ゴーストライダーの技については、活動報告欄にて好捕にした物を採用しました。
申し訳ありませんが採用しなかった物もあります。本当に申し訳ありません。
ヒーロー仮免許。
自分または他者の非常事態(事故、災害、敵の出現等)の際、公的な場での個性使用が可能になるという実効力がある。
消防や警察が到着するまでの間、その代わりを務める権限を持つ。
その為、仮免を取れればセミプロとなり、ヒーローの有精卵から孵化したヒヨコ扱いとなる。
これを取得することは、ある意味でヒーローを目指す者達の最初の難関であり、目標となるだろう。なにせこれを取得すれば、セミプロなのだから。
しかも毎回実施ごとに試験内容が変わるという特徴もあり、事前に予習ができないときたものだ。それだけプロ免許取得が難しいという裏付けでもある。
毎年50パーセントが合格できていたところを、今年は受験者1540人中、合格者100人まで、結果倍率16.4、合格率6.5となっている。
理由は、近頃のヴィランによる事件や、つい先日あったリフィカル教団による惨劇の事件など……。
近年はでかい事件が集中していたため、免許交付の内容の見直し、さらに試験内容の難易度アップとなったのだ。
別の理由としては、ヒーロー業界の飽和と、最強最悪の抑止力となっているゴーストライダーという非公式の存在への対応もある。
仮免許取得試験を無事に合格させるためにも学校側は事前に、必殺技を考え、そして身につけろという訓練をおこわなせることを決めている。
必殺技を持つことは、備えあれば憂いなし、技の有無は合否だけじゃなく、将来のヒーロー業自体にも大きく関わるとか。
また、必殺技は攻撃だけに非ず、攻撃性のない機動力の技なども含めて必殺技ということらしい。(例:飯田のレシプロバーストなど)
『なに悩んでやがる?』
「えっ、…だって……。」
『お前は存在自体が必殺技みてーなもんだろうが。ペナンスステアはどーした、ペナンスステアは。』
「それは技術なしじゃん。むしろ付属品って感じじゃん。」
『出久…。』
「本当のことでしょうが。そんな怖い声出されても。」
『テメェェエエ! あの魔眼を付属品呼ばわりしやがてぇぇぇえええ!!』
ザラゾス的にはとてつもなく嫌なことらしい。そんなペナンスステアに自信があるのか。誇りにしているのか。こんな感情的になるザラゾスも珍しい。
「おーい、爆豪? 生きてるか?」
そんな心配する声が聞こえたので見ると、魂が抜けたようになってる爆豪に切島達が話しかけていた。
昨日から爆豪はあんな感じだ。
ちなみに、その場から動かない爆豪を部屋に運ぶ際に轟と遭遇したのだが、当然轟は反応し、寮の一角を凍らせる事態を起こして怒られた。
こうして寮生活の始まりと共に、必殺技の取得及び、個性を伸ばす訓練が実施されることになった。
体育館γ…、通称TDL(トレーニング台所ランド)。略称は某遊園地と同じじゃね?っというツッコミは野暮だ。
そこでセメントスが床を、まるで足場のある岩山の群れのように作り替え、そこにエクトプラズムが分身を作り講師となる。
そうした中、生徒達各々が、必殺技を考えたり、すでにある者はそれの精度を上げる訓練を始める。
だが、出久はそれに参加せず、腕組みして悩んでいた。
「どうしたのだい? 緑谷少年?」
気がついたオールマイトが声を掛けた。
「いえ……、よく考えたら俺には必殺技と呼べるものがないような気がして…、それでちょっと…。」
『だからペナンスステア!』
「魔眼は、なんか違うって。あれ、見るだけじゃん。」
「うーむ、確かに君は全体攻撃力はずば抜けて高いが、必殺と呼べるような技がないか。」
「あっ。」
「むっ?」
「あ、そうだ。こんなの出来るかな?」
『おう? やってみろよ。』
出久は鎖を具現化し、鎖に額を当てて念じる。
そして鎖を投げ落とした。
すると鎖はまるでヘビのように蠢きだし、体育館から出て行ってしまった。
「…あれ?」
『しょうがねーだろうが。ここにいる人間で該当しそうな奴がいねーからな。』
「緑谷。何をした?」
相澤が聞いた。
「いえ…、新しい技を編み出そうと思ってやってみたんですけど…。」
『名付けるなら【審判の鎖(ジャッジメントチェーン)】って言ったところか。必殺技ってよりは、技のひとつって捉えられんじゃね?』
「審判の鎖(ジャッジメントチェーン)か…。確かに必殺技じゃないね。」
「ちなみにどんな効果がある? さっきここから出て行った鎖は?」
「えーと…、ペナンスステアの力を鎖にも付与できないかと考えて…、たぶん罪人を探しに行ったのかと…。」
「相澤君! すぐに外部に連絡して鎖を探すんだ!」
「えっ?」
「緑谷。事態を考えろ。」
オールマイトと相澤がすぐに外部に連絡して、鎖の捜索をした。
ほどなくして……。
「逃亡中の婦女子暴行容疑者、逮捕か…。」
校長室の大型液晶画面に映された特報ニュースを見ながら根津がため息を吐いた。
鎖は見つかった。
いや、正確には鎖が心臓に取り憑いて犯人が倒れていたのを発見された。
運が良いのか悪いのか、雄英付近を移動してたところを鎖に襲われ悲鳴を上げて倒れたらしく、その悲鳴を聞いた通行人に発見され通報、、警察が駆け付けたが確保前に意識を戻し子供を人質にその場を切り抜けようとして逃走するも、その際に心臓が鎖で締め付けられたように痛み倒れたらしい。そしてそのまま、病院送りになったらしい。
「結果的に逃走中の犯罪者が捕まったからよかったものを、これが時効の過ぎた罪人で現在は罪さえ忘れて過ごしているというタイプだったなら事情も分からずトラブルになってただろうね。使う相手を指定せず使うのは止めた方が良い。使うにしてもジャッジメントチェーンのことを公表してからの方がいいけど。」
「罪人は罪人ですよ?」
校長室に呼び出しとなった出久が淡々と言う。
「そーもいかないのさ。理不尽かも知れないけど。それなりに手順ってものが必要で、そもそもまだ君は公式にヒーローにもなっていない。今回のことは事故みたいなものということで片付けられたけど、コチラとしては君を公式にヒーローにしてやりたいんだから、できたらそういう制約には従ってもらいたいところなんだけど。」
「…はい。」
「というわけで、ジャッジメントチェーンは、使用禁止とまではいかなくても、使いどころをしっかりと考えてくれ。他に必殺技は?」
「考えました。」
「ほう? ここで見せられるかい?」
「校長…。」
「まあ、ここ(校長室)だって頑丈に作ってあるさ。少々じゃ…。」
『我は復讐者…全ての……。』
次の瞬間、オールマイトと相澤が飛びかかって出久を床に倒した。
「……あの?」
「す、すまん…! なにか猛烈すぎる嫌な予感がして…しまった…。」
オールマイトも相澤も滝のように汗をかいている。
『まあ、今のはお前が悪いな、出久。真に奥の手ってのは不用意に使うもんじゃねぇ。』
「…ごめん。」
「謝るなら、やるな。いいな!」
「はい…。」
その後、体育館に戻り、ザラゾスと相談して。
【吼え立てよ、我が憤怒】(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)
復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚き付け、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで焼き尽くす、という技を編み出し。
さらに、出久は常闇の個性を参考に炎を操って。
【炎獣召喚(えんじゅうしょうかん)】という技を編み出すに至る。
この技は、獣型の炎を使役し、ゴーストライダーが明るいうちは苦手とするレスキューなどでも役立つ技となった。
人の僅かな息吹、心臓が止まっていても見つけ出し、文字通り忠実な獣として命令通りに動く様は、警察犬をも越える
またペナント・ステアの力も影響しているのか、罪のない者や敵意のない者が触っても問題はなく、パニックになって炎獣を攻撃してしまってもだいじょうぶな仕様になっていた。
炎獣を撫でていると…、ムッとした轟が後ろから抱きついてきて。
「撫でてもらう権限は俺にある。」
などと言っていて、B組をドン引きさせていたとか?
なお、校長室で披露しようとして止められた技については……、後々。
色んな技の応募ありがとうございます!
結果こうなりました。
本当はアンケートを設置できれば良かったのですが……。
必殺技をひとつに絞る必要性は無いということで。
炎獣召喚については、常闇のダークシャドウを参考にしたということにしました。
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いや、連載の続き書けよ