ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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けして面倒だったとかじゃないです!


本当は真堂達との戦いも書こうかと思ったけど、そういや轟が懐いてるし、これ秒殺できるんじゃね?って思い浮かんだので、こうなっちゃいました……。



なので、真堂達の出番がないです。



あと、後半にいかがわしい表現がございます……。腐向け的な意味で。




それでもOKって方だけどうぞ。







いいですね?







SS47  瞬殺、秒殺!?

 仮免許試験、当日。

 

 試験会場施設にて、今年の内容が発表された。

 

 

 まず、勝ち抜けの演習。

 

 受験者は、用意された3つのターゲットとなる装置を身につけること。これは体の好きな場所に付ける。ただし、見えないところはダメ。(足の裏や脇など)

 そしてそのターゲットは、配布された6つのボールのうち3つを当てられるとすべて点灯。3つめのターゲットに当てた人がその人を倒したことになり、二人倒した者が勝ち抜け。

 6つのボールは、ひとりのターゲットを倒すギリギリの数しかない。つまり、2つを当てられた人間を横から当ててかすめ取るという方法もアリなのだ。

 同校の仲間同士で連携するため、ボールを託すという手もアリ。個性によってボールを変化させて投げるも良しである。そこは仲間意識や仲間同士の連携が問われるだろう。しかし、採点基準については言及されていないので、一匹狼よろしく単独で行動しても無問題であるのだ。

 ところでボールを奪っちゃダメとかそういう言及も無いため、おそらく手持ちのボールが無くなったら誰かから貰うなり奪ってもいいのだろう。そこは戦略だ。

 あと、個性などでボールを壊してもダメとは言われてないため、それもいいみたいだ。芦戸のような溶ける酸を出す個性のようにボールを直接破壊してしまう個性は他にもあるだろうから。

 そして、必ずしも、“2人だけ”を倒せば良いというものでもなさそうだ。

 つまり、2人以上倒しても無問題のようだ。他の仲間を合格させるために、あるいは圧倒的な力の差を見せつけるために、見せしめのようにしてもいいということだ。まあ…、採点基準にどう響くかは不明だが。

「轟君。」

「なんだ?」

 呼べば、トトトっと轟が来る。

 そして出久が轟の耳にヒソヒソと囁く。一瞬轟が目を見開くが、すぐに理解したのかコクリッと頷いた。

「おーい、爆豪? ちゃんと正気か? もうすぐ始まるぜ?」

「……。」

 しゃがみ込んでドヨ~ンとしたオーラを纏っている爆豪に、切島が心配して声を掛ける。ちなみにさすがにストレス検知器は外されている。

「しっかりしろよ! ここでヘタレなとこ見せて仮免取れなきゃ下手すると除籍だぜ!?」

「あれやこれはさぁ! 仮免取ってからじっくり考えようぜ! なぁっ!?」

「うるせーよ…。」

 爆豪はついにグスッと泣き出した。

「かっちゃん。」

「!」

 そこへ出久がやってきたため、爆豪はビクッとなった。

「……幻滅させないでね?」

「デ…。」

 爆豪が顔を上げるが、その時にはすでに出久は移動していた。

「お、おい、始まっちまうぞ!?」

 

 やがて試験が始まる。

 説明が行われた場所が開閉し、様々な建造物や地形があるステージの中心に自分達がいたことが分かった。

 そして開始1分後に始まることを伝え、同時に受験者達が自分達に有利な地形へと移動を開始する。

「みんな、できたら俺の周りにいて。…巻き込まれたくなかったら。」

「…はい?」

 なんか分からないが嫌な予感だけはした。

 轟は付かず離れず出久の後ろについていく。

「おい、爆豪! 俺達も行かねーと!」

「……幻滅だぁ?」

「爆豪?」

 ユラリと立ち上がった爆豪がやっと動き出したので、心配して両脇に付き添う爆豪・切島、上鳴 瀬呂達も出久の方へ移動した。

 そして、1分後、開始のブザーと合図の声が響き渡る。

 っと同時に、一斉に雄英校への攻撃が開始される。

「轟君。」

「ああ。」

 そのボールの嵐の瞬間、轟の最大出力による凄まじい氷の壁が四方八方に張り巡らされ防がれる

「お、おいおい! これじゃあオイラ達閉じ込められ…。えっ?」

 焦る峰田だったが、出久を見たとき絶句した。

 今まさに爆発しようとしてる炎に。

 それはあっという間に燃え広がり、氷の塊に接触。

 そして一瞬にして蒸発する氷はその温度差から水蒸気爆発となり、その衝撃波が試験会場全体に広がった。

 あまりの威力と、突然のことに悲鳴さえ聞こえない。

 そして空の雲をも動かす水蒸気爆発が晴れた後には、メチャクチャになったステージと、衝撃波で吹っ飛ばされ倒れている他校の生徒達が残った。

「チャンスだよ。」

「……えっ?」

 あまりのことに絶句するA組の仲間に出久が淡々と言うが、みんな適応できず固まっていた。

 出久は反応を待たず、近場に倒れていた他校生にボールを当て、あっという間に二人倒した。

 ハッと我に返った者達は、これで本当にいいのか?とか、躊躇したものの、仲間(出久)が開いてくれた合格への道だと割り切ったり、不満が残りつつも次の試験で自己ベストを尽くそうと考えたりした。

「……チッ、デクの野郎。余計なことを。」

「これも運だぜ? チャンスは手にしたってさ。神さまは怒らねーよ。」

「てめーで…、俺に幻滅するなって言ったくせに……。」

「次の試験でいいところ見せりゃいいじゃんかよ。なっ?」

「チッ!」

 爆豪は舌打ちして、ズカズカと歩き出す。残念ながら他校生は、ほぼ気絶していて戦える相手はいない。いたとしてもここから離れた建造物の中などにいるだろう。そこまで一々探しに行くほど戦いに飢えているわけではない。

 雄英校1年A組が全員通過し会場から去った後、目を覚ました他校生徒達がすでに二十数名ほどの通過枠が埋まってしまっていると知って、大慌てで残りの枠を手に入れるために戦いを始めたのだった。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

「あの、ゴーストライダーってあんたのことですか!?」

「ん?」

 通過者が行く控え室で、出久に話しかけたのは、士傑(しけつ)という学校の生徒だった。

 背が高く、コスチュームも独特であるものの、士傑の制服である帽子はきちんと被っているので分かる。

 しかし、声がデカい。背もデカい。

「自分、夜嵐イナサです! 初めまして!」

 ドゴンッ!と床に打ち付けるほどのお辞儀をしてきた。

「あっ、どうも。緑谷出久です。」

「テンション低いっすね! あんな熱い姿してるのに!」

「えっ、いつも通りですけど?」

 A組の面々は気づいてたが、出久の姿を見て、ゴーストライダーの正体が地味め過ぎて本当にゴーストライダーなのかとヒソヒソ声が聞こえていた。

 すると、そこへ轟がやってきて出久に抱きついた。

「あれ? あんたは…。」

「……。」

「えっ、俺なんかしましたっけ。めっちゃ睨まれてるんすけど?」

「気にしないで。いつものことだから。」

「えっ?」

 キョトーンとする夜嵐。他の他校生とも似たようなものだ。

 轟は、出久の髪に顔を埋め、グリグリとしている。

「…ちょっとごめん。」

「おっ?」

 不意に出久が轟を抱き上げて控え室から出て行った。

 なお、何事かと空気が凍り付いて静まっていた控え室は、やがて次々に通過者が入って来て、静まった空気が壊れ、いったいなに?どういうこと?と、ザワザワとしだした。

 

 結局、出久と轟は残りの通過者の枠が全部埋まるまで帰ってこなかった……。

 しかも帰ってきた出久はすました顔をしているが、反対に轟は胸元を押さえて頬を上気させてしっとりと汗をかいていて……?

 

「なにやっとんじゃ、てめぇらーーー!?」

 

「うお! 爆豪のテンションが戻って来た!?」

「っていうか、マジで何やってたの!? 怖いけど聞きてぇ!」

「……お仕置き?」

「なんで…疑問文?」

「てめ…、デク…、まさかこの大事な試験中に…!?」

「なに想像してるの?」

「言わせんな!」

「かっちゃんって…、変態思考?」

「誰が変態だゴラアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

 

 なにをやったのかは、結局分からなかったとか……?(※爆豪がうっかり妄想したようなことではないです)

 

 

 

 

 そうこうしていると、控え室に設置された大画面が映し出され、戦いの場となった巨大フィールドに注目しろと放送された。

 すると、巨大フィールドが爆破され、倒壊していった。

 何ごと!?っと当然通過者達は思うが、次の二次試験内容で納得することとなる。

 

 

 救助演習。

 

 

 つまり救助活動による採点制の試験が行われることとなるのだ。

 

 

 

 

 

 

 




轟と爆豪……ごめんね。別にそんな意図は無いから!


別に変なことはしてませんよ!?(なにを?)

ただの激痛マッサージですから。(お仕置き)
痛、気持ちいいってやつ。


次回は、炎獣召喚が大いに役立つ予定。

次の短編のネタにするなら?

  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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