そして、おやつ代わりに爆弾喰うのも。
爆豪が可哀想。
それでもOKって方だけどうぞ。
いいですね?
(※2020/11/13 20:08 ちょっと書き換え)
出久の元気が無い。
いや、元々テンション低いがそれにしたって元気が無い。
先日からオールマイトがやたら気に掛けていたのもあり、ただ事じゃないのは感じた。しかし、当の本人が理由を喋らないため対処のしようもない。
「緑谷君、これあげる!」
そんな中、活路を見出したのが葉隠だった。
「…クッキー?」
「新商品なんだって! 美味しかったよ! お裾分け!」
「…ありがとう。」
「元気ないときは、お菓子に限るよね!」
「おかし…。」
ナイス葉隠!っと、クラスメイト達(爆豪除く)が思った。
「そっか…、そうだよ…。ウジウジ考えてもどうしようもないんだ…。」
「うんうん、そーだよね!」
「心配掛けてごめん。情けないな…。」
「そんなことないよ! 誰だって元気ない時ってあるんだから!」
「しかし、お菓子か…、あっ、そうだ。」
そう呟いて、出久がゴソゴソと鞄を漁った。
そして、取り出したのは……。
ダイナマイト。
「えっ?」
それは、誰が呟いた声だったかは分からない。
指先から火を出した出久は、無言でダイナマイト1本に火を付け、そのまま口に入れた。
バクリッと…、一口で着火したダイナマイトを飲み込む出久。
ちょっと、待て。色々と言いたい。
大きさ的に出久の口に入らないのに、ギャグアニメのように噛まずに喉を通過してる。
BOOOM!
少し間を置いて、出久の腹が一瞬膨らんで戻った。
「…ふう……。」
プハ~っと煙を吐きながら恍惚とした顔をする出久。
しかし、ふと自分に集まる視線に気づいて顔を上げる。
「どうかした?」
「イヤイヤイヤイヤ! 色々言いたい!」
「なにしたの!? ちょっ、何してるの!? 今食べたの…。」
「なんで平気なんだ!?」
出久の声でハッと我に返ったクラスメイト達が大慌てで叫びツッコむ。
「爆弾は、オヤツだから。んじゃもう一本…。」
「相澤先生ーーーー!!」
パニックになりつつ、出久の爆弾喰いを阻止。ダイナマイトを奪い取った彼らはある意味で勇者だ。
出久は、むーっと機嫌を悪くする。
「おい? なんだこの騒ぎは?」
「あっ、ちょうどいいや。」
「はっ?」
ちょうど教室を出ていていなかった爆豪が戻って来た。それを見つけるなり、出久が爆豪に近づく。
そしてあっという間にゴーストライダー形態に。
「ひっ…!?」
そして捕まえた爆豪の両手を口に入れた。
「ひいいいぎゃああああああああああああああああああああ!?」
プライドもかなぐり捨てたあられもない悲鳴を上げる爆豪。
「やだやだいやだあああああああああああああ! 手ぇ離せ、離しやがれえええええええええ!! 喰わないで! 俺喰っても美味くねぇえええええええええ!!」
ギャン泣きでメチャクチャに爆破の個性を使いまくる。
注意。
爆豪の個性は、両手の汗腺からニトロを出し、爆破を起こす個性である。
つまり両手を口に入れられている状態ということは……、爆破が当然ゴーストライダーの口の中で起こっているわけで……。
ちょっと、たまに上顎が動く程度で、ほとんど微動だにしないゴーストライダーは、散々口の中で爆破を受け止めてる。
爆発が止まれば、手を甘噛みするようにアグアグして爆発を促す。
やがてシクシクシク…っと、爆発疲れで力無く下を向く爆豪をやっと解放し、口から彼の両手を出した。
『…ごちそうさま。』
解放されると同時にパタリッと倒れる爆豪を放っておいて、出久は元の姿に戻りながらスッキリしたとばかりに伸びをして教室から出て行った。
「ば…爆豪…?」
切島が恐る恐る、倒れている爆豪を心配して聞く。
「……。」
「…だ、だいじょうぶか?」
「……なんか…、ジットリして…。」
「ひーーーー!! あんな燃えてるのにか!?」
「燃えてるのに、生温か…。」
「言わんでいい!!」
知らせて聞いた相澤や、騒ぎで他のクラスの人間が駆けつけるなどして、出久は職員室に連行され説教された。
ダイナマイト持ち込みは禁止されたので、その代わりに爆豪がまた手を口に入れられて爆破を使わされる事件が何度も起こることになるのであった。
爆豪は、自分の個性を誇りにしていたが、こんな個性持ちたくなかった…っと大泣きするようになってしまった。
これについて出久は…。
「パチパチ飴と同じ。」
っとコメントしたとか。
出久はちゃんと普通の食べ物も食べれます。
刺激欲しさに爆弾喰ってるけど。
爆豪は、パチパチ飴扱い。
次回ぐらいには期末テストしたい。
次の短編のネタにするなら?
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妖怪ウォッチ
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すまっしゅ!!
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それ以外の怪異や、妖怪など
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SCP
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いや、連載の続き書けよ