B組がA組を心配する?(轟とか爆豪とか)
後半は、オリキャラとブラックハート。
若干のカニバリズム表現があります。注意!!
短めです。
それでもOKって方だけどうぞ。
いいですね?
(※2020/12/05 17:45 ちょっと加筆)
夏休み終わりの仮免許試験まで、10日前後。
本来なら強化合宿で行うはずだったことを、詰め込みに詰め込んでの訓練なのだが、1540人受けるのに、合格できるのは100人というとんでもなく狭き門を潜るために、仮免…セミプロへの道を確実に手に入れるため皆頑張った。
だがしかし!
受験予定の1540人の生徒だって、みんなヒーローを志す子供達である。
情報力、判断力、戦闘力、機動力、コミュニケーション力、魅力、統率力……。
様々で多くの適性を測られるのが試験だ。
これらの適性を毎年違う試験内容で測っていたわけだが……。
今年は特に厳しい!
そこへ、午後からのB組が来たのだが、相澤があと10分あると言っていた。
「あれ、ばくごー君 体育祭では駄犬呼ばわりされてたのに、とうとう犬認知されてこんな首輪付けられちゃったのかい?」
後ろからはいってきた物間が爆豪の首輪に手を伸ばす。
「あ!やべぇ 上鳴!」
バチバチと、放電が走ったが。
「ウ…、ウエィ。」
漕げた臭いが漂い、上鳴がアホになる。
「あぶねえ、下手に触ると感電するぞ。」
切島の言葉にも物間の言動は止まらない。
「うわぁ……、轟焦凍君って、あんなキャラだったっけ? なんかさー、なんだっけ? なんかの動物っぽくないかい?」
「さっきA組から聞いたけど、本人曰く猫なんだってさ。」
「猫!? あー、それだそれ! 血統書付きの高級猫! さすがエンデヴァーの息子ってところか、いやはや、血統が違うとこうなるのかな!?」
物間が笑いながら言う。
現在、出久は炎獣の精度をあげるため集中している。岩場のように凹凸ができた床にあぐらをかいて座り込んでいたのだが、炎獣に嫉妬でもしたのか轟がやってきて膝枕をしていた。
轟のキャラ崩壊については、あまり知らないB組一同は、それ見てドン引きである。
「えーと…、確か…物間…君だっけ?」
「ん?」
不意に出久が座ったまま物間に声を掛けた。
「あんまりうるさいと、炎獣のエサか、審判の鎖(ジャッジメントチェーン)の実験台にするよ?』
「っ…、す、すみませんでした。」
「物間が謝った!」
さすがの物間も、ゴーストライダーめっちゃ怖いらしい。
ちなみにこの後、試験での合格枠争奪も凄まじいだろう、下手すると同校生同士で……?っという話題が出た際に。B組担任が。
A組とB組で試験会場が違うのだ。同校生徒同士のつぶし合いを避けるため、どの学校も時期や場所を変えるのが普通だったと言っていた。
だが根本的には、他校と合格枠を争奪することになるので……。
『お前達は確実に標的になるだろうな。』
「なんで?」
『出久ぅ。お前は自分がいる場所を分かってるかぁ? 有数の進学校なんだろ? そういうところってのは出る杭のように打たれるのさ。』
「ふーん。」
しかし出久はとくに興味はないらしかった。
『ましてやお前は今やこの社会の非公式の抑止力。勝てないと分かっていても、限界を超えてなんぼを掲げてる奴らだ そういう奴らこそ真っ先にお前を狙うだろう。お前が得ようとする合格の枠の座をな。』
「…叩き潰すだけだよ。」
『おー? お前が? 甘っちょろいお前が? てめーの仲間ってのを放っておいてか?』
「もちろんみんなは巻き込まない。」
『…お前なぁ。合宿の時に守れなかった口がよく言えるな。』
「分かってる。だからこそ……、諦めたくない。」
『お前は復讐の精霊だ。犠牲なしに守れやしない。』
「ひとり…ならね。」
『ん?』
訝しむザラゾスに笑いかけるように、出久は微笑み、膝枕している轟の頭を撫でた。
「爆豪は…、魂抜けたようになってるし…、轟は猫だし……。だいじょうぶか? A組…。」
一応はライバルと認識している同じ科のクラスなだけに、心配されていた……。
***
ある夏の路地裏。
都会の中であるにも関わらず、そこだけ忘れ去れたようにうち捨てられたゴミと共に、ひとりの女がゴミに隠れるようにそこにいた。
その女の格好は、一言で言えばピエロ。しかし、首に今や忌まわしい記憶としてしか残らないリフィカル教団のシンボルだったマークを模したペンダントを付けている。
ピエロと言っても、夏の暑さや湿気、何より何日もその格好でいたのか酷く汚れており、ピエロの化粧も溶けてかけている。
そのピエロ女の名前は、クラミス・ジョーダン。
かつてリフィカル教団に所属していたピエロだ。
表向きはナイフを使った芸で客を楽しませる仕事をしていたが。
その実態は、個性・幻覚を使いこなし、相手をいたぶり殺す狂った殺し屋であった。
彼女の過去は、悪魔によって大きくねじ曲げられている。
彼女には愛する者が・・そう恋人がいたのだ。
だが彼を悪魔に憑りつかれ、リフィカル教団のエクソシストがその悪魔を退治した。だが恋人は帰らぬ人となってしまった。
そして、ここからがクラミスの狂気の始まりだった。
なんと、死んだ恋人の死体を食らったのだ。髪の毛一筋すら残らず食らい尽くした後。
嬉しそうに笑い、『これで永遠に一緒だね。』と呟いたそうだ
それ以降、彼女は狂気のままに幻覚のオーラと、ナイフを使って、自分が美しいと思う死という概念に執着するようになった。
クラミスがあの惨劇から生き延びたのは、本当に奇跡であっただろう。
だが彼女は生き残ってしまったのだ。望まずに。
望まず生き残り、そして居場所だったリフィカル教団が潰れたことで行く場所は無くなった。
彼女存在はまだ警察にも知られていない。
ゴミを漁ってなんとか生きていたが、彼女は身も心も限界が来ていた。
狂気で。
体からオーラがあふれ出そうとしている。
触れた者に幻覚を見せ、眠っていても関係なく見せる最悪精神を崩壊させるほどの強力な幻覚。
それが今、都会の中心で放たれようとしていた。
『待て。女。』
「!」
クラミスに背後から彼女に話しかける存在が現れた。
振り返ると、そこにいたのは……。
『その狂気をただただ垂れ流しにして…、ここで終わるか? それとも、お前が望む大好きな死をたっぷりと与えられる力と立場になって、生きるか? さあ……、選べ。』
ブラックハートがクラミスに手を差し出した。
クラミスが出した答えは……。
以下、もらったオリキャラの設定
・名前
クラミス・ジョーダン
個性
『幻覚』
身体から発する紫のオーラに触れた者に幻覚を見せる。幻覚は望むものから死ぬほどの悪夢を見せるなど自由自在。下手をすれば精神崩壊してしまう。解く方法は本人が解除するか気絶するか、痛み・熱・寒さなどの感覚を5秒間幻覚を見ている相手に与えると解除される。操れるオーラの距離は最大10m。
シスターでありピエロでもある。普段はピエロをして子ども達を喜ばせている。昔悪魔に取り憑かれた彼氏がリフィカル教団に退治され、帰らぬ人となり、何を思ったのか彼氏を食し、全部食べ終わると「これでずっと一緒だね」とヤンデレへと覚醒し、そしてピエロとなった。
ジャグリングナイフを武器とし、個性で幻覚を見せて殺すという手口を得意とし、それはまるで暗殺者のようである。拷問好きであり特に個性を使用し相手が壊れる姿を見るのが何より大好きで、それはまるで自分が幸せになれなかったことへの八つ当たりのように見える。
教団壊滅後、生き残る。
果たして、彼女は……。
次の短編のネタにするなら?
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妖怪ウォッチ
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すまっしゅ!!
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それ以外の怪異や、妖怪など
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SCP
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いや、連載の続き書けよ