まだステインじゃないです。
グラントリノとの出会い。
轟もいます。
台詞ばっかです。もっと文字数増やしたかったけど、無理でした。
グラントリノのしゃべり方がよく分からない……。
グラントリノの事務所。
『こりゃーまた…。』
「うん。」
新幹線で45分。
もらったメモの住所に従ってきたが、そこはビックリするほどのオンボロ事務所ビル。
『人の気配はあるぜ。』
「行こう。」
『あっ、おい。』
しかし、ザラゾスが止めるより早く出久が戸を開けた。
黄色いマントを身につけている小柄な老人が、真っ赤な液体の上にうつ伏せで倒れている。
「……。」
出久は無表情で黙ったまま、そのまま戸を閉めた。
「どうしたんだ?」
結局出久から離れるのを嫌がってついてきた轟が聞く。
「いや……、ド下手なスプラッターが…。」
『甘すっぺー匂いがするぜ。』
「あー、ウソウソ! ジョーダンだから、入っておいで!」
すると中から老人の声が聞こえた。
そう言われたので入ると、ケチャップまみれのその小柄な老人が腹についたケチャップをタオルで拭いていた。
「いやいや、すまんかった。ゴーストライダーには、ジョークも通じないか。そっちの坊は、指名しとらんが?」
「離れたくないって聞かないから…。さっきのは、面白いとは思いますよ。俺でなければ。」
「なるほど…、冷めてるなぁ…。コイツは…、まともな目じゃねぇな。」
「!」
「お前…、何をその腹の中に入れてんだぁ?」
『ほう? 俺の存在に気づいたか? それとも、オールマイトとかいうのが教えたか?』
「オールマイトから聞きましたか?」
「いんやちがう。」
「ザラゾスのことに気づける人っているんですね。あなたが初めてだ。」
「ザラゾス…。個性の一部ってわけでもなさそうだなぁ。そんな禍々しいモンよく体に入れてられる。」
「ザラゾスは……、ゴーストライダーの力の源なんです。それに俺の命を支えてもいる。俺からザラゾスが離れれば、俺は死にます。」
「…ほう。」
「引き剥がそうだなんて考えないでください。」
「考えんよ。」
「それならいいです。それで、俺を指名したというのは、オールマイトが自分の後継者候補にしていたからですか?」
「そういうことじゃねーんだ。純粋に俺が気になったのさ。お前さんのことが。オールマイト…あの正義バカは、教師としては素人以下だからなぁ。」
「なるほど…。てっきり後継者候補としてしごかれるのかと思ってました。」
「んなこたぁしたら、お前、抵抗するだろぅ?」
「はい。」
「お前さんの活動は知ってるつもりさ。あっちこっちで遠慮も無く暴れてるらしいなぁ?」
「どーも。」
「その目か…。確実に復讐相手にその罪を知らしめる。そしてその罪が生み出す苦しみを味わせる。目さえありゃ、どんな相手もイチコロだわな。」
「……。」
「だが、目の無い相手にはどーしてんだ?」
「ようするに『魂』があれば、関係ありません。」
「ほへ?」
「目があろうがなかろうが、罪を犯した魂であるかが問題なんです。」
それを聞いてグラントリノは、ピクッとなった。
「例えばですよ。目の無い動物はどうやって周りを認識しているか…? ようはソレを認識することができれば、目の有無なんて関係ありません。」
「お前さん……。」
「はい。」
「弱点ないの?」
「明るいうちは、全体パワーが7割になるぐらいですかね。」
「けど、それを補う能力もある。違うか?」
「……オールマイトが恐れるほどの先生ですね。すごいや。ああ…。』
「緑谷…。」
最後の方で声が変わったことに轟が訝しんだ。
すると出久の体が炎に包まれ、ゴーストライダーへと変わった。しかしグラントリノは、動じずゴーストライダーを見上げる。
『老いぼれ…、てめぇの魂は、さぞや不味いだろうな。』
ゴーストライダー(?)が膝を折り、低身長のグラントリノの顔をのぞき込むように見た。
グラントリノは、ニヤリと笑った。
チーン
凄まじい緊迫した空気が立ちこめる中、電子レンジの音が鳴った。
「おっと、たい焼きがチンできた。食べるかい!?」
『……いただきます。」
ゴーストライダーは、出久へと戻りながら笑った。
「緑谷…。」
「轟君も、食べよう? あんこ嫌い?」
「…嫌いじゃない。」
「その前に掃除!」
「先にしなきゃいけないでしょうが、順序が違いますよ。グラントリノ。」
『そっちの猫にさせとけよ。』
「轟君は、猫違う。」
なんかよく分からない1日と、職場体験の日々が始まろうとしていた。
その夜。
「……。」
出久は、隣に寝ている轟を起こさないよう起き上がった。
「…行くのか?」
寝ていたグラントリノが寝たまま言った。
「血が…流れました。」
「…『復讐の精霊』。お前さんの別名だったかぁ?」
「はい。」
出久はそう返事をすると、立ち上がり、炎を纏いながら消えた。
「……ーーー!」
「おう、起きちゃったか。寝とき…。」
「緑谷? 緑谷!?」
眠りが浅かったのか起きてしまった轟が、青い顔をして周りを見回す。
「落ち着け。」
「うぅ…、ううううう、緑谷ぁ!!」
「落ち着けって言ってるだろう。」
体から凄まじい冷気を漏らしてパニックになる轟の頭に、グラントリノがかかとを落としをして気絶させた。
なお、出久が帰ってきたときには、布団の上にうつ伏せで倒れている轟と、事務所内が凍っていて、グラントリノが、寒い!っと叫び布団にくるまって鼻水垂らして震えていたので、出久が炎で事務所を温めた。
グラントリノは、だいたいゴーストライダーのことを把握してます。ってことにしました。
出久は、しょっちゅう夜中に留守にします。
そして轟は、まだ時間的に心が落ち着いてない。
グラントリノのキャラがうまく掴めない……。
ステインは、次回あたりかな……。ブラックハートも。
次の短編のネタにするなら?
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妖怪ウォッチ
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すまっしゅ!!
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それ以外の怪異や、妖怪など
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SCP
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いや、連載の続き書けよ