友人が女の子になっていましたがどうにか平和です 作:ヒューキ
タグ見れば一目瞭然、いちかわいいに侵されて書きましたいちかわいい。色々かぶると思いますがどうぞご容赦していただけると…ひどかったら消します。
いつも通り頭空っぽ作品ですので気を楽に読んでいただけると幸いです。
ーーージリリリリリリ!
子供の頃から愛用している目覚まし時計が朝の6時を知らせる。
正直まだ眠っていたいがそういうわけにもいかない。今日から夏休みだがその分やることが山積みだ。何せ今年は受験生、時間はいくらあっても足りない。それにここしばらくできていなかった掃除もせねば。散らかっているのはそろそろ我慢の限界だ。手探りで時計を探し当て、停止させる。
のっそりと布団から体を起こし、伸びをしてーーー気づいた。
「………………へぁ?」
思わず漏らした声は聞き慣れた自分の声より幾分高くて。違和感のする部分……自分の胸部を視認して、絶句。
「……………………」
まさかと思い自分の下半身を確認したが……ない。あるにはあるがない。何がと聞かれるとナニとしか言えないものがついていない。代わりについていないはずのナニがある。もしかしたら質の悪い夢かもしれない。そう思って頬をつねってみるがいかんせん夢からは覚めず。つまりこれは立派な現実で、その現実として自分の胸には立派な果実が……
「うおわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」
少年……いや、少女、織斑一夏は、過去最大の悲鳴を上げた。
大変唐突だが俺ーーー
それはそれとして、ほかにも理由はあったりする。純粋に朝に弱かったり、無駄にまぶしい太陽の光が嫌いなんだが。これは完全な経験則だが、早起きすると大抵ろくな目に合わないからだ。
「…………6時か。いつもより1時間早いな……」
普段起きない時間に目を覚まして、一瞬二度寝でも決め込んでやろうかと逡巡する。幸いなことに今日から二度目の中学生最後の夏休みだ。あ、別に留年したわけじゃ無いデスヨ?人生二度目なだけですよ?
はい、実は俺、転生者です。そしてこの世界は俺が生きていた世界では小説「IS-インフィニット・ストラトス」だった。まさか自分が転生するなんて……とか思ってたけどまいっかーと第二の生を謳歌中。だがしかしこの世界にきて唯一不満がある。それは……ガンダムの概念が……ない……!メカメカしいの大好きな俺からしたらもう絶望だったよね……うん。まぁそれならそれで、原作崩壊しない程度に平和に過ごしたいなと願う今日この頃。
一応早起きしたんだしどうせなら宿題でもさっさと終わらせてしまおうと眠気と奮闘しながらお布団のぬくもりから抜け出す。寝室を出て洗面所に向かう。冷たい水で顔を洗って完全に眠気を飛ばし、朝食のためにリビングへ向かおうとしたその瞬間、チャイムが鳴った。
ピンポーン
「…………?」
こんな朝から誰だ?新手の宗教勧誘か?それにしたって早すぎる。昼に出直してこい、誰もいないから。
ピンポーンピンポーンピンピンポーン
「いやしつけぇな……」
どんだけ熱心なんだよはよお引き取りください。しかしなり続けるチャイム。流石にしつこすぎるので直接言って帰ってもらおう。ほんと朝からろくなことがねーな……
めんどくさいしもう寝間着のままでいいや。
「はいはい、どちらさまでs……」
「…………」
「…………」
ドアを開けるとなんとそこにはびっくりするほどの美少女が!!……いやびっくりするほどの美少女ってなんだよ(呆れ)そしてそのままお互い沈黙した状況が続く……えっなにこれ俺からアクション仕掛けた方がいい?あっちの方が用件あるんじゃないの???
というか宗教勧誘とかの類ではなさそうだな……いやほらなんかそういうのってお年を適度に取られたおBBA様たちがやるものだと。そもそもこの子中学生くらいにしか見えない……知り合いにいたっけ?腰まである艶のある綺麗な黒髪に、やせすぎていないスリムな体型。顔は……うつむいてるのでちょっと見えないですね()見覚えもないし、うん。結論、知らない子ですね。
「……れ、ゆ…」
知らない子ちゃん(仮)が何か言ったような気がするが声が小さくて全く聞こえなかった。
「すみません、うちに何か用ですか?」
「一夏……」
おっと友人の名前が出てきたぞ?あれかな?一夏の家に訪問しようとしたら間違えてこっちの方教えられたのかな?そんな阿呆なことする残念おばかは今度しばく。
「えっと、一夏の家はこっちじゃなくてだな……」
「違う!!!」
「えぇ......」
えぇ......何が違うのぉ……?結局振出しに戻ってきてしまった一体何なのこの子……とか思ってたら急にガバッと顔を上げてこちらと目が合った。……あ?どっかで見た目だな?(漂う強者感(笑))
「俺だよ!一夏だよ!!助けてくれ悠輝!!!」
「………………………………え?」
思考停止。してる場合じゃないなこれは……