こんな設定あったらいいな、個人的にこういう奴らいねぇかな。   作:合間な人

9 / 14
ありふれが面白かったんでプロローグと導入だけです。
いつも通り設定は使って大丈夫です。




自己満足なありふれたの設定と短編

辻宮 綾斗

 

性別:男

 

トータス前 

能力値   参考

筋力:10  懸垂を10回3セットできるくらいの筋力。(滑り止め手袋あり)

体力:11  シャトルランは100回-120回は出来る程度の体力

精神力:14 基本動じない、流石に予想外の事になると、止まる

敏腕性:13 早いけど、運動神経は八重樫や天之河に一歩譲る

外見:12  「考えてみれば顔立ち良いね」くらい

体格:11  平均的

知性:16  理解力が高く、コツをすぐ掴める。

教養:11  成績は中の上

 

八重樫道場に通いながら、一人でふらふらと行動するのが好きなマイペースなんちゃってオタク。南雲ハジメ、清水幸利とはなんとなくで会った友達で、ハジメとは道を聞いてもらうついでに世間話していたら思いのほか趣味が近く、意気投合。清水幸利とは公園でお互い読書していたら、なんか問題抱えてそうだなと話しかけていたら、世間話になっていた。ガチオタ二人に比べたら知識は深いわけではないが、教えてもらえればすぐに身につくため、布教活動を楽しまれる。二人曰く「布教してみたら面白いくらい飲み込んでくれるから楽しくなってくる」らしい。

道場にいる理由は「覚えておいて損はないし、運動が楽しい」。そんな緩いメンタルをしているため、同門の八重樫雫からは「気楽で羨ましいわ」、坂上龍太郎からは「根性はまあまああるけどめっちゃマイペース」、天之河光輝から「もっと出来るはずなのになんで頑張らないんだ?」と、思われている。実は光輝の拗れた正義感と異常性に気付いており、最初はそこに目を瞑れば良い奴が、最近辟易している。

実は師範からは「緩い性格や言動に騙されるが芯の強さ、考えの柔軟さは目を見張る」と精神性は評価されているが動きに関しては「可もなく不可もない。ただ、移動や足運びが比較的軽い」とそこそこ。

 

 

 

気付いたら、宮殿っぽいところに居た。遅刻ギリギリの常習犯で、友達の南雲ハジメ、同じ趣味繋がりで仲良くなった清水幸利と昼休みに話をしていたら。なぜかこうなった。なんでこうなった?考えてみたが、わからない。とりあえず魔法陣が出てきて、気づいたらここにいたという認識だ。

メイドみたいな人たちが飲み物を僕たちに渡した後、イシュタルという爺さんがこの状況を説明してくれた。曰くエヒト神の神託により、適当なところから候補を適当に集め、その候補が俺達だったらしい。神様というものはいつだって自分本位らしい。人選他にいただろうが、神様は愉悦部部員らしい。上位者みたいだ腹が立つ...ブラッドボーンやりたいわ。瞳は欲しくないけど、真理を見通すくらいの目は欲しい...後、無限SAN値。チート入力してこれ入手できないかな。

話を聞くと、魔人族を滅ぼしてほしいと頼まれた。神の使徒として人間族を魔人族、はたまたモンスターから守ってほしいと頼まれた。魔人族、というものが何なのかわからないが、あまり良い予感がしない。寧ろ、あの目は僕たちを利用しようとする目だ。都合のいい駒を見ている目。嫌な予感の正体はこれだろう。助けを求めているのは確かかもしれないが、それよりも己への利を優先としている、そんな目だった。

そして召喚に巻き込まれた先生、畑山先生、通称愛子ちゃん先生がイシュタルに食って掛かった。彼女が言うには戦争に巻き込むこと、むしろ、戦争の兵士、駒にする事に等しいといった。考えてみればそうだ。魔人族と戦えと言っているわけなのだから、戦争と違いはない。そして、もう一つ理解した。彼はその事実を知ったほかの生徒多数が嘆いているのを見て、憐みの目、いや、心底理解できないような目を僕たちに向けていた。

「なぜ、崇高なるエヒト神の神託を理解できないのだろう」という目を嘆いていた生徒に向けていた。

僕は手を挙げた。

「あの、すみません。いきなり呼び出して、戦争に参加しろって言うのは早計じゃないですか?僕たちはそもそも、『エヒト』という神を知らない異世界から来ています。誘拐同前の行いをした挙句、神託と言われても、少なくとも僕は賛同しかねます。」

この発言を聞いた光輝はテーブルを叩いて僕に食って掛かった。

「綾都!お前はここの人々を見捨てるって言うのか?!見損なったぞ!」

「光輝、助けを求める人に手を差し伸べるのは間違ってはいないが、それには限度がある。君は見ず知らずの人に命を懸けれるの?ましてや、今僕たちが片棒を担がされているのは人殺しだよ?君がいつもやっている人助けとは訳が違うんだよ?わかってる?」

「人殺し?!そんなわけない!そんなことはさせない!話し合えばどうにかなるはずだ!」

「...それが出来ないから戦争になってるんだろうが。大体お前はいつもそうやって、後先考えないで、安請けする悪癖どうにかなんないの?前なんか」

「綾都!...すみません、イシュタルさん、この件は生徒と先生の間で話し合っても良いでしょうか?この状況だと、碌に話が進まなさそうですし。後日に持ち越せませんか?」

「ふむ、それも一理ありますな。良いでしょう、いい結果を期待していますよ。」

ハジメに止められ、妥協案を言い渡された。しかし、話し合いの場を設けてくれたのは正直助かった。しかし、どうしたものか。状況を受け止めた人は俺含め、ハジメ、幸利、雫、白崎、龍太郎、そして光輝だろう。他はまだ飲み込めていないか、そもそも、現実逃避しているかだ。少し気が重くなるのを感じていたら、畑山先生に声かけられた。

「辻宮君、ありがとうございます。辻宮君がいなかったら、私何もできませんでしたから。」

「お礼を言うのは僕の方ですよ先生。畑山先生がいなかったら、イシュタルさんの言っていたことを誤解して、安請けするところでしたし。事実、誘拐と戦争への参加を強要しているって言ったのは先生でしたし、僕はそれに乗っかっただけですよ。」

「それでも、私は助かりました。」

やはり、こういう状況で大人は頼りになる。僕たちよりも状況をすぐ理解できて、正しい道を示してくれた。

「...さすが先生...ですね」

「そうです!私は先生なんですから!困ったときは頼ってくださいね?先生ですから!」

漏れてしまった心の声が聞こえていたようだ。

 

話し合いの結果、光輝が持ち前のカリスマとイケメンフェイスで戦争参加する意思を示した結果、大半がそれに賛同。大半に入っていない生徒は、様子見の為の検討だが、おそらく、吊るしあげられるのが怖いのだろう、はっきりと検討するとは言っていない。俺ははっきりと、拒否したため、光輝とそれに賛同した何人からは厳しい目を向けられた。先生が説得しても駄目だったので、先生は涙目になっていた。

話し合いの初めに「戦争や殺し合いに参加するのがどういうことなのか、しっかり考えた上で、決めてほしい。」と先生も俺も言った上でこうなのだからそういうことなのだろう。

これからどうするかを何人かに話した後、その日の夜を過ごした。

 

次の日、戦闘訓練らしく、ここの王国の騎士団長、メルド・ロギンスの自己紹介とステータスプレートという身体能力等を数値化するドッグタグの様な物。曰く仕組みは知らんらしい。オーバーテクノロジーは便利だなぁ。わかんないだろw、おれもわかんない。と言われた某1000%の気持ちがわかった気がする。ここの人たちがわかんなかったら誰もわかんねぇなコレ。

言われる通り一滴の血をプレートに垂らし、ステータスオープンとつぶやく。そうするとステータスが表示された。

 

辻宮綾斗 17歳 男 レベル1

天職:魔法戦士、

筋力 : 90

体力 : 110

耐性 : 100

敏捷 : 140

魔力 : 195

魔耐 : 160

技能 : 剣術、格闘術、縮地、魔法纏い、魔力武器生成、魔力操作、言語理解

 

見せたとき、驚かれた。なんでも、魔力操作は普通は人には発現せず、亜人などのモンスターに近い、もしくはモンスターに発現する技能らしい。曰く、詠唱無しで魔法を発動できるとかなんとか。ハジメのも見せてもらった。

 

南雲ハジメ 17歳 男 レベル1

天職:錬成士

筋力 : 10

体力 : 10

耐性 : 10

敏捷 : 10

魔力 : 10

魔耐 : 10

技能 :錬成、言語理解

 

全部平均らしい。そして、錬成士というのは技術職らしい。ありふれた上、戦闘に向かないらしい。錬成...ハガレン出来そうだなと思いながら、話しかけようとしたら、不良共が茶々入れてきた。

「南雲さぁ、お前どうすんだよ?技術職じゃ戦えねぇだろぉ?ハハッ」

「ステータスも普通じゃねぇか!無理無理!肉壁にすらなんねぇよこいつ!」

...短慮で、いかにもバカ丸出しな発言にため息が漏れた。

「物を作ることが、どれだけ難しい事か知らない癖してよくそんなことがいえるね。」

「あぁ?!キモオタの友達が何言ってんだ?前々からお前生意気なんだよ!」

「知らないよ。」

と、だんだん腹立ってくると、畑山先生が仲裁に入り、ハジメを励ましたが、逆効果だったようだ...先生も天然なんだな。

 

一連の後、ハジメと歩きながら雑談していた。

「ハジメ、修行すればハガレン出来んじゃない?後、作ってほしいものがあるんだけど良い?」

「魔力武器生成あるから作らなくても良いんじゃないの?というかなんで僕に頼むのさ...」

「えぇ...だって、俺正直、手パン錬成とか憧れるし。」

「アヤトだって武器生成とかどこのバージル?どうせそれ飛ばせるんでしょ?僕的にそっちのが良いんだけど。」

軽口を叩き合ってると幸利が混ざった。

「お前ら俺のを見て同じことがいえるか?俺闇魔術師だぞ?!」

「ミィル、リザイアとか使えるでしょ?属性ある方がかっこいいじゃん。僕なんてハガレンもどきだよ?ステータスもそんなだし...」

「そうだな...アヤトおまえ、代われ。ステータス変われ。俺にそのかっこいい天職寄こせ。」

「あっ、それ僕も欲しい。というかそれ僕にくれない?僕バージルやりたいし魔力弾飛ばしたい。」

「嫌だ、シューターやったり急襲幻影剣とか、アルカノパルスとかやったりしたいからやだ。」

「お前それもしかしなくてもLoLとかだろ?」

「楽しいよね、ロングレンジチャンプ。」

 

座学(魔人族、亜人族等のここの種族、魔法について等)と戦闘訓練が終わり。後は自由時間だった。この1週間、自由時間の中で魔法武器生成、とその使用、そして元々の武術を磨いた。魔力で出来た剣を使い、雫や光輝、龍太郎とかと組手をしたり、魔法を習得して、戦い方に組み込んだり、そしてハジメや幸利と図書館で雑談しながら勉強をしてた。

工房スペースで勉強している幸利と作業と修行を同列でやっているハジメをよそに一人で修行していると。3バカ不良が絡んできた。何やら、勉強ばっかりしているハジメが気に入らないらしく、オタクはオタクらしく弱いままでいろとの事らしい。僕もそれに含まれているとのこと。何やら、オタクの癖して白崎さんや雫とそれなりに仲がいいのが気に食わないらしい。仕方ないので、『稽古』に付き合った。剣を4つ生成して飛ばしていたら、怖がられた。そして光輝に糾弾された。性善説を引き合いに出されているが、不良がそんな事しねぇよと思いながら、聞き流した。

ついでに作ったものは完成したらしい。試し打ちが楽しみだ。

 

ダンジョン遠征に行くことになったらしい。実戦経験を積みたいので行くことにした。最初に出くわしたのがラットマンというマッチョな2足歩行なネズミだった。我慢できなくなったので、つい掛け声を言ってしまった。

「仕上がってるね!」

ラットマンのポーズが変わる。

「もう、土台が違うよ土台が!」

「色々デケェ!」

「良い筋肉!ナイス筋肉!」

ハジメや幸利もポーズを次々変えるラットマンの様子が面白くなったのか、掛け声合戦に参加した。10分後、炎魔法でラットマンが消し炭になった。

「あー、よくやった。でも出力気を付けろよ?オーバーキルだからな?あと、そこの3人、特にアヤト、なんだったんだ今の?」

「ムキムキなマッチョの筋肉披露大会の場面を思い出してしまって。掛け声、というより、そういう決まり文句を言いたくなって、それでいい反応貰えたので楽しくなってしまって...」

「筋肉の仕上がり具合を称賛するのか?!変わった大会だなぁ...」

「僕も正直意味がわかりません。でも、やらなきゃいけない気がしました。」

「確かにポーズを変えて筋肉を見せつけていたラットマンも面白かったが...ごほん!次行くぞ!」

 

 

「!!白崎さん!持ち上げるのお願い!」

そう言って俺はハジメの後を追い奈落から飛び降りた。なんとかハジメの手を掴み、白崎さんに手を伸ばし、唱えた。

「5本の鎖よ!」

浅葱色の鎖が五本、白崎さんに向かう。白崎さんも放心状態からすぐにある魔法を唱えた。

「縛煌鎖!!」

金色の鎖と浅葱色の鎖が近づく。が、誰かさんは余程俺たちを落としたいらしい。今度は風球が飛んできた。

「ぐっ!...3本の鎖よ!」

いくつか食らったが、まだ間に合う。が、これを逃がせば落ちる。残る魔力を魔力の鎖の生成に回したが、それも撃ち落された。残った一つは魔力が足りず、脆くなったので、壊れてしまった。咄嗟に、風球が来た方向を見ると、そこには歪んだ笑みを浮かべていた檜山がいた。...あいつの仕業か!あのクズ野郎!!

「檜山このやろぉおおおおおおおおおおおおお!!!!」

叫んだまま、俺達は落ちた。あいつのせいで俺たちは落ちた。あいつ、俺たちが戻ってきたら絶対ぶん殴る。俺たちを殺しかけた落とし前をつけさせてもらう。

それまで、ひどい目に会え。

 

 

 

設定その二

 

仮称:天職狙撃手

趣味:的当て、サバゲ―、筋トレ、銃の研究、ハジメとのガンオタ会話

苦手なもの:無意味に絡む人、悪意しか感じない笑い声

適当なご都合設定:4-12歳は弓道道場に中学入ってから射撃部に所属していた。今でもたまに道場で弓引いては当てれる。その後、的を当てるという共通点と射撃をしてみたいという中二心から中学の射撃部に入学。そこで、才能を開花させ、大会で好成績を残した。高校では射撃部がなかったため、休日に少し遠い射撃場でクレー射撃や普通の的当てをしたり、たまに、弓道場に顔を出し、弓を引いては射ている。高校で、隣の席が南雲であり、南雲がたまたま銃の構造の絵を簡易的に書いていたら、それの銃の種類と名前を看破し、ガンオタでもあるハジメと部活上、知識のある彼とで話が合い、かなりウマが合う友達になった。ちなみに、この会話の影響でハジメはオリジナルの銃の構造絵とデザインを書いて投稿するようになったり、彼と一緒にエアガンなどの物とは言え射撃場に行ったりしてる。ジョークやネタを飛ばし、「HAHAHAHAHAHAHA」と笑うのが一種の流れになってきてる。

 

エアガンの射撃場でいくつもの発砲音が鳴り響く。火薬から来る発砲音ではないが、それでも爽快感はあるものだ。共通の趣味を持った友人、南雲ハジメと休日で射撃場でストレス発散している。

「スコアはどれくらいよ?」

「大体いい感じかな?○○はいつも通り?」

「今日も良い調子だよぉw」

「うわ、露骨に真ん中を狙わずに、9点ゾーンだけ撃ってるし」

「こっちのがむずいんよ?紹介されたマンガ読んだけど、星書いたりニコちゃんマーク書いたりするのはマジ変態の所業。真ん中を全くブレずに打つのは変態だけど、簡易的なマーク書くのも変態だわ。」

「まじでそれ」

こんな風に緩い会話をしながらスコアを競ってた。ハンドガン、ライフル、サブマシンガンを借りて2マガジンずつ撃ってる。値は結構張るが、お互いバイトとかいろいろやってるから払えないわけじゃない。ただ、勘違いしないでほしいのは、俺たちはがトリガーハッピーではないということだ。人に向けてはいけないというルールはしっかり守ってるし、何なら俺はサバゲ―やってるが、極力当たるのはわかるけど痛くないところを狙って撃つ。ハジメもハジメで人を傷つけることを嫌う優しい人なので、心配はしてない。趣味は弓道と射撃ってだけで変な誤解されたし、未だに誤解している奴もいるし。

「もう時間だな、なんか食ってから帰るか?」

「そうだね、近くに良い店ないかなぁ」

「鉛玉は食いたくないねぇ」

「殺さないし、ここそういうのないからね?」

「「HAHAHAHAHAHAHAHA」」

...会計しなきゃ。

 

休日が終わり、学校だ。周りには悪意に満ちた笑い声をあげる不良っぽい奴ら。いかにも正義なやつや熱血って感じの奴も、話している。こういう状況でも、心を落ち着かせ、集中できる方法を学べると思うと弓道を習ってよかったと心の底から思える。心をリセットして、授業を待っていると、がららと戸を引く音がする。ギリギリでハジメが来た。そういえばチャットで急な仕事頼まれてたな。眠そう。

「よぉキモオタ、夜遅くまでエロゲーやってたのか?キモーww」

「うわ、それやるとかマジキモオタじゃんキモ―w」

ゲラゲラと笑っているが、こいつら下半身でしか考えないのかなとナチュラルに思ってしまう。去年から使い古されたネタでゲラゲラと下品に悪意の満ちた笑い声を響かせられると思うと少し感心するし、オタ=エロゲーっていつの時代の思考かと思うあたり中々染まっているなと実感する。あと言い回しがバカっぽくて笑いそうになった。

「っw...仕事お疲れさん。アシ、大変だったでしょ」

「うん...ギリギリで終わらせた...月曜日辛いわ」

「あー...うん。」

と笑い堪えながら話していると人気者グループがハジメに話しかけてきた。

「おはよう南雲くん!今日もギリギリだね。もっと早く来ればいいのに...」

「おはよう白崎さん。うん、次から気を付けるよ。」

その子の名は白崎香織。美少女。ギャグマンガなら「おっふ」と声に出るくらいの。ただ、色々と残念。俺は気付いている。休日、ハジメと遊んでると彼女らしき人物が必ずいる上、目が合うとササッっと隠れようとすることを。怖い、少し気持ち悪い、美少女じゃなかったら色々とやばい。射撃場の後飯食ってた時も普通にいた。その癖して恋愛的アプローチは全くできない。なぜだ?一回聞いたけどすごい目で圧かけてきた。

「おはよう南雲君、○○くん、毎日大変ね。」

「うん、おはよう八重樫さん。」

「おはよー、八重樫さん、これ多分もっと大変になるよ?」

続いてクール系美人の八重樫雫。剣道道場の娘。お姉さまと何人から慕われるくらいファンがおり、白崎香織さんと共に二大女神として沢山の生徒に崇められている。しっかり者でマトモなため、多分あの中で一番の良心。白崎さんの行動が余りにもあれでかつ白崎さんの圧がヤバかったため相談しようとしたがなんか疲れてそうだったので美味しい食べ物を出す喫茶店を紹介した。余談だがその次の休日、昼ご飯を食べにその喫茶店行ったら一人でスイーツを食って、頬をほころばせていたのを見た。でも言わない。言ったら呪われる。今も殺気とかいろいろ向けられてるのに。

「香織、また彼の世話を焼いているのか? 全く、本当に香織は優しいな。」

「全くだぜ。そんなやる気ねぇヤツ、何を言っても無駄と思うけどなぁ...」

爽やかイケメンと熱血な脳筋。めっちゃモテるけど、何か色々違和感のあるイケメン天之河光輝と、熱血体育会系脳筋空手マンの坂上龍太郎。まあ、坂上君に関してはそれなりに仲いいが、天之河は誤解した上思いっきり糾弾して来たのであまり良い印象はない。「クレー射撃が趣味、言葉が足りなくてすみません」と一応訂正はしたものの、それでもたまに小言行ってくる。ルール守ってるのに。

「おーす、相変わらずマッチョだね坂上君、天之河君もおはよー。」

「おはよう、天之河くん、坂上くん。自業自得だから仕方ないよ」

「おう、筋肉は普通落ちねぇし、お前は相変わらず口調緩いな○○」

「それが分かっているなら直すべきじゃないか? いつまでも香織の優しさに甘えるのはどうかと思うし、香織だって君に構ってばかりはいられないんだぞ?それに君もだ○○。まともな趣味があるだろ?銃の撃ち合いとか趣味にするものじゃないぞ?」

こういう風にことあるごとに俺たちをディスったりする。悪意はないだろうが、腹立つ。

「人を殺す願望もないし、実弾なんか日本で売ってないし。別にいいでしょ。あと、一応理由あったりするから、しゃーないと思うよ?」

こんな感じの朝を毎日だ。仕事がない日もあるがそういう時も普通に小言を言われる。小言言いたいだけなんじゃないのかってくらい小言を言う。そして俺の言葉通りもっと大変になった。

「へ?光輝くん何言ってるの?私、南雲くんと話したいから話してるだけだよ?」

「えっ...あぁ...本当に香織は優しいな。」

「...本当に大変になったよ。」

「ごめんなさい、二人とも悪気はないんだけど...」

「うん、あはは....」

「苦労してるんだねぇ。心中お察しするよ。」

「そうしてもらうと少し、楽になるわ....」

爆弾を落とす白崎さん、鈍感な天之河、わけが分からないって顔をする坂上君、手を額に当てながら溜息を吐く八重樫さん、そして苦笑いをするハジメ、そして嫉妬と殺意を向けるクラスの面々。そんな重苦しく静かな雰囲気の中。先生が入り、呼鈴がなり、授業が始まった。ハジメは眠そうな目で授業を聞き、俺は心をリセットしてから授業に集中した。

 

時間は流れ昼食休憩。俺は自分の弁当を開けて食ってる傍ら、ハジメはゼリーをジューってやってポイして寝る体制に入った。やっぱ出汁巻き卵は美味。早起きして弁当とか作ってる。そして今日の出来はかなり良い。ハジメは昨日重労働だったので耳栓を近くに置いた。が、今日はハジメにとっては良い日ではないらしい。

「南雲君それだけなの?!ダメだよ、ちゃんと食べないと。」

「えっ、いや。僕はこれだけでいいよ...あんまりお腹空いてないし。」

白崎さんが弁当のお誘いをした。ハジメは目でSOS出している。俺はパスを投げた。

「白崎さん。昨日、ハジメも仕事が多くてね、今日は寝かせてやってくれると...あの...白崎さん?」

「何かな、○○くん?」

フォローしようとしたが「邪魔すんじゃねぇよゴルァ」って伝わるくらいの圧を受けた。ハジメの方を見るとキョロキョロと助けを求めてる。「こわっ」と小声で言ったのは俺のせいじゃないと思うし、後ろででっかい剣を持った阿修羅が剣を拭いているの光景が見えるのもおそらく仕方ない。

「何も怖くないよ○○くん?それで、昨日、南雲くんがなんなのかな?かな?」

「いや、あの...圧かけないでくださいます?」

「なんの事かな?私はこんな笑顔なのに。」

「...分かったよ、じゃあ、邪魔していいかな?」

ハジメが犠牲になってしまった。チクショウ、俺がもっと強かったらチクショウ。

「ハジメ、ほんとごめん。次の休日なんか奢るよ。」

「ううん、あれは仕方ない。後ありがとう。」

クラスが凍り付く一幕だった。

ハジメが席に着くと、魔法陣が展開された。なぜか天之河を中心に。次の授業の担当先生、畑山先生が「みんな!クラスから出て!」というが、待ってくれなかった。魔法陣が光が強く輝きを放ち、そして俺は気を失った。肉の味が舌の上に広がったのが気を失う前の最期の感覚だ。

 

この後、射撃とサバゲ―の技術が人殺しの技術になってしまうのは別の話。おのれエヒトめ。ぶち殺してやる。ハジメとか俺とかが。




原作キャラの口調があってるのかどうかがわからないのと、「くん」と「君」の違いとかが少し自信ありませんイメージ的に「君」の方が堅く、「くん」の方が柔らかい印象です。
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