海賊ガンダム、STARWARS入り(仮)   作:コレクトマン

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多勢に無勢という言葉があるが、それは時と場合による:RE

 

 

キンケドゥ達がジオノーシスに向かっているその頃、ジオノーシスではとある闘技場にて処刑が行われようとしていた。その処刑にはオビ=ワンを始め、アナキンとパドメ、そしてトビアが今まさに処刑されそうになっていた。

 

 

オビ=ワンはともかく、何故トビアやアナキン達がこのジオノーシスにいるのかというと最初はオビ=ワンのメッセージをコルサントに送った後、コルサントにいるメイス・ウィンドゥからアナキンに待機する様命じられたが、オビ=ワンを救出しに行くとパドメが言い出し、3POやR2、そしてトビアも付いて行く事になった。なお、ジオノーシスに向かう前にトビアはシュン達にジオノーシスに行ってくると連絡してそのままジオノーシスに向かい、オビ=ワンの救出に向かったのだが、最終的にジオノージアン達に捕まってしまったのだ。その際にアナキンはライトセーバーを壊してしまい、トビアはムラマサ・ブラスターや各武装を取り上げられてしまうのだった。

 

 

 

そして今現在に至る。

 

 

 

ジオノージアンは拘束しているアナキン達の手錠に鎖を取り付け、その鎖を闘技場中央に建てられた柱の上に取り付けるのだった。

 

 

「私のメッセージは届いてないのか?」

 

「ご要望に従って転送済みですマスター。貴方を助けに来たんです」

 

「すみません。結局の所助けに来たのはいいのですが捕まってしまったんですけどね。ミイラ取りがミイラに…ね?」

 

「…()()()ね」

 

 

そう話し合っているうちに闘技場の観客席にはジオノージアン達が早く処刑を始めろと歓喜が止まなかった。そして闘技場のゲートから猛獣達が四体解き放たれる。惑星ヴェンダクサ原住の獰猛な肉食クリーチャー“アクレイ”が2匹。惑星イリーシアやコーディアン・ムーンに生息した頑強な4足歩行クリーチャー“リーク”が1匹。そして惑星チョルガンナ原住の獰猛な捕食動物“ネクスー”1匹の計4匹の猛獣がトビア達を殺そうと向かってくる。その時にパドメは隠し持っていたピッキングアイテムで拘束を解き、柱の上に登る。

 

 

「アナキン、トビア、意識を集中しろ」

 

「でも、パドメは?」

 

「アナキン、アミダラ議員なら大丈夫!今は僕たちのところに来る猛獣達を何とかしないと!」

 

「トビアの言う通り、彼女ならほっといても大丈夫だ」

 

 

そうしてオビ=ワンとトビアは2匹のアクレイ、アナキンは突っ込んでくるリーク、パドメは登って遅い来るネクスーをと、各自放たれた猛獣の相手をするのだった。

 

 

オビ=ワンとトビアはアクレイの腕の鎌部分を上手く躱し、鎖と手錠が繋がっている部分をアクレイを利用して壊す。

 

 

「よしっ……これなら!」

 

 

自由のみになったトビアは背中のX字スラスターで上昇し、柱に付けられている鎖を回収する。鎖を回収した後、トビアはそのままアクレイの方に突っ込んだ。アクレイは突っ込んでくるトビアに噛み付こうと牙を向けるが、噛み付く瞬間に躱され、その代わりにトビアが回収した鎖でアクレイの首に巻き付ける。

 

 

「いくら猛獣でも、首を折られたら死に到る筈だ!」

 

 

そうしてトビアはスラスターを全開にしてアクレイに巻き付けた鎖を引っ張る。首に鎖を巻き付かれたアクレイは苦しがってもがき、暴れ出す。そして“ゴキッ”という嫌な音が闘技場全体に響き渡る。鎖で首を巻き付けられもがき暴れていたアクレイは決して曲がっては行けない方向に首が曲がっていてそのまま断末魔を上げる事無く絶命するのだった。

 

 

「や…やった!……オビ=ワン達は!?」

 

 

アクレイを倒したトビアはオビ=ワン達の状況を確認した。オビ=ワンはジオノージアンから槍を奪い、アクレイと戦っていた。パドメはネクスーに背中を引っかけられ傷が出来たが、それ以外は無事だった。そしてアナキンは凶暴化しているリークをフォースで落ち着かせてからリークの背中に乗りだし、その後に鎖を器用にリークの口に引っ掻けて鎖を手綱の様に使い、リークを操縦してパドメの救出に向かう。

 

 

「アミダラ議員はアナキンに任せよう。今はオビ=ワンさんを!」

 

 

そう言ってトビアはもう1匹のアクレイと戦っているオビ=ワンの助けに向かうのだった。

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

一方的な殺戮ショーになることを期待していた分離主義連合のヌート・ガンレイ総督は、貴賓席で怒りに身を震わせながら忌々しいナブーの女王へ特徴的なヒダの付いた指を指し示した。

 

 

「何をやってる!女一人殺せないのか!」

 

 

そう言っている矢先に“ゴキッ”という音が響いた。その音がした方に向けると、ナブーで一騎当千の力を見せつけられたあの忌まわしいガンダムの同型機ことトビアがもう一匹のアクレイの首を鎖で圧し折ったのだ。

 

 

「な…!?あのガンダムはアクレイを鎖だけで倒したとでもいうのか!?」

 

「パパ、アイツってカミーノで会ったジェダイと一緒にいたドロイドにそっくりじゃね?」

 

「あぁ…恐らく同型機だろうな。まさかあのドロイドの同型機がここまでとはな……」

 

 

そう感想を述べるフェット親子。そしてトビアはリークを操るアナキン達と共にオビ=ワンを救出するのだった。処刑は次第に逆転ショーへと変貌するのだった。

 

 

「ええぃ、こんな予定ではなかった!ジャンゴ!女とあのガンダムを殺せ!」

 

 

だが、ジェダイと処刑用のクリーチャーの乱闘をつまらなさそうに見つめるジャンゴはガンレイの金切り声を鼻で笑った。

 

 

「俺のクライアントはお前ではない」

 

「ちぃっ…賞金稼ぎめ…!」

 

 

今にも怒りでどうにかなりそうなガンレイとジャンゴの間に、穏やかな口調でドゥークーが仲裁に入った。

 

 

「そう焦りたもうな。いずれ彼女は死ぬ、じっくり楽しめ」

 

 

そうドゥークーが言った矢先に闘技場からドロイデカが乱入し、一気にトビア達を取り囲んだ。まさに高みの見物だ…と、ガンレイたちはそう思っているだろう。

 

 

そう思っている矢先、ヘルメットを外したジャンゴの前に()()()が飛び出た。

 

 

「ん…?なんだコレは?」

 

「アイスさ。一つどうだジャンゴ?」

 

「あっ…アンタは処刑場にいるジェダイの隣にいた……」

 

 

ボバが答える前にガンレイはその声の主の方に向けると、そこにはナブーの時に一泡噴かせられたあの忌まわしいガンダムことキンケドゥがA.B.C.マントを装ってここに来たのだ。

 

 

「ガ……ガンダム!?何故ここにいる!?」

 

「よっ!ガンレイ総督、ナブーの戦いから十年ぶりだな?それはそうと俺の名を呼ぶ際は“キンケドゥ”と呼んでくれ。……それとジャンゴ、アイスは食べるか?俺お手製だ。無論、毒は入ってないよ」

 

「いや、俺は遠慮しとこう」

 

「じゃあ僕が貰うね」

 

 

そういってボバはキンケドゥからアイス受け取るのだった。その時にジャンゴはボバに怪しいヤツから何かを受け取るんじゃないと怒るのだった。これにはボバも少し反省した様だ。なお、アイスはちゃんと食べるのだった。その時にドゥークーがキンケドゥに挨拶を交わすのだった。

 

 

「君が例の……初めましてだなガンダム、いやっ……キンケドゥと呼んだ方がいいかな?ようこそ歓迎するよ」

 

「歓迎してくれるのはありがたいが、実は俺以外にもこのパーティーに参加してくる奴らが来るんだ。それも()()()だ」

 

「上からかね?「…何だアレは…!?」……!」

 

 

すると闘技場の真上から六つの赤い光が闘技場に向けて振ってくる。その赤い光の正体は、ビーム・シールドで大気圏突入してくるシュン達の姿であった。そして無事に大気圏に入ったと同時に三機のフリントことウモン達が闘技場でトビア達を囲んでいるドロイデカ達にビーム・ザンバーで切り付け、破壊してトビア達を救出する。

 

 

「ほぉ……彼等が?」

 

「そう、俺の仲間であると同時に宇宙海賊“クロスボーン・バンガード”ここに見参!…ってな?」

 

 

そうキンケドゥが宣言すると同時にドゥークーは、改めてガンダムの存在を認識すると同時に危険視するのだった。

 

 

 

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ドロイデカ達に囲まれていたトビア達は、突然空から降下して来た六機の内三機はシュン達であることが分かったが、残り三機のMSであるフリント達はトビア達にとって初めて見るドロイドだった。

 

 

「あの機体は…一体?」

 

「あのドロイド……トビアやキンケドゥに似ている?」

 

「彼等はキンケドゥの仲間でしょうか?」

 

「分からん。だが、味方であるのは確かな様だ」

 

 

謎が包み込む中、左肩に01と書かれたフリントことウモンがトビアに声をかける。

 

 

「おーい、トビアッ!無事かのう?」

 

「えっ…お年寄りの声!?」

 

「その辺は気にせんでええわ!!ワシ等はキンケドゥ達と共にお主等を助けに来たんじゃ!」

 

「えっ!?キンケドゥさん達が!?」

 

「そうじゃ!それとほれっ!ムラマサ・ブラスターの予備じゃ!そしてジェダイと別嬪さんはこれじゃ!」

 

 

ウモンはトビアに予備のムラマサ・ブラスターを手渡し、ヨナ(02)はパドメに人間用に調整したクロスボーン・ガンダム達の武装であるバスターガンを手渡し、ジェラド(03)がオビ=ワン達の手錠を壊して人間用に調整したヘビーガンのビーム・サーベルを渡した。

 

 

「ライトセーバー?…ではないな。これはビーム兵器か?」

 

「今の状況、ライトセーバー以外の武器よりマシだと思いますが?」

 

「……それもそうだな。あまり贅沢言ってられないな」

 

 

そういってオビ=ワン達は渡されたビーム・サーベルを手に構えるのだった。

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

闘技場からウモンが「トビア達と無事に合流したぞ、キンケドゥ!」と大声でキンケドゥに伝える。ドゥークーは他にも来ているのかとキンケドゥに訪ねた。

 

 

「…他にも仲間がいるのかね?」

 

「いるにいるが、海賊ではないな。ちょうど俺の背後から来るのはアンタでも知っている人物だぞ」

 

 

そうキンケドゥが言った瞬間、紫色のライトセーバーが煌めく。

 

 

鋭い眼光を持ったジェダイ・マスターが、ヘルメットを外したジャンゴの首元へライトセーバーの切っ先を振り向けたのだ。

 

 

「マスター・ウィンドゥ。ようこそ歓迎するよ」

 

「パーティーは終わりだ」

 

 

ウィンドゥ言葉を皮切りに、闘技場から次々とジェダイ達が出て来た。全てはオビ=ワン達の救出の為にここに集結したのだ。

 

 

「勇気は買うがな……愚かすぎるな、友よ?多勢に無勢だ」

 

「どうかな?」

 

「すぐに分かる。君はどう思うかね、キンケドゥよ?」

 

「多勢に無勢……か。だが、それを覆れば問題ないだろ?」

 

「それが答えか。それもよかろう…」

 

 

するとウィンドゥが歩いてきた通路から無数の無機質の足音が響く。ライトセーバーを閃かせてウィンドゥとキンケドゥが振り向くと、そこには新型のバトル・ドロイドの軍勢が迫っていた。

 

 

「マスター・ウィンドゥ、ここは俺に任せてくれ!」

 

 

キンケドゥがウィンドゥの前に出て、新型のバトル・ドロイドこと“B2スーパー・バトル・ドロイド”の軍勢を相手に立ちはだかる。

 

 

「しかし、君の装備は…」

 

「心配ない!このマントも装備の一つさ!」

 

 

そう言った瞬間、スーパー・バトル・ドロイドから強力な2連リスト・ブラスターがキンケドゥに向けて放たれる。この時ウィンドゥはオビ=ワンからある程度キンケドゥに関する情報を聞いていた為、最初はビーム・シールドで防御するのかと思われたがそうでもなかった。なんとマントでブラスターの光弾を防ごうとしていた。ウィンドゥはすぐにキンケドゥを助け出そうとしたその時、スーパー・バトル・ドロイドから放たれる2連リスト・ブラスターの光弾がキンケドゥが纏うマントに直撃した瞬間、光弾のエネルギーが拡散してキンケドゥ自身にダメージが入らなかった。

 

 

スーパー・バトル・ドロイドが来た瞬間にヘルメットを被り、今の光景を見ていたジャンゴはリスト・ガントレットにある“ZX小型火炎放射器”でキンケドゥを焼こうと試みる。

 

 

ジャンゴの攻撃に反応したキンケドゥはすぐに観客席から飛び降り、火がついたマントを脱ぎ捨ててトビア達と合流するのだった。そしてウィンドゥも同じくキンケドゥに続くように観覧席からアリーナへと飛び降りた。闘技場には多数のジェダイが観客席から降り立ち、闘技場の各ゲートからバトル・ドロイドの軍勢が出て来て、そこからはジェダイ達+αVSドロイド軍の戦いが起きたのだった。

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

ジェダイ達とドロイド軍の戦いが始まった瞬間、他のジェダイ達はオビ=ワン達に別のライトセーバーを投げ渡す。それを受け取ったオビ=ワン達はビーム・サーベルを仕舞い、ライトセーバーへと切り替えたのだった。

 

 

そしてトビアも助けに来たキンケドゥと無事に合流を果たすのだった。

 

 

「無事か、トビア達!」

 

「キンケドゥさん!?」

 

「キンケドゥ!?助けに来たのは分かるが、彼等は一体……」

 

「説明は後だ!今はドロイド軍から退けるのが先だ!」

 

「わ…分かりました、キンケドゥさん!」

 

 

説明は後でするといったキンケドゥはビーム・ザンバーやバスターガンなどを取り出してドロイド軍に攻撃を行うのだった。そしてジオノーシスに降下したシュン達も行動を起こす。

 

 

「よしっ…手筈通りジェダイ達を援護しつつもこの場を凌ぎ切るぞ!シュン、お前はVタイプの機動力やヴェスバーでドロイド軍を撹乱するんだ!ナナは一人でもジェダイを救う為に試作型メガ・ビーム・シールドでやられそうなジェダイを守るんだ!」

 

「「了解ッ!」」

 

「行くぞ!この状況から切り抜けるぞ!!」

 

 

ハリソンの言葉を皮切りにF91の肩から放熱フィンを展開すると同時にフェイスオープンし、限界稼働状態になり、圧倒的な機動力で他のドロイド達を翻弄するのだった。シュンもビームライフルやメガガトリングガン、ヴェスバーでドロイド達を攻撃し、ナナは試作型メガ・ビーム・シールドで他のジェダイを守りながらもビームライフルで牽制するのだった。

 

 

オビ=ワンはドロイド達の相手を行い、アナキンやパドメも敵の乗り物を奪って応戦しており、アリーナの中はブラスターとビーム、ライトセーバーが蠢くカオスと化していた。

 

 

そんなカオスの中、オビ=ワンとウィンドゥ、キンケドゥは互いに背中をカバーしながらもドロイド達を相手していると凶暴化したリークがジェダイ……というよりキンケドゥを優先的に襲いかかって来た。

 

 

「くっ…!こっちを狙って来たか!」

 

 

キンケドゥはX字スラスターを噴かして回避すると同時にカウンターにビーム・ザンバーでリークの右の牙を切り落としたのはいいが、咄嗟だった為かビーム・ザンバーを手放してしまう。その時に賞金稼ぎのジャンゴも闘技場に降りてきてキンケドゥのビーム・ザンバーを奪い取ろうとした。

 

 

「この武器は頂くぞ」

 

「悪いがそう簡単に奪われてやる程俺はお人好しじゃない!」

 

 

そう言ってキンケドゥはシザー・アンカーで早くビーム・ザンバーを回収を行う。ジャンゴは早く奪い取ろうとするが、ジャンゴよりもシザー・アンカーが先にビーム・ザンバーに引っかかり、そのままキンケドゥの手に戻る。その時、右の牙を切り落とされたリークが怒り狂って今度は近くにいたジャンゴを標的にした。

 

 

「何っ!?がぁっ…!」

 

 

リークに突き飛ばされ、危うく踏み潰されそうになったが幸い無事で済んだ代わりにジェット・パックが故障してしまう。リークはしつこくジャンゴに向けて突進するが、ジャンゴは手持ちのカスタムメイドのブラスター・ピストルである“ウェスター34ブラスター・ピストル”でリークの急所を狙い、リークを仕留めるのだった。

 

 

「…くっ!ジェット・パックが故障したか。「ジャンゴォッ!!」…!チィッ…!」

 

 

キンケドゥはビーム・ザンバーを手にジャンゴに向かって接近する。ジャンゴはブラスターで応戦するもブランド・マーカーから発生するビーム・シールドに阻まれる。そしてキンケドゥにとっての接近戦の距離になった瞬間、ビーム・ザンバーでブラスターごと右手首を切り落とし、そのまま蹴りを入れてジャンゴを押し倒すのだった。

 

 

ジャンゴは倒れた体勢になりながらも右手首を切断された痛みに耐えていた。キンケドゥはジャンゴに止めを刺そうと近づいて来る。ジャンゴは左ホルスターに残ったもう一挺のブラスターを引き抜いて撃とうとしたが、それよりもキンケドゥが早く、キンケドゥはジャンゴが持つブラスターを蹴り上げる。そして蹴り上げられたジャンゴのブラスターを手にしたキンケドゥはジャンゴにブラスターを向け……ることはなく、ジャンゴを抱えてそのままドゥークー達がいる方にスラスターを噴かして飛翔する。

 

 

そしてジャンゴを抱えるキンケドゥは、貴賓席の陰に隠れているボバの方に運んだのだ。

 

 

「パパッ!」

 

「心配ない、右手首は失ったが命に別状は無い。父親と一緒に隠れてるんだ」

 

 

キンケドゥはそう言ってこの場を離れようとすると、ジャンゴはキンケドゥを引き止め、何故自分を生かしたのかを聞き出した。

 

 

「……何故俺を生かした?」

 

「特に理由はないさ。強いて言うなら、子供を残して先に死んでしまってはお前とて心残りだろ?父親なら最後まで息子さんを見守ってやるべきだと思ってな」

 

「アンタ……他の奴から“お人好しが過ぎる”って言われてないか?」

 

「お人好しすぎる点は俺でも自覚しているさ。だが、当分俺はこの信条を変えるつもりは無い」

 

 

そう言葉を残してキンケドゥは再び闘技場へと戻るのだった。戻る際にジャンゴのブラスターをジャンゴに返却して……

 

 

「パパ……どうするの?」

 

「……どうやらしばらくの間は賞金稼ぎは休業だな」

 

 

そうジャンゴが口にし、しばらくの間貴賓席の陰で身を隠すのだった。

 

 

そして闘技場では圧倒的数の暴力で攻めるドロイド軍。そして長い戦いで疲弊するジェダイ達が次々とこの戦いで死んでいく。そしてトビア達もエネルギー残量が残り僅かになってきて疲弊する。

 

 

「クソッ…!Iフィールドもオーバーヒート寸前だ!」

 

「しっかしどんだけ湧いて出てくるんじゃ、このドロイドの連中は!?」

 

「このままじゃ…物量に押しつぶされるわ!」

 

「駄目だ!残りのエネルギーも僅かしか無い!」

 

「全員、諦めるな!もうしばらくの間持ちこたえるんだ!」

 

「そうはいうが、こいつらはどんどん増えていく一方だぞ!?」

 

「このままじゃこちらが全滅するのも時間の問題よ!?」

 

「皆、何としても生き残るんだ!勝機は必ず来る!!」

 

 

状況はドゥークーが言ったように多勢に無勢だった。四方をドロイドに囲まれたジェダイ陣営は数で押されてゆき、アリーナの中央へと追い詰められる。

 

もう一息でトドメというところで、ドロイド軍は戦闘を止めた。そして貴賓席からドゥークーが告げる。

 

 

「マスター・ウィンドゥ!君らは勇敢だった。ジェダイの歴史に残る見事な戦いを見せてくれた!そして海賊と名乗るガンダム達よ、君らの戦いはまさに一騎当千の如く素晴らしい戦いであった!だが、それも終わりだ。降伏しろ。命だけは助けよう」

 

 

最後通告だと言わんばかりに、ドゥークーが高み台から高らかに宣言した。圧倒的に追い詰めてから見せる最後の希望。その悪の誘惑に、ジェダイ達とキンケドゥ達は惑わされなかった。この時にキンケドゥは機密通信でマザー・バンガードで待機しているヘビーガン部隊を出撃するよう相手にバレないよう通信する。

 

 

「我々は交渉の為の人質になるつもりはない!」

 

「こっちもマスター・ウィンドゥと同意見だ!《ヘビーガン部隊、マザー・バンガードをジオノーシスに降下した後、補給物資を持って出撃!救援に来てくれ!》

 

「そうか……残念だが友よ、これでお別れだ。そしてガンダムよ、君がこちら側に来れなかったことには残念でしかない」

 

 

ドゥークーは残念そうに目を伏せてから、手で合図を送る。銃を下げていたドロイドたちが一斉に攻撃準備へと入った。

 

 

絶体絶命の状況下で、キンケドゥはこのタイミングでヘビーガン部隊が降下してくるのを待っていた。その時にパドメは地面に()()()を見つけ、空を見上げて指をさす。

 

 

「見て、アレを!」

 

 

ジェダイ達やトビア達が空を見上げると、空から大いなる力ことヨーダが連れて来たクローン軍とキンケドゥが用意したマザー・バンガードとヘビーガン達が、降り立ってきた。

 

 

ヨーダやクローン兵達が乗る“低空強襲トランスポート”ことガンシップはドロイド軍に攻撃を仕掛け、ヘビーガン達もジェダイ達の前に出てビームライフルで応戦する。突如と現れたクローン軍の攻撃にドロイド軍はクローン軍に反撃する。そしてジェダイ達もこの混乱に乗じて戦闘を再開する。補給物資を持った一部のヘビーガン達はキンケドゥ達と合流し、キンケドゥにマザー・バンガードに保管してあった予備のA.B.C.マントを渡し、トビア達には即補充可能のエネルギーカートリッジを受け取り、補給する。そしてヨーダもジェダイ達を救出するためクローン兵に指示を出す。

 

 

「生存者を囲んで、円形に防衛陣を張れ」

 

「イエッサー!」

 

 

ヨーダの指示の下、闘技場に着陸したガンシップからクローン兵が降り立ち、ジェダイ達がガンシップに乗るまで援護を行う。そしてジェダイ達全員がガンシップに乗ったのを確認したキンケドゥはトビア達にここから離脱する指示を出す。

 

 

「皆、ジェダイ達はガンシップに乗り込んだ!俺達もこの場から離れるぞ!」

 

「分かりました!」

 

「「「了解ッ!」」」

 

 

そうして各自スラスターを噴かしてガンシップと共に浮上しこの場から離脱するのだった。

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