異世界まったり錬金術師   作:猪子

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お母さんの手伝い!

 家で待っていたお父さんに結果を伝えると

「そうか……クリエイトマテリアルと魔力探知それに鑑定なんて珍しいスキルを持っていたのか!さすが母さんの子だな将来の仕事は最終的には自分で決めることになるが、どうだ?母さんの仕事を手伝ってみる気はないか?」

 とお父さんが訪ねてきたので母さんが何の仕事をしているのか知らなかったなと思い聞くことにした。

「お母さんの仕事って何?」

 そう聞くとお母さんはびっくりしたような表情をして「そういえば仕事の話はしたことがなかったわね。ちょっと着いてきて」と言い家の横にある建物へと案内された。

 連れてこられた建物の中には窯が一つといろんな機材そして植物や鉱石、獣の皮や肉などほかにも見たこともないような物であふれかえっていた。

「ここは私のアトリエよ!そしてお母さんの職業は錬金術師をしているわ」

 それを聞き私は目を輝かせてアトリエの中を見て回ったそして最後に窯の中を覗き込みながら

「今日からお母さんの仕事の手伝いがしたい!いろんなことを教えてほしいな」と言った。

 それを聞いたお母さんは笑いながら「マーガレットのスキルが分かったからお祝いをしたいのだから仕事は今日からじゃなくて明日からにしましょう。」というので私はしぶしぶ諦めることにした。

 その日は豪華なご馳走がテーブルの上に山のように並べられ、二人に祝福の言葉をかけられながら幸せな一日を過ごしたのだった。

 

-次の日-

 朝目を覚ますと朝食を食べに下へ降りると誰もおらず机の上に「アトリエの整理整頓をしているので呼ぶまで朝ごはんを食べて待っていてください。アルメリアより」という手紙が置いてあったので朝ごはんを済ませ掃除をして待つことにした。

 しばらく待っていると母が汗を垂らし息を切らしながら私のことを無化に来た。

「お母さん大丈夫?いまタオルと水持って来るね」

 と私は駆け足でぬれたタオルと水を持ってきて母に渡すと勢いよくコップの水を飲み干し、汗を拭き糸息つくと「用意ができたからアトリエに行こうか」と満面の笑みで手を引かれていった。

 アトリエに入ると昨日まで乱雑に置かれていたものが整理され新しく窯がもう一つ追加されていて、大きな机が置かれておりその上に本が5冊ぐらい積まれていた。

 お母さんは椅子に座ると手招きして自分の隣に座るように椅子をポンポンとたたいた。

 私は促されるままに椅子に巣をるとお母さんは一番上になっている本を手に取って

「じゃあ始めようかこの本を一緒に見ながら調合の勉強をしていきましょう。最初は簡単なものから作っていこうね」と言い勉強を始めた。

「じゃあ次は今覚えた調合を実際にやっていきましょうか。そうね最初は基本中の基本中和剤の調合からしていきましょう」と言い材料を渡してきた本来ならすり鉢などで材料をすりつぶしたりして作らなければいけない所なのだが私はスキルクリエイトマテリアルを使い途中を省略して行い窯の中に材料を入れ。 

 そして、窯をかき混ぜていると変化が起こり中からポコポコと泡が出て、その後もかき混ぜていると表面が黄金色に輝きだした。

「ストップ!完成したわ。じゃあ表面の部分だけを掬い取れば中和剤の完成よ」と言われて表面を掬い取り、瓶の中に移し終えてそれを渡した。

 しばらくの間お母さんは観察した後「こんなに純度の高いものをしかも初めての調合で作れるなんてすごいわ!これだったら勉強を終えるころには私を超える錬金術師に慣れるわね」と言われ私は嬉しくてさらに勉強をするのであった。

 

 

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