ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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インターン(校外活動)までに。



結構悩みました。



結果、こうなった。


オリジナル展開です。






それでもOKって方だけどうぞ。





いいですね?





(※2020/12/14  pixivで知り合った方から、素敵な文章を貰ったので加えています)


SS52  波乱のインターン(校外活動)へ!?(※書き加え版(2020/12/14))

 

 極道。暴力団。ヤクザ。

 

 今では指定ヴィラン団体。と、昔からある悪達の組織は総括りにされている。

 

 個性社会の到来によるヴィランとヒーローなどのジャンルが現れたことで、絶滅危惧種となっている。

 

 摘発を逃れた彼らの組織は、ヴィラン予備軍として今も監視されながら細々と活動している。

 

 

 死穢八斎會

 

 

 っという名の暴力団組織があった。

 上記の指定ヴィラン団体で、古い極道の仕来りを持つ筋者の組織である。

 

 仁義と人の道を重んじる昔気質な組長を筆頭とし、若頭の治崎という男が右腕として活動している。

 

 その活動内容は、昔気質な非合法的な取引や表向きは普通の会社運営なども含め、最近では元敵の子や両親がいない、世間から馴染めない子ども達を引き取り、裏で適切で預けれる金持ちに高値で売る。所謂闇ビジネスとして行なっている。

 預けれるのに色々審査や契約をするのでそういった面倒なことをしたくないというのが多いので金さえ払えばすぐ売るというブローカーも務める。

 

 

 が……、その組織の組長が最近になって何者かの襲撃を受けた。

 

 彼が乗っていたリムジンが事故を起こし、運転手と付き人は死亡、組長自身は辛うじて一命を取り留めたが集中治療室行きを余儀なくされた。

 唯一無事だった人間もいたのだが、その人物については公にされていない。

 現在、組長を欠いた死穢八斎會は、若頭の治崎がまとめている。

 そして、周りを探る怪しい動きをしていることから、最近ヒーロー公安委員会は、警戒するよう周辺事務所などに通達していた。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 轟の穏やかな寝息と鼓動を感じながら、出久の抱き着いた腕は緩む様子がない。

「(仕方ない、今晩はこのままで…俺も眠いし…)」

 仕方なしにそのままにし、出久の瞼も閉じられ寝息が聞こえだす。

 暫くして、出久の目が開く、だがその瞳は赤くどこか禍々しい光を放っている。

 おもむろに右手を掲げると小さな炎が現れ中に浮かび上がったのは自室で瀬呂のテープで縛られミッドナイトの眠り香で眠らされる爆豪の様子。

「フンっ。オールマイトに庇われたとはいえ…あの駄犬め、ギリギリのところで立ち直りやがって、もう少しで絶望に染まった魂が喰えたのに…。」

 炎の中から聞こえるのは爆豪の出久に対する贖罪の想い。

「チッ。」

 舌打ちする、それはザラゾスのモノ。

「そうすれば出久も心が折れてたのによ。」

 忌々し気でいて、どこか楽しんでいたような…。

「だが…。」

 ザラゾスの口角が上がる。

 脳裏に浮かぶのは、唸り威嚇し出久を絞め殺す勢いで抱きしめて『嫌だ! これは俺のだ!』と言い放つ駄犬の姿。

「…ククク、こいつ(轟)といいあの駄犬と言い出久自身に執着しているようだし、もうしばらくこうしているのも楽しめる…。」

 窓の方に目を向け笑みを浮かべた。

「それにこいつらが出久に執着していれば……、嫉妬に狂った奴がでてくるだろうからな。……甘い真っ黒な感情(魂)、楽しみだ。」

 小さく舌なめずりをしながらザラゾスは悦にいっていた。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 仮免許試験合格の後に待つのは…。

 

 インターン(校外活動)。

 

 それは、職場体験とは違う。

 

 お客様扱いだった職場体験とはまるで違うのだ。

 プロヒーローのもとに行くと言うのは同じだが、最低でも1ヶ月ほど有償での活動を行うことが義務である。

 そして何より違うのは、サイドキック同様の扱いとなることだ。つまり実質プロヒーローとしての扱いを受けることになる。

 生徒が任意で活動することなので授業の一環ではないということも特徴だ。

 授業では無いため公欠を取得しないと行けない上に、1年生は授業することも多く、1年生でこれをするとなると体力や勉学において負担は2年生の比ではなくなるという問題もある。

 さらに大問題なのは、実質プロヒーローとして扱われ、そして仕事に参加できることから、プロヒーロー同様の死と隣り合わせになることと心理的負担が大きいことだ。

 だが逆に言えばそれだけ現場を知ることとなり、成長に繋がるとも取ることができる。

 また、仮免許を取得していると、より長く、本格的に活動させてもらえる。

 

 ただし、本来なら1年生での仮免許取得はあまり前例がなく、年齢や経験値などを考慮して反対意見は多い。

 そのためいかにして自分のコネと、それを勝ち取るためのコミュニケーション力が必要となってくる。しかし、1年生でそれを求めるのは酷とも言えるが……、そこはまあ本人努力だろう。夢のためにどれだけ振り落とされようとも齧り付くのも力だ。

 

「本来なら生徒の方が選んで申し込むんだけど……、緑谷少年を、ぜひっ!って申し出があったんだよね…。」

「正直…、あまり必要ないような気がします。」

「まあ君は非公式で飛び回って活動しているからね…。現場は知っているのは分かるよ? でもね…、プロヒーローの仕事という物は知らないだろう?」

「制約に縛られて、流れた血と涙を無下にしたくない。」

「うぅ! それを言われると涙出ちゃうよ! けど、そこをなんとか! 君を公式にヒーローとして巣立たせたいコチラとしてはなんとかしたいんだよ! 気持ち分かって!」

「……分かりました。それでどちらの事務所ですか?」

「分かってるのかな…? えーと、サー・ナイトアイって知ってるかい?」

「オールマイト、あなたの元サイドキック。」

「その通りさ。…わけあって気まずいけど。」

「その人が俺を?」

「うーん……、なにを考えて君を指名したのか分からないけど、インターンでヒーロー事務所側からウェルカムってのはそうそうあるものじゃないんだ。断ると痛いと思う。」

「分かりました。」

「受けてくれるの?」

「はい。」

「……まあ…、ビッグ3をボコボコにしたうえに、仮免許を越えて特別免許まで交付された君を断る方がどうかしてるかもね。」

 

 オールマイトに呼ばれる前に、教室でインターンについての説明があったのだが、その際にビッグ3と呼ばれる雄英校の3年生との模擬戦闘があった。

 3人まとめではなく、通形ミリオというもっともNo.1に近いとされる男子生徒と戦った。

 1-Aクラスの出久以外はあっという間にのされ、最後に様子を見ていた出久との戦いになったのだが……。

 インターンの厳しさを教えるはずが、逆に返り討ちにしてしまったのである。

 ただミリオとはいい勝負したと思う。ゴーストライダーに変身ギリギリまでいったのだから。さすがにマズいと相澤達が止めに入って事なきを得たが。

 

 

 そんなこんなで仮免許どころか、特別免許を持つ出久は、サー・ナイトアイというヒーローのところへインターンに行くことになった。

 

「……ザラゾス。」

『なんだよ。』

「いい加減にしてよ。」

『なんのことだ?』

「とぼけないで。かっちゃんを食べようとしたことだよ。」

『……なんのことやら。』

「とぼけないで。かっちゃんとオールマイトから聞いてるよ? ザラゾスだって聞いてたんだから知ってるでしょ?」

『な~んのことやら?』

「このクソ悪魔め…。」

『そのクソ悪魔なしにいられないのは、誰だろうなぁ?』

「酷い奴だ…。」

『悪魔だからな。』

 苛立つ出久に、クックックッ…とザラゾスは笑う。

 

「緑谷。」

 

「轟君?」

「インターン…行くのか?」

「うん。」

「俺も…。」

「ダメ。」

「なんで…?」

「そんな泣きそうな顔しても、ダメ。」

「なんで……?」

「今回のインターンは、向こうからの指名なんだよ。だから呼ばれてない轟君はダメだと思う。」

「!」

 すると、轟がスマフォを取り出してどこかへ連絡を始めた。

 1分後……。

「……だいじょうぶだって!」

「はっ?」

「特別免許の特権で、仮免許取得者をサイドキック候補としてインターンに参加させてもいいらしいぞ。」

「どこへ電話しているのかな~?」

「連れてってくれ!」

「そもそもまだ候補にすらあげてないでしょ?」

「俺じゃ…ダメなのか?」

 ついに轟が泣き出す。

『いいじゃねーか、連れてけよ。下手に知らねー奴を選ぶよりかマシだぜ。』

「なんだかなー。」

『猫じゃ不服かよ。』

「そうじゃないけどさー。」

 

「デーーーーク!」

 

「なに、かっちゃん?」

「インターン……行くのかよ?」

「えらい話が出回ってるね。」

「んなこたどーでもいいぜ。……けよ。」

「ん?」

「連れてけって言ってんだよ!」

「誰を?」

「俺!」

 ガーッと吠えて自分を指差す爆豪。

 しかし出久は首を傾げ。

「かっちゃん…、1年間のトイレ掃除と風呂掃除は?」

「先行共とは、話付けてある! インターン分、次の年度に繰り上げだがな!」

「えー?」

「不服だってのか、ええっ!?」

「いや、そういうことじゃなくて…。」

「殺す。」

「ああ!? やんのか!?」

「…こうなるからダメなんだけど……。」

 取っ組み合いの喧嘩になろうとしたところを、出久が両成敗と頭にチョップを入れた。

 その後、なぜ爆豪が同行を申し出てきた理由を詳しく聞いた。

 ようするにインターンを希望したが、断られたので確実に現場の仕事の経験を積める方法として特別免許を持つ出久に目を付けたらしかった。

 本人は自分の力でないことや、出久が特別免許というほぼほぼプロの免許を持ってることに怒り狂いそうだったらしい。

「そんなんでよく妥協したね?」

「……。」

「?」

「別に…。」

「やっぱ殺す…。」

「轟君。そんな状態じゃ連れてけない。」

「俺よりコイツがいいのか……?」

 叱ると泣かれるので面倒くさいことになる。

『猫と犬が着いたな? よかったなぁ?』

「うるさいよ。」

「おい、デクゥ! なんでコイツばっかし…。」

「黙ろうか、駄犬。」

「だけ…!?」

「その沸点低すぎるのを抑えないと連れてけないから。」

「ーーーっ!」

 怒りつつもなんか泣きそうになっている爆豪に、出久の内側でザラゾスが堪え笑いをしていた。

 

 

 そんなこんなで、出久はサイドキック候補として轟と爆豪をインターンに連れて行くことになったのだった。

 

 

 




死穢八斎會の設定については、ハーメルンで知り合った方からもらった物を使いました。
ありがとうございます!



インターンには、特別免許を持つ出久に着いていく形で、轟と爆豪も参加することにしました。
本当は轟だけを連れて行く予定だったけど、書いてたら物足りなかったので爆豪も付けました。


無理あったかな?

ミリオとは、サー・ナイトアイのところで知り合う予定。


インターンでの事件は、原作とは違う意味で壊理ちゃんを巡る戦いになるかと思います。

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  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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