ヒロアカ×ゴーストライダーネタ  連載版   作:蜜柑ブタ

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勢いで執筆しました。

活動報告でのアンケートへのご協力のおかげで急に執筆意欲が湧きました!
ありがとうございます!


でも今回は短めです。



前回のあとがきで劇場版を考えていると書きましたが、結局そこまで行かず、今回もオリジナルエピソードになります。

今回はタイトル通り、麗日とお出かけする予定を立てます。
一応このネタでのヒロインは、壊理と麗日ということにしているので。
壊理の次は麗日かなって……。



若干、性的な話題が出ていますがエロ小僧こと峰田絡みのことでの話と、相澤が合理的をこじらせて若干やらかしたという感じです。(?)







それでもOKって方だけどうぞ。







いいですね?










SS76  麗日とお出かけの約束

 

 

 

 通形のお節介によって実現した遊園地お出かけだったが、ミルコに協力を仰がれて結果的に中止してしまったことに最初は壊理は落ち込んだ。しかし反社会勢力のヤクザの孫娘という環境が相まって6歳にあるまじき頭の回転を発揮してミルコに交渉し、ミルコの人脈とスポンサーと資産などで生まれた優待券もろもろを郵送して貰ったことで次回こそはと気持ちを新たにしたのだった。

 ザラゾスは、出久の中で『裏社会側の人間の強欲だな』っと壊理の行動力の本質を見抜いて評価していた。

 それについては聞いていた出久は冷静に。

「そんな評価は聞きたくなかった。」

『女の強欲はスパイスだ。』

 ザラゾスの壊理への評価についてため息混じりに呟く出久に、ザラゾスがニタニタと笑ってそう言った。

 欲望を利用する側で欲望の化身とも例えられる悪魔だからこそ強い欲望を持つ者を高く評価するのかもしれない。

 するとザラゾスが話題を変えた。

『で? もうひとりはどーすんだ?』

「は?」

『は~~~、お前は……。あのモチモチの娘のことだ。』

「麗日さん?」

『ブハっ…! お前は興味ねーのかあるのか…。』

 ザラゾスの言葉で誰なのかをすぐに当てた出久にザラゾスが吹き出した。

「なんで麗日さん? まさかザラゾス……。」

『お前の女だろうが。まあお前のモノは俺のモノでもあるがな。』

「……。」

『それはさておき、その娘が憂いているぞ?』

「は?」

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 一方その頃、共有スペースでは。

「うう~~~…。」

「お茶子ちゃん、あんまり眉間にしわを寄せすぎると痕になっちゃうわ。」

「ううーー! 分かってるけど分かってるんだけど! 切り替えられないんやーー!」

「分かるわその気持ち。大好きなものを諦めるなんて難しいもの。」

 麗日が握りしめているのはチラシ。

「ご当地お餅料理フェスーーーー! 行きたいーーーーー!」

「お米料理フェスよ。お餅はそのオマケね。」

「いややーーー! 諦められへんーーー! でもお金ないのーーー! 今月仕送り少なかったから厳しい! あーーーー、この世に神も仏もないんやーーー!!」

 お餅が大好物の麗日はお米を使う料理を主催したフェスタに行きたくて仕方がないのだ。しかし厳しい現実で彼女の実家はとても裕福とは言えず、雄英校に入学した時も寮生活前は安い家賃のアパートで一人暮らしして必死に節約生活をいたのだ。しかも自営業の実家の経営が更に芳しくないらしく仕送りが少し少なくなってしまった。なので生活費以外に使えるお金がない。

 そんな厳しい最中での大好物が売られているフェスタの開催。食欲旺盛な十代の少女には辛すぎる。しかも日常的に我慢を強いられているのだから余計に。

 隣で話を聞いていた蛙吹は当たり障りなく返事をしていた。家庭の金銭問題に首を突っ込んでもどうしようもないからだ。

 そこへ。

「そのフェスタっていつ?」

「へっ!? 緑谷君!?」

「あら緑谷ちゃん。もしかして話聞いてたの?」

「途中から。麗日さん、今余裕がないの?」

「えっ…、うん……、今月厳しくて…、お餅ぃ…。」

 あまりにお餅を欲して、そしてそれが叶わないことに麗日の目から涙が零れてしまった。

 そんな麗日の見た出久は。

「それなら俺と一緒に行く?」

「へ、…は!?」

 いきなりのお出かけの提案に麗日は顔を上げて驚きすぎて涙が引っ込んだ。

「お茶子ちゃん落ち着いて。」

「な、なんで!? そんな、いくらなんでも…。」

「この間の遊園地でバイト代を貰ったから。使い道どーするか考えてたから奢るよ。」

 出久の提案にワタワタと慌てる麗日に出久がなんてことないとばかりに言った。

「そ、そんな悪いよ! 今余裕ないからすぐに返せへんし…。」

「返して貰いたいとか考えてない。使い道は自分で決めるから。気にしなくて良い。」

「ええ~…。」

「お茶子ちゃん。ここは喜んで受け取っていいと思うわ。こんな機会そうそうないと思うし。」

「なに言っちゃってるの!?」

「お米料理フェスタは来週かららしいわ。開催期間中に日にちによって提供される料理も変わるみたいだから、狙い目の料理の日に行った方がいいわ。」

「じゃあそうしよう。」

「ちょーーーー!」

「チラシ、見せてくれる?」

「…………いいの?」

「ん? 奢ること? もしかして俺と行くのは嫌だった?」

「そ、そうじゃなくて…。」

「俺は全然問題ないけど。」

「ふぁ!?」

「はい、新しいチラシよ。」

 蛙吹が気を利かせてお茶子が握りしめているチラシとは別の同じチラシを出久に渡した。

「ありがとう。じゃあ、出かける日程についてはじっくり決めよう。急な何かあるならメールとかでも教えて。」

「あっ! ……………………マジでなん…………?」

「よかったわね、お茶子ちゃん。」

「ひゃあああああああああ!!」

 突然決まった出久とのお出かけイベントにお餅が食べれる喜びとは別に真っ赤になってパニックになる麗日であった。

 

 

 

 

 

「緑谷のやつーー! 壊理ちゃんのあとで次は麗日って、アイツ何気にモテやがる!」

「ゴーストライダーだし…。」

「怖いけど、あくまで悪人に対してだけだからな~。表情が乏しくても人当たりが悪いわけじゃないし。」

「グヌヌヌヌヌヌヌヌ! おんのれぇぇぇぇぇ!! リア充クソクソクソク!! 将来有望の幼女と麗らかボディをーーーー!!」

「二人のデートが上手くいくといいね!」

「でぇぇぇぇぇとぉおおおおおおおお!? ゆるさねぇ絶対邪魔し…。」

「峰田…、悪いことは言わん、そんなことをしたら確実にゴーストライダーにアイアンクローされると思う…。」

「アイアンクローどころか顔面エルボーじゃね?」

「ヘルバイクで走行しながら逃げるヴィランにそれやったってニュースでやってたっけなぁ。」

「いや炭程度で許されるんじゃ?」

「主に下半身を…?」

「待て待て、この間の峰田の覗きやらかしでデコピンで許されてただろ。」

「壁にめり込むほどのな…。」

「不誠実嫌いだもんな、ゴーストライダーって。」

「SNSでも『ゴーストライダー、実は紳士』ってバズってた。」

「性被害の事件での被害者への気遣いが神懸かってるって、元被害者が匿名で投稿してたって噂だよな。」

「うぇぇぇぇええ! 誰か俺の命の心配してくれよぉ!」

「あっ。」

 出久と麗日がお出かけする予定を立てたのをたまたま聞いた男子達が峰田を中心にあれこれ言っている中で峰田が泣く声が聞こえてそちらを見ると……。

 峰田の頭部を後ろから掴んで持ち上げて、無表情だが口から炎を漏らして感情を表わしている出久がそこにいた。背景に漫画的音の雰囲気が見えたり聞こえてきそうな雰囲気であった。

 A組男子達は冷や汗をかきながら固まる。そんな中で出久が動いた。

「峰田君……、君にはお仕置きが足りなかった?」

「ご、ごご、ごごごご、ごごごゴメンナサイーーーーー!!」

 泣きながら震えて謝る峰田に出久がもう片手に持っていた握りつぶされた隠しカメラだったと思われる物を見せる。

 どうやら出久と麗日のデートを邪魔しようとすることで怒っているではなく、峰田が懲りずに仕掛けたカメラによる盗撮をしようとしていたのを早急に発見してそれで怒っているということだった。

「……ここのところ多いね。何か発散できない理由があるのかな?」

「え…、ぁ…あ、…その……。」

「少なくとも発散できずにぶつけ先がないから懲りるってことができないと思うんだけど。ここで言えないことなら君の部屋で話をしよう。」

「……………………はい。」

 もう頷くしかない峰田は力無くそう答えた。

 出久は脇に峰田を抱え直すと共有スペースからいなくなった。たぶんこのまま峰田の部屋に行ったのだろう。

 スケベ話題で馬が合っている上鳴はその後ろ姿を見送りながら両手を合せていた。

 

 翌日、峰田はスッキリ爽快人格が別人化したように晴れやかな様子で朝の洗面所に来たものだから男子達が出久に峰田にいったいなにをしたんだと詰め寄り、出久はこう答えた。

「マンネリ解消のアドバイスをした。」

 それだけ答えて具体的になにをアドバイスしたのかは答えて貰えなかった。

 

 

 

 

 

 

「さすが悪魔。」

『性欲の悪魔とは違うが、年季と経験だ。』

「ザラゾス、奥さんもいたしね。」

『俺は女に合わせる方だからな。』

「…………愛妻家?」

『自分の女に尽くしてなんぼだろ? 文句あるか?』

「いや…、なんか意外…。」

 悪魔らしいド鬼畜かますくせに伴侶には甘々で好き好んで尻に敷かれる質らしいザラゾスであった。

 こんなザラゾスのかつての妻はどんな人物だったのか普通に興味が湧いたのは秘密にしたかった。

 

 

 峰田にアドバイスをしたのは、ザラゾスだった。(出久の口を借りて教授した)

 ちなみにアドバイス内容はあくまで人間の範囲から逸脱しない、飽きて手放したことに新鮮さを取り戻す気づきを促す程度のものだ。

 

 

 なお峰田がこの一件でいつも以上に実技授業で良い動きをするようなったことから、合理的に物事を進める派の相澤が何か察して出久に話を聞きだし、18禁ヒーローの肩書きを持つミッドナイトを巻き込んでの十代男子の性の問題とその発散によるパフォーマンス上昇を真剣に考えて政府機関の教育機関をまとめる組織の代表を交えた教職員会議に出そうとしたので会議前に小耳に挟んだ根津が法律とセンシティブな問題もあるからじっくり保護者も交えて考えないといけない課題だと相澤を説得したため会議で使われることは阻止された。

 相澤が提出しようとした事が阻止されてミッドナイトは陰で残念がったが、そのことに気づいた根津に軽く説教された。

 

 

 

 

 

 

 




生殖機能がしっかり発達して十分子供を残せるようになった若い十代は、その処理と発散について大変な時期だと思って……。
間違った知識で子供を残せなくなってしまう可能性もあるので周りの大人や親がしっかり教えてたりフォローしないといけないかと。
親以外の教育者として学校教員が大きく関わるだろうから慎重にいかないといけないのでくせ者揃いの雄英をまとめるトップの根津が一番頑張らないといけない。
勝手な想像ですが、新入生を入学式に出さずに生徒の成長性を合理的に調べるために個性把握テストをやらせた相澤はこういうセンシティブの問題は軽く跨いでしまいそう……だなと…。



次回は麗日とお出かけ…、もといデートイベントの予定。
お邪魔虫に誰を行かせるか考え中。

次の短編のネタにするなら?

  • 妖怪ウォッチ
  • すまっしゅ!!
  • それ以外の怪異や、妖怪など
  • SCP
  • いや、連載の続き書けよ
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