ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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懺悔? ……かな?


とりあえず、クラスメイトに爆豪が出久を死なせたことを伝える。



そして空野(オリキャラ)が…?



オリキャラと爆豪の会話が主です。




それでもOKって方だけどうぞ。










いいですね?






SS41  爆豪の懺悔と

 

 

 時は少し遡る。

 

 切島達、いや1-Aクラスメイト達(緑谷轟を除く)は、寮内の男子部屋のある区間に集まっていた。

 それは爆豪の部屋の扉で切島と上鳴が耳を澄ませている

 校長達に寮に帰されたのだが、何があったのか、全員が詳しいことを知りたかった、だが誰かが切り出す前に爆豪は寮の自室に逃げて籠城してしまった、そして爆豪への心配、と疑問などからこの場に全員が集まり爆豪は扉の前で座り込んでいることが気配で分かった為比較的爆豪と交流していた切島と上鳴が扉越しに質問を投げかけていた。

 

「なあ、爆豪…。聞かれたことにだけ答えてくれねーか?」

『……。』

「……緑谷…は、どうなったんだ?」

『……。』

「頼む、爆豪! 教えてくれよ! 昨日の晩のこと!」

「落ち着きたまえ! 上鳴くん!」

「お前がうるせーよ、飯田!」

「みんな落ち着いて。」

 蛙吹が飯田に掴みかかりそうになっていた上鳴を止め、切島を指す。

 切島は、シーッと静かにと指で示していた。

 扉の向こうで爆豪がブツブツと小声で答えているらしい。

 

『……死んだ……。』

 

「!」

 

『お、れが……、ころ、し、た…。』

 

「っ…、なんでだ? お前が緑谷を嫌ってたのは知ってたけどよ…。そこまで憎んでたのか?」

 

『違う!』

 

「じゃあ、…どうしてだ?」

 

『……俺は…、アイツを…元に戻したかった…だ、け……。』

 

「もとに?」

 

『木偶の坊…。なんもできねーくせに、…バカでムカつく…そのくせ正義感ばっかつぇぇ…、そんで昔から俺の後ろをついてきてた……、ゴーストライダーになる前の……。』

 

「ただの人間に戻そうとしたのか?」

 

『…し、ぬ…なんて……、知らなかった……。聞いてなかった……。焦ってた……。元のアイツが戻るかもって……。……、息してなかった…、冷たかった…、心臓が…止まって……。』

 

「ーーーっ!」

 

『俺が…! 殺した!! 死なせた…!!』

 

 扉越しに爆豪の泣き叫ぶ声が外へ響いた。

「……馬鹿野郎!」

 切島は涙を流し、扉を殴る。

 クラスメイト達も、俯き、涙している者もいた。

 どれだけ時間が過ぎたろう突然爆豪の部屋から爆発音と破壊音が”聞こえてきた。

「爆豪!?」

 

 

 

 

 一方、爆豪の部屋では。

 

「てめぇ…! このクソハゲ! どの面下げて俺の前に来やがった!?」

「……分かっているさ。」

 空野は、爆豪に馬乗りになられ、爆発の個性で殴られた為火傷と、口の端と鼻から血を滴らせながら淡々と言った。

「…話を聞いてほしい。」

「ああ!? 話だぁ!? それよりもデクをどこへやった!! 返せ!! 返しやがれ!!」

「…デク…、君が…そう呼ぶ、少年は…、緑谷出久は…、死んでいない!」

「なっ…。」

 続けざまに殴ろうとした爆豪の手が空野のその言葉で止まった。

「信じられんことだが…、彼は仮死状態だ! おそらくザラゾスが万が一に備えて貴重な器である肉体を保存しておくためにやったことだろう。確かに生命活動そのものは止まっている。だが、蘇るのだ! 今までに例の無かったことだ。」

「……てめぇの言葉なんか信じられるか!」

「嘘ではない。……この命を差し出しても本当だと誓える。……だが、私が死ねば、生き返らせられる方法は永遠に闇の中だぞ?」

「っ!」

「…聞いてくれ。頼む。」

「どういう…風の吹き回しだ? 俺をそそのかして殺させておいて…。」

「そうだな…。私も……まさかこんなことのために憎い悪魔に手を貸すような真似をすることになるとはな…。人生とは分からん。」

「……ど、うしたらいい? 教えろ!!」

「ふふ…、焦りは禁物だ。その焦りが、彼を殺したんだからな。さすがに3度目はひく。」

「黙れ!! 殺すぞ!!」

「……簡単なことだ。封印に使ったクリスタルを砕け。それで中身が解放され肉体に戻る。それによって緑谷出久は蘇る!」

「!」

「しかし…それは、同時にザラゾスの復活でもある。緑谷出久の魂は、ザラゾスとくっついているのだ。分(わ)かつことはできない。方法があったとしても、そんなことをすれば緑谷出久の魂が耐えられず消滅するだろう。」

「っ、…く…そが。」

「おそらく…1度目の死で、魂が強く影響したのだろうな。繋がりが強すぎる。しかし、取り込まれず、かといって喰われもせずにいるのは、ザラゾスがあえてそうしているのだろう…。」

「?」

「…食べる気がないのか……、遊んでいるのか…。悪魔の考えることなど知らんし、考えたくもない。緑谷出久は、ザラゾスに生かされている。悪魔が人間と対等でいるはずがない。」

「…こだ…?」

「ん?」

「どこにクリスタルをやった!! 教えろ!」

 左手で空野の胸ぐらを掴み、右手に小さな爆発を起こしながら脅した。

 空野は、フンッ…と嘲笑しながら目を細めた。

「…リフィカル教団の本部だ。」

「……本当だな?」

「信用が無いな。まあ無理もないが。本当のことだ。だが…急いだ方がいい。本部がまだ残っていればいいが。」

「どういうことだ!?」

「今…、本部は悪魔・ブラックハートの襲撃を受けている。いつの間にか教祖様に次ぐ階級の者達を含めて多くの同胞達が奴に…! 私は、ただ君に教えるために来たのではない。捕えられるつもりもない。我が教団を穢し、破壊したブラックハートをなんとしてでも生かしてはおけんのだ!」

「まさか、てめぇ…!」

「話は終わりだ。私は、行く。」

「ぐあっ!?」

「爆豪勝己。…人には決して他人の罪を消すことはできない。自分の罪と向き合えるのは図らずとも自分自身のみ…逃げるな、戦え。」

 一瞬の隙を突いて爆豪を殴り飛ばした空野は、脇腹を押さえながら立ち上がった。爆豪は怒りやわけの分からない感情に支配されていて気づかなかったが、空野は脇腹を負傷していて、かなりの量の血が流れていた。

 懐からポータルがついた紙を取り出すと、それを床に落とし、空野はポータルで本部へ向かった。

「この…くそ、が…!」

 棚にぶつかった爆豪がヨロヨロと起き上がる。

 

「爆豪!」

 

 マスターキーで扉を開けた教員とクラスメイト達が飛び込んでくる。

「何があった!?」

「罪に向き合う…? 戦え…だぁ? んなこたぁ…、分かってんだよ!」

「爆豪?」

「取り戻す……。…んなことで、罪は…消えねぇ…、でも…!!」

「爆豪くん!?」

 爆豪はペッと口の中の血と唾を吐き、空野が残していったポータルに駆け込み消えた。

「お、おい…、どうすんだよ!?」

「……!」

「おい、切島!」

「アイツだけひとりで行かせねぇ!」

 

「ダメだよ。」

 

「校長先生!?」

「犬かネズミか…、校長さ! あー、そんなことどーでもいいか。まあ、それはそうと、行かせないからね。」

「止めないでください!」

「あのね…。これは、いわば彼の試練なんだよ。ケジメを付けるためのね。」

「けじめ!?」

「公にしない代わりに、未来のためにやらなければならないのさ。緑谷出久への捻れた想いが今回の事件の引き金になったのなら、こんなのことを2度と起こさないようケジメを付ける必要がある!」

「しかし、校長先生…。彼一人だけ行かせるのはさすがに…。」

「その件だけど…だいじょうぶさ!」

「えっ?」

「それは、置いといて。……君達は、公にしない固い口をしていると信じて、なぜリフィカル教団が爆豪勝己を唆し、緑谷出久を死なせた上でその体を奪っていったのか…、その理由を教えよう。君らが爆豪勝己に聞きたかったことだろうが、それは爆豪勝己自身は知らなかったことなのさ。」

 それから根津は、持って来ていたファイルや教団の活動記録を記した日誌を手に、説明を始めた。

 

 

 一方その頃。

 1-Aクラスの寮を見上げる荼毘がいた。

 

「…あのクソ教団の実態。てめえら無能ヒーローが平和ボケしてる裏にこういう奴らが居るのをしっかりとお勉強しろ。卵共。」

 

 

 荼毘はやがて踵を返し倉庫裏にあったポータルに触れて消えた。

 

 

 

 




空野はすでに助からない怪我をしています。
ブラックハートに一矢報いるため、あえてゴーストライダー(出久)の復活について助言。
前の後書きにもあげましたが、空野は悪魔を憎んでいます。そのためゴーストライダーを嫌っていました。でも、ブラックハートに自分達が勝てないと理解し、勝てるゴーストライダーを復活させるという自身の信念に反する方法を選びました。


次回あたりかな、ゴーストライダー(出久)の復活は。



ちなみに、荼毘はブラックハートに弾き飛ばされてポータルで消えた先が雄英だったということで、根津に教団から盗んだ活動記録などの資料を渡すなどして教団潰しをさせようとしました。
もし雄英に飛ばされなかったら、インターネット上に公開していたと思われる。

次の短編のネタにするなら?

  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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