こんな設定あったらいいな、個人的にこういう奴らいねぇかな。   作:合間な人

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モンストコラボで知って、見て、ハマりました。


自己満足なワールドトリガーの設定と、短編

名前:森塚 桐夜

年:15

トリオン量:13

攻撃:10

防御:6

機動:8

技術:9

射程:4(スナイパー時:8)

指揮:4

サイドエフェクト:トリオン感知

ポジション:攻撃手、狙撃手

職業:ボーダー隊員兼中学生

好きなもの:読書、有意義な戦い、友達、美味しい物

 

 

万能手(バランス型)

メイントリガー:弧月   旋風   シールド    グラスホッパー

 サブトリガー:シールド バイパー グラスホッパー バッグワーム

 

狙撃手

メイントリガー:イーグレット  アイビス シールド    グラスホッパー

 サブトリガー:弧月(小刀型) シールド グラスホッパー バッグワーム

 

設定

生まれつきトリオン量が平均よりも多い。幼少期に生駒達人と同じ道場に通っており、そこで居合、剣術を修めているが、生駒旋空をはじめとするキレのある斬撃を主に使う生駒達人とは対照的に剣舞の様な流れを重視する動きを使う。ちなみに剣舞は生駒道場の師範が踊っていたのを偶々見かけ、それを見様見真似でやろうとし、高校生になるまで欠かさずやっていた内に身についた。ボーダー内では部隊に入っておらず、個人ランク戦と、防衛任務だけをやる。純粋な剣術勝負だと椚矢研に分があり、ボーダーでの戦闘だと生駒達人の方が勝率が高い。主な理由としてはトリガーを用いた戦闘に不慣れである事と、京都から引っ越した後はずっと一人で修練を重ねていたが、定期的に道場に戻って稽古をしているため、ボーダーでA級レベルの実戦技術はないが、対人戦闘技術はそれなりに高い。

 

 

サイドエフェクト:トリオン感知

サイドエフェクトのトリオン感知は、トリオンそのものを感知する。人の内蔵トリオンが多いほど密度も濃くなる。質も感知できるため、知り合いを感知することも出来る。トリオン兵器にも引っかかるため、レーダーにもなれる。しかし、逆にトリオンの少ない人はそれを搔い潜れるため、無敵というわけではない。例として、雨取千佳の近くに三雲修がいても、トリオンが圧倒的に多い雨取千佳に釣られ、三雲修は全く感知に引っかからない。

 

 

 

僕はボーダーの個人ランク戦広場でくつろいでいた。10日前にボーダーに入隊して3日前にB級に昇格した後、部隊に入ってないし、暇なのでとりあえずボーっとしていたら昔から知っている人に話しかけられた。

 

「キリ、今からランク戦やらん?」

「良いけど回数は?」

「20回でええやろ。ほな、1074ブースで待っとるわ。」

「はーい」

 

ボーダー内でも、人生でも、武でも、僕の先輩の生駒達人、達兄にランク戦を申し込まれた。ほかにやる事もなかったし、承諾し、ブースに入った。パネルを操作し、達兄を選択。転送されたのは屋根の上で、住宅街の様なマップ。納刀したまま、姿勢はいつでも抜刀できるように構え、お互い驚くほど静かになる。

「旋空弧月」

「旋空弧月」

同時に旋空弧月を発動し、お互いの弧月の刃が壊れる。居合の勢いを殺さないように体の軸を回しながら弧月を修復、そして達兄に接近して、連撃を叩きこむが当然のようにすべて防がれる。これ以上無理に攻めたら逆に決められるので鍔迫り合いに持ち込み、強く押して仕切り直しと思ったが、無理矢理仕切り直したのが仇になった。構え直すと既に彼の剣は鞘に納められており、居合の構えが完成していた。

「もろたで。旋空弧月」

咄嗟に防ごうと思いシールドを展開したうえで弧月を横に構えても「関係ない」と言わんばかりに両方を両断。無機質な機械音声が頭の中に響く。

「戦闘体活動限界。ベイルアウト」

「はぁ、防ごうとしたのがダメだったな...次だ。」

待機室に戻り、何気なくつぶやいた後、転送される。

「欲張り過ぎたなぁ、キリ。」

「知ってる。あと19回あるんだから、挽回は利くよ。」

「後19回斬るったるわ。」

「言ってろ。」

 

二回目の戦いは真っ向な剣術勝負。僕は達兄に『生駒旋空』を打たせないように納刀の隙を与えないように立ち回っていた。一定の距離を保ちながら弧月をぶつけ合う。自分の中の波を絶やさず、無理に一撃を打ち込まず、一撃から二撃、三撃目とどんどん繋げていく。が、相手は僕の兄弟子にして、ボーダー随一の弧月使い。斬撃を打ち込んで勝てるほど単純な相手ではない。当然、相手からも反撃が来る。そして、何よりも粘る。道場に入って、引っ越した後も時々会って試合をしているため、お互いの戦い方を知り尽くしている。

ならば、それ以外の方法を使えば良い。僕は剣を振ると同時に後ろに小さいトリオンキューブを展開、4つに分割し、達兄をのけ反らせて、自分に当たらないように軌道を描き、戦闘体にいくつか穴を空ける。これで、意表を突かれたのでもうしばらくは時間が出来る。

「旋空弧月」

ダメ押しに弧月を横に薙いで僕の勝ち。達兄は真っ二つに斬られ、無機質な機械音声とともに転送された。

「戦闘体活動限界。ベイルアウト」

「まずは一本。」

 

そこからは勝率は五分でバイパーによる置き弾奇襲にも対応し始めたり、距離を取って生駒旋空を発動させて勝負を優位に進ませた。僕も生駒旋空に慣れ始めて、軌道をずらしてかすらせることが辛うじてできるものの、避けるかそもそもさせないようにする方が早い。

「やっぱキリ太刀筋が綺麗やな、剣舞を応用した剣術はやっぱやりにくいわ。」

「達兄も居合術が綺麗でしょ。実際、生駒旋空を使われたら受け流すか避けるかしかないし。」

「それを実際出来る人がいないんや。でも、ええ練習になったわ。お互い予定空いたらなんか奢ったるで。」

「こっちこそありがとうね、新しいことも試せたし。」

「おぉ、最後に見せたグラスホッパー斬りか。あれもやばかったな。」

「実戦レベルまではまだ粗があるけどね。んじゃまた。」

「おん、またな。」

世間話が済んだ後俺はボーダー本部内をぶらつくことにした。なんとなくボーダーの通路を通りながら新しい戦い方を考える。達兄が言っていたグラスホッパー斬りは言うなれば燕返しの再現だ。一応素でもできないことはないがそれをグラスホッパーで切り返しを早くしたものだ。これ以外にも試したいことがいくつかある。例えば、戦っている間にバイパーの展開、一種の防衛機能の様に自分の周りを旋回させたりと、今はこんなところだ。

思案に浸っていながら歩いていたら、後ろから声をかけられた。

「おっ、居た居た。生駒と互角の勝負をしていたやつっておまえだな?」

「はい、そうですけど。」

凄く強そうなひとに声をかけられた。絶対年上だろう。なんか頭良さそうな顎髭を生やした青年がニヤニヤしていた。

「俺もあの勝負を見て気分が戦い見たくなったから。いいか?50回」

「.....まあ、大丈夫です」

また個人ランク戦を申し込まれた。戦うことは嫌いじゃないし、どうせならと思い承諾したが、軽い気持ちで承諾して後悔した。ブースに入り、タッチパネルを操作し、転送された瞬間斬られかけた。

速いとかそんな次元じゃなかった。考える時間も与えられず、ただ反射神経だけで防がなければいけないほどに、早かった。一戦目は10秒保って、両肩を切られた。

「戦闘体活動限界、ベイルアウト。」

またタッチパネルを操作する。気を取り直して二戦目。転送される前に居合の構えを取る。そして転送された。

「旋空弧月」

「おっと、危ない危ない。そういえばおまえもそれ出来るんだったな」

構える隙を与えずに達兄仕様の旋空弧月を放つが、グラスホッパーで避けられる。おそらく、加速して攻めるのだろう。波を自分の中ですぐにイメージし、弧月を構える。しかし以前、彼は不敵な笑みを受けべている。彼は急接近して、二振りの弧月を用いた連撃を仕掛けた。ここからはほぼ我慢比べ。こちらが追い付かず斬られるか、あっちの勢いが減って隙をさらすかの我慢比べ。斬りあって5秒経過、勢いが増す。10秒経過、こちらの波も速く鋭くなり、調子が上がる。15秒経過、腕が斬られかけるも、一瞬シールド展開しで速度を遅らせてから受け斬り、もう片方はグラスホッパーで軽く反発させ、時間を稼ぐ。そして、その瞬間を無駄にせず、受け斬った弧月を受け流し、すかさず反対方向に斬り帰すが、同時に僕の体も両断される。

「戦闘体活動限界、ベイルアウト。」

無機質な機械音声とともに、お互い待機室に飛ばされる。

二戦目の経過時間を見ると19秒だった。あんな長い19秒は中々ないだろうと思いながら、気を引き締め、三戦目。転送されている間に構える。そしてまた、斬り合い。バイパーに対応され、二刀両断。4戦目から対応できるようになってもあちらも調子が温まっていく。普通に斬られた。

一気に飛ばして49戦目。疲れた。あっちはまだまだ余裕の表情。むしろ純粋な笑みになっている。

「ラスト、お願いします。」

「あぁ、楽しませてくれよ。」

「頑張りますよっと。」

グラスホッパーで一気に距離を詰め剣術勝負を仕掛ける。流れを絶やさずにバイパーを展開、8つ自分の周りに旋回させる。イメージとしては自分を陽子、バイパーはそれの周りを走る電子の構図を思い浮かべ、軌道を描く。それを見て、彼は足を狙おうとするも、それは既に織り込み済み。防ぎ、距離を詰め続け、そしてバイパーを当てる。柄にグラスホッパーを展開し、柄打で吹っ飛ばし、そして居合の姿勢に入る。

「旋空弧月」

彼の胴体は二つに分かれ、そしていつもの音声が流れる。

「戦闘体活動限界、ベイルアウト」

「50戦中、40敗、3勝、7引き分け...」

肩で息しながら、戦績を言い、待機室に戻された。

待機室から出たら、彼がいた。

「おまえ強いな!名前はなんて言うんだ?!」

先ほどとは打って変わって、ワクワクした様な声音で話しかけられた。

「森塚桐夜です...僕も、名前聞いてもよろしいですか?」

「俺の名は太刀川慶だ。にしても、おまえの二回目と最後のあれはビビった。まさか、グラスホッパーをシールド代わりにするとはな。しかも最後の生駒旋空も凄かったな。いや、お前の場合は森塚旋空か...」

「と言っても、おそらく達兄のが速いです。彼はそれを磨き続けたので...というか達兄のなんですから、生駒旋空でいいじゃないですか」

「そうだな。良ければまた勝負したい。またなやろうぜ、森塚」

「はい、ありがとうございました。太刀川さん...」

彼はそう言って、次の獲物を探すかのようにラウンジから出た。僕は、トリオン体での戦闘に慣れていないのと、飛び切り強い人と戦ったこともあってか、疲労困憊だ。広場にある椅子に座り、一息つく。

「あ゛ーーー、太刀川さん強すぎ...」

「おぉキリ、オマエ太刀川さんと戦ったん?」

「ん?うん、めちゃくちゃ強かった。やばかった」

「せやな、なんせ太刀川さんは攻撃手個人ランクポイントで一位やしな。」

「あー、道理であの強さか、さすが一位...よく二本くらい取れたなぁ...」

「マジ?!うっそ!何戦したん?」

「50戦、3勝、40敗、7引き分け」

「マジか。さすがキリやな。初めて戦ってそれって、実力A級くらいとちゃう?同門として誇らしいわ。」

「さあ...自分のランクあまり興味なかったし、多分B級止まりじゃない?俺も達兄がそんなに有名なんて知らなかったからそれこそ誇らしいよ。」

当然のように話しかけらたが、今はそれに突っ込めるほどの気力がなかった。

「おぉ...マジで疲れとるな。これからどうするんや?」

「あぁ...うちに帰る。疲れた。」

「おー、お疲れー。」

 

僕は疲れたような足取りで、家に向かう。家に着いたら、いつものように剣舞を舞い、ご飯を食べ、シャワーに入って寝た。

「はぁ...どう勝てばいいのやら太刀川さん。とりあえずログを見たりするか。」

この時、僕は太刀川さんの影響力と、他の隊員の熱意を知らなかった。人の噂は広がるのがすごく早い事も、僕は知らなかった。

 

翌日、学校が終わり、ボーダーに着き、ラウンジに向かっていると達兄に話しかけられた。

「おっ、キリ来たな。話したいことがあるからうちの隊室まで来てくれん?」

「良いけど、機密?」

「まあ、そんなところや。誰にも見つからんようにな。出来るやろ?」

「あー...まあ出来るけど。なんで?」

「着いてから話す。ほな後でな。」

 

トリオン反応が多いところを避けながら通路を歩いていると太刀川さんとばったり会った。昨日と違い、一人じゃないようだ。嵐山さんと上方の似た人と一緒にぼんち揚げを食ってた。二人ともトリオンがかなり高い。

 

「森塚、昨日ぶりだな。」

「こんにちわ、太刀川さん。」

「太刀川さん、この子が?」

「あぁ、昨日話していた弧月使いだ。」

「どうも...?」

「あぁ、そんな警戒しなくていいよ。俺は実力派エリート、迅悠一だ。よろしくね、森塚君?」

「あぁよろしくお願いします。もう知っているかもですが、森塚桐夜です。よろしくお願いします。」

「あーそうだ。生駒隊の隊室ならすぐそこだから。速く行ってきなよ。」

「??...ありがとうございます。」

「おう、またな」

「生駒との話が終わったらランク戦やろうぜ!」

「そん時に考えまーす!」

 

意外とすぐ近くにあったようで、生駒隊の看板を確認した後、2回ノックをし返事を待つ。

「開いてるでー」

『ガチャ』とドアが開く。

「お邪魔します、達兄いますか?」

「おーキリ、いるでー」

「イコさん、この子が前言ったキリくん?」

「おん、俺の弟弟子や。」

中に入ると如何にも爽やかそうなイケメンが僕の名前を出していた。仲がいいならたまに話に出てくるのかもしれない。

「あの太刀川さんに一太刀食らわせた奴っすね!俺南沢海!ここの攻撃手!よろしくなキリさん!」

「うん、初めまして、南沢君、キリでいいよ。」

「じゃあ、俺もカイでいいよ。キリ」

「おん、それじゃ、あそこにいるモテそうな爽やかイケメンが隠岐孝二。ウチの狙撃手や。」

「いやいや、モテませんて。オキでええよ。よろしゅうな、キリくん。」

「んで、あっちのインテリオレンジが水上敏志、めちゃ頭のええ射手で、嘘つくのが上手な奴や。」

「なんやインテリオレンジって。つか他に言い方あったやろ。」

「じゃあ、ずる賢いブロッコリーや」

「そっちやない。」

「達兄すぐボケるからなぁw」

「わかってくれるかキリ。」

「すまんなぁ。そんであっちの可愛いのがうちのオペレーター、マリオちゃんや。」

「ハァ?!」

「確かにかわいいっすね」

「えぇっ?!ちょっ!」

「な?かわええやろ!」

「ホンマかわええなマリオちゃん。」

「かわいいっすね。」

「マリオ先輩可愛いっす!」

と全員でかわいいかわいい言っていたら顔赤らめながら震えていた。マジでかわいい人だな。

「...さて、本題に入ろか。キリ、カイに孤月を教えてやってくれへん?」

「教える?ランキングを『バーッ』って見たけど結構高い順位だから教えること少なそうだよ?」

「せや、見つからないようにここに来い言うたのもそれが理由や。」

「確か迅さんもなんかそんなこと言ってたな。」

「迅にもあったんや...で、なんでンなこと言われたかわかっとる?」

「...なんで?」

「...キリくんマジで言ってる?」

「あー、キリはこういうところあるからなぁ...」

「意外と天然なんやね。」

天然とは心外だ。周りを見ると全員呆れたような表情を浮かべていた。「こいつわかってないだろ...」と言わんばかりの表情だ。

「今、ボーダー隊員、全員キリを探しとるんや。A級一位の太刀川さんから勝ちをもぎ取った期待の新人と噂されてんで。」

「あぁ、そういえば昨日達兄ンなこと言ってたね。」

「せや、キリ...あの太刀川さんにある程度に立ち回れる。その上、50戦中、相打ち込みとはいえ10回も斬ることが出来て、生駒さんの生駒旋空が使える。そんな実力者がフリーでぶらついてみ?絶対狙われるで。というか今いるボーダー隊員、全員もれなくキリを探しとるよ?」

「えぇ...防御に徹していれば何分かは稼げると思うけど...」

「それが出来たら苦労しないで、キリ。ちなみに俺は調子が上がった太刀川さんなら割と保つがそれでもキリほど持たんわ。49戦目なんか結構長いで。50戦目に至っては柄打ちからの旋空孤月居合。しかもグラスホッパーを展開してすぐひっこめるとか初心者技じゃないで?」

「...後でログ見るわ」

やっと自分の異常さに気付けた。よくよく考えてみたらA級一位と良い勝負をするということは相応の実力があるということ。それもまぐれで長持ちしているのではなく、純粋な勝負でだ。

「教えるって感じだったら何回かカイくんと戦わなきゃスタイルとかその辺諸々わからないとだけど。と言っても、どうせ達兄も参加するんでしょ?」

「せやな、俺的にもカイも強くなるうえに、俺らの稽古もできるし、良い条件だと思うんよ。そういやキリは何時隊に入るん?」

「まだ全然考えてない。とりあえず色んな隊を見るのが先かな...」

正直まだほかの部隊を知らない。それに、まだボーダーでのトリガーを用いた戦闘には慣れてないので、それに慣れてから部隊に入りたいと思った。と軽く考えていたら達兄が一気に話を変えた。

「せやな、...そういやサイドエフェクトもっておったな。トリオン感知。」

「トリオンだけを感知するって事か?」

「せや、でもあくまでトリオンだけ言うてたな。」

「うん、トリオンだけ。誰かもわからないけど、人のトリオンの残りと場所がわかる。でも残り少ないとわかりにくくなる。」

「万能ってわけじゃないんだな。そのサイドエフェクト...あれ、トリオンがわかるんだよね?」

「うん。」

「なら、展開している武器もわかるって事やな。他になんかある?」

「一応頑張れば、トリオンの質とかもわかると思う...」

「質?どういうことや?」

「なんというか、太刀川さんのトリオンの感じと、達兄のトリオンの感じ...そして、ここにいる全員のトリオンの感じが違うんだ。なんとなくだけど。」

「キリ...俺のトリオンってどんな感じなんや?」

「言うと思った...まあ、なんというか。見知った感じかな。でもなんとなく鋭い。」

「じゃあ、太刀川さんはどんな感じのトリオン?」

「なんというか、ふわふわしているのに一か所だけすごく尖っている...?って一人でっかいのが動いてるね。」

「あぁ、多分それ、二宮匡貴って言うめちゃくちゃ強い射手や。そいつどんなかんじなん?」

「ウニ...栗...?外はがっちりしているのに底がなんか...角がない...?」

「意外と侮れんなその感知能力。」

そう、一応トリオンの質まで感知できるが、よっぽど近くならない限りは分からない。後試したことないからわからないが、バッグワームも一応トリオン兵器であるため、おそらく感知に引っかかる。

「まあ、キリ君の件は保留って事でええか?」

「あぁ、オーケーだよ。一応演舞みたいな堅苦しい奴とまではいかないけど相性が良さそうなものは教えてみるよ」

「「マジ?」」

「マジ」

「今から呼び方変えた方が良い?」

「全然、そのままでいいよ。日程どうする?」

「じゃあ、携帯で伝えるわ、ほなな。」

「うん、またねー。」

「おう、またなキリ。」

「じゃーなー。」

生駒隊の隊室から出た僕は、いつもの癖でラウンジに向かっていた。たくさんのトリオンを感じるこのラウンジ。どんな人と戦えて、どんな戦法が見れるのか。少し楽しみになってきた。

 

 

この後めちゃくちゃ個人ランク戦やったり、隊に誘われたり孤月を教えてほしいと頼まれた。皆には確立した戦い方があるから、それを崩さずにならと言ってくれたらそれでもいいって言われた。

 




関西弁にはあまり自信ありません。
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