿を見て、一部のヴィランがハッと気づいた。
「ゴーストライダー!!」
「えっ!?」
そう叫んだヴィランのひとりの言葉に、他のヴィランが反応した瞬間、爆炎と共に出久がバイクを走らせた。
「ギャーーーーーーー!! 轢かれるーーーー!?」
「おい、誰か! 誰かあのガキ止めろ!」
「無理無理! 見ろ! 鉄製品が蒸発してるぞ!? あれ、触ったらアウトじゃね!?」
「そういやゴーストライダーが学生の子供だって噂があったが…、まさかアイツが!? ウソだろーーーーー!? ギャーーーーーー!!」
ヘルバイクが通り過ぎたあとには、焦げてバタバタと倒れたヴィラン達。
「だいじょうぶですか、先生?」
「お前…緑谷…、あとで反省文だ!」
「元気ですね。じゃあ、みんなを助けに行きます。」
「ま…。」
しかし待つはずがなく、出久はヘルバイクで障害物も水も無関係に走り出した。
「……あれが、ゴーストライダーのヘルバイクか…。まったく…とんでもない有精卵だ…。」
出久を見送るしか出来なかった相澤だったが、その背後に黒い巨体が迫った。
***
「うわー、うわーーーーー!!」
「落ち着いて峰田ちゃん。」
水の上に設置された座礁船に、峰田と蛙吹がいた。
峰田が泣き叫んでいる理由は、水中型がのヴィランに船を攻撃されたからだ。その衝撃波凄まじく、一撃で船がひっくり返りそうだった。
「峰田ちゃん、泣いてもどうしようもないわ。ってか、本当にヒーロー志望で雄英に来たの?」
「だって、だって! こないだまで中学生だったんだぜ!? 入学してすぐ殺されそうになるなんて誰が思うかよ! ああ…、せめて八百万のヤオオッパイに触れてから死にたかったなぁ…。」
「峰田ちゃん…、呆れるほど歪みないわね。ん?」
「なんだよ今度はーーー!?」
「バイクの…音?」
「はあ!? こんなセットだらけの場所でバイク!? そいつアホじゃね!?」
「でも…、この音…、聞き覚えがあるわ。」
「そりゃバイクだからだろーーー!? そりゃ同じ製品なら同じ音するだろーー!?」
「よく聞いて。たぶん峰田ちゃんも知ってるかも。近づいてる。こっちに!」
蛙吹が耳を澄ませる。峰田も近づいてくる凄まじいバイク音を聞いた。
「この音は…、ま、まさか…。」
助けが来たという喜びより、恐怖でゾッとした。
「なんだぁ?」
水中型ヴィランがそちらを見た瞬間、崖の形をしたところからヘルバイクが上から飛び出した。
「ええーーーーー!?」
峰田と蛙吹もヴィラン達もギョッとした。だって下は水だからだ。
しかしヘルバイクは、炎を纏ったまま水面に着地し、そのまま水の上を走り出した。そして座礁船の上へ跳び上がる。
「ひぃ!?」
「緑谷ちゃん!」
「だいじょうぶ? 無事? 怪我はない?」
「バカヤローーー!! アホじゃねーの!? いくらゴーストライダーだからって、なんで炎なのにこっち来ちゃったわけ!?」
「さっきの見たでしょ? ゴーストライダーって水なんて関係なさそうよ?」
「うん。」
「うん、じゃねーーーよ!! だからどーしたよ!? まさか助けに来たのかよ!? この足場の悪い状況で!? せめて先生達呼んできてくれよ!」
「ううん。倒した方が早いと思って。っというわけで、蹴散らすから。」
「あっ。」
出久は、ヘルバイクのエンジンを吹かし、再び水へと飛び降りた。
「へへ! わざわざ俺らのテリトリーに…、ぶっ!?」
そう言って自ら顔を出した瞬間、炎のタイヤが顔にめり込む。
そのまま水面にいるヴィラン達を追い回し、本当に蹴散らしてしまった。
「ね、念のため、オイラの個性で固めとこう…。」
個性もぎもぎで、水面に浮いているヴィラン達を全員くっつけて拘束しておいた。
「次。」
「あっ、緑谷ちゃん! …行っちゃった。あの調子で全員蹴散らす気ね。」
「へ、変身もしてねーのに、強すぎだろ! マジでゴーストライダー無敵すぎ! 体固いの見せつけたのはブラフだったのかよ!?」
「そうかしらね?」
「?」
そして程なく、あっちこっちで爆発音やら、破壊音が聞こえだした。その破壊は移動し、ソレと共にヴィランらしき悲鳴がギャーとか、ギエーとか、聞こえてきた。
「……ちょっとだけ同情するわ。敵に。」
「オイラも…。」
さすがにヴィランすらも可哀想になる。それがゴーストライダークォリティー(?)。
やがて閉められている出入り口が、こじ開けられる。
その瞬間。
「私が来た!!」
「コンテニューだ。行け、脳無。」
出入り口から現れたオールマイトに、相澤を痛めつけていた脳が露出したような頭をした黒い巨漢、脳無が、死柄木の命令で矛先を変えた。
ソレと共に、進路を変えたヘルバイクの爆音が接近する。
とりあえずヘルバイクで追い回すというのは書けたかな?
敵が可哀想に見えるほど爆走できたかな?
なお、変身してないし、夜じゃないから本気でもフルパワーでもない。(!)
たぶん、書き足すかもしれない。
次回は、脳無戦かな。あと死柄木も。
次の短編のネタにするなら?
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妖怪ウォッチ
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すまっしゅ!!
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それ以外の怪異や、妖怪など
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SCP
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いや、連載の続き書けよ