謎のワームホールから出てきた少年たちことハジメたちをアナキンたち共和国軍が保護することになった。しかし、ハジメは自分の身は自分で守れるということで保護を拒否したが雷電と名乗る一人の少年が保護を受けたほうが良いとハジメとは逆の案を出した。だが、その雷電はアナキンに何かしらの個人的恨みを持っているのか少しだけ不服そうな感じだ。そこで俺は、彼らのことは俺たちクロスボーン・バンガードが身の安全を守るという形で預かってはどうかといったらオビ=ワンはそれに同意したようだ。…自分で言うのもなんだが、どこぞも知らない少年たちを宇宙海賊である俺たちに預けるのはどうかと思うのだが?…とはいえ、その宇宙海賊の俺たちがやっていることはなんちゃって宇宙海賊だけどな。
その際に勇者っぽい少年こと光輝は、宇宙海賊という言葉に癪に障ったのかあまり俺たちのことを信用していない様だ。まぁ、それは人として正しい判断だから何とも言えないな。それも俺たちに保護されるとなると猶更だ。俺たち宇宙海賊を悪人として見るような目をしている分、正直に言って面倒くさく感じる。どうやらこの光輝という少年は、別の意味でトラブルメーカーの起点でありそうな予感がする。光輝は俺たちの保護を断固として反対したが、ハジメと雷電が「お前の中の常識で物事を図るな」と無理やり黙らされ、頼れるのは俺たちしかいないという形で保護が決まった。
保護が決まった後に改めて自己紹介をした。その自己紹介で驚いたことが三つくらいあった。一つは、雷電がこの世界とは別世界のジェダイであったこと。もう一つは、シアという兎人族のウサ耳少女は雷電のジェダイ・パダワンであったこと。同じパダワン見習いのアソーカとは相性が良かったようだ。歳は二歳差でシアのほうが年上だが、シアにとってはアソーカは妹のような感じで仲良くなれた。個人的には別世界のジェダイでも仲良くなれれば平和的で良しと思う。
そして最後のもう一つなのだが……これはとんでもないことで、どうやらハジメたちがいた世界では魔法が使うのが当たり前の世界だったそうだ。更にはシアと金髪の少女のユエを除いてハジメたちは、嘗て前世の俺の故郷である地球という世界の住人で、ユエたちの世界の魔法使いたちに召喚させられ戦いを強要させられたようだ。彼らもいろいろあって、どうにか元の世界こと地球に戻ろうとしていたようだ。…話が脱線したので本題に戻るが、彼らの言う魔法で特に雷電の召喚魔法がどうやらある意味で危険な魔法だそうだ。それは“クローン軍団召喚”というまさかのヤバいチートクラスの召喚魔法を彼はジェダイでありながらも有していたのだ。雷電曰く、此処ではクローン達を召喚することはできないが、武器や弾薬、兵器といったものを召喚することができるそうだ。何故クローンを召喚しないのかと聞いたところ、並行世界の同一人物同士があってしまうと対消滅現象が起こってしまう可能性を考慮して召喚ができないとのことだ。…対消滅って怖いな。
そんなこんなで戦闘が終わるまで後衛陣地で待機させようとしたが、ハジメや雷電、ユエとシアに天使の少女の香織は早期決着のために戦うと決め、戦況を確認しに行った。この時に光輝もついていこうと動いたが、雫と恵理、龍太郎に止められて行こうにも行けなかったのは余談だ。
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ハジメたちの保護をキンケドゥに任せた一方のアナキンは、オビ=ワンにアソーカを連れて行くように命じられ、部下のレックスから状況を確認する。
「レックス、状況は?」
「動きはありません、攻撃に備えているのかと。……このお嬢ちゃんは?」
「マスター・スカイウォーカーのパダワンよ!名前はアソーカ・タノ」
「…パダワンは持たないと仰っていたかと?」
レックスはアナキンは弟子を持たないジェダイ・ナイトであると本人から聞いているためいささか疑問に思った。アナキンはレックスに誤解を生まないように説明する。
「そうさ、このお嬢ちゃんの誤解だよ」
「お嬢ちゃんはやめて!離れないからね、スカピョン♪」
アソーカに妙なあだ名をつけられてレックスは苦笑し、アナキンはアソーカがつけたあだ名に対して癪に障った。
「…今なんて呼んだ?礼儀ってのものを知らないのか?お前はどう見てもパダワンになれる歳じゃない」
「アナキン……それ、過去のお前に対して完全にブーメランだぞ?それにスカピョンって…www」
「スカピョンっておまっ…wwwスカピョンっておまっ…www」
「アハハ……」
その時にいつから来たのかキンケドゥたちとハジメたちがここにいた。思わぬところで出てきたことにアナキンは驚きを隠せないでいた。この時に雷電は、アナキンのあだ名にツボったのか笑いを抑えるのに必死だった。トビアに関してはレックスと同じで苦笑で誤魔化すしかなかった。
「なっ!?……キンケドゥ、どの辺で聞いていた?」
「レックスがアナキンはパダワンを持たないというところからだ」
ほぼ最初からという形でアナキンは少しだけ恥ずかしい一面をキンケドゥに見られたことにプチっとだけトラウマができてしまうアナキンであった。妙なあだ名を付けたアソーカに怒りたかったが、そんな余裕はないとキンケドゥに一括されるのが目に見えているために何も言えなかった。
「…言いたいことは分かるが、ちょっとしたムードメーカーのパダワンも悪くはないか?まぁ、アナキンの言う通り礼儀はちょっと学んだほうが良いけどな。ハジメたちも彼らに迷惑をかけないようにな?」
「心配される必要はねえよ。こっちは自分の身は自分で守れる」
「…んっ。私たちなら大丈夫」
「そう棘のある攻撃的な言葉は避けてくれハジメ。……こちらも出来るだけ指示に従うよ。が、基本的にはフリーで行かせてもらう」
「あのぅ……マスター、発言がハジメさんとどっこいどっこいなのですが……」
「敵対した者たちには容赦ないもんね、ハジメ君たちは……」
雷電の発言にツッコミをいれるシア。香織も香織でハジメ・クオリティになれるのであった。この場にいるクローン達はシアや香織を見て女神様と錯覚するような感じで和んでいた。この時にキンケドゥが本題に戻してハジメたちとアソーカはレックスに任せてアナキンと共に戦況を確認するのだった。
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キンケドゥたちと別れたハジメたちとアソーカは、レックスと共に重砲陣地で重砲の配置を確認しながらも歩きながら会話をしていた。
「もう少し後方に下げたほうが良くない?ここでは誘爆の危険がある」
「アドバイスには感謝するがね。スカイウォーカー将軍はここでいいと言っている」
「キャプテンってことは
「ランク的にはそうですけど、タノさん「アソーカで良いわよシア」そうですか?じゃあアソーカさん、マスターやハジメさんから教わったことなんですが、戦場では経験が全てに勝るそうですよ?」
「そうなの?じゃあ、経験が勝るというのなら早く経験したいな?」
「おい、バカ止めろ。そいつは……」
ハジメはアソーカのある発言にツッコもうとした時にレックスはあるものを目撃する。雷電も同様である。
「…あぁ不味い、エネルギー・シールドだ。こいつは難しい戦いになる。経験をしたいと言ったなアソーカ?嫌って程経験することになるぞ」
「なんだろう……凄いデジャヴを感じる」
「ウルの町防衛線以来だな。まさかこの世界で似たような戦いを二回することになるなんてな……」
敵陣地からエネルギー・シールドが迫ってくる中、ハジメたちは急ぎキンケドゥたちのところに戻るのだった。今から迫りくるドロイド軍に対抗するために。
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μ月γ日
ドロイド軍が重砲対策として防御シールドを張り、拡大しながらも再び進軍を開始してきた。俺たちはどうにか重砲の砲撃を防ぎながら進軍してくるドロイド軍を撃退する方法を模索していたのだが、中々思いつかなかった。その時にアソーカはシールドが問題なら無くしちゃえばいいと答えた。ハジメも同様で似たような戦いをしたことがあるためにその案に賛同した。アナキンも早期決着のために不服だが、アソーカの案に同意した。そこでハジメが作戦を立案し、立体ホロジェクターに指をさしながらもアナキンたちに作戦を説明した。その作戦は、ハジメたちとキンケドゥたちが迫りくるドロイド軍を足止めをし、その間に雷電とシア、アナキンとアソーカが敵陣にあるシールド・ジェネレーターの破壊し、重砲が使用可能にすることである。敵のシールドが消失したと同時に重砲の火力で一気に蹴散らす算段のようだ。これには俺もハジメの作戦に同意してアナキンたちに命運を託すのだった。この時にハジメは、敵を迎え撃つために下準備してくるといってどこからかバイクを出現させ、その場から後にした。この時に俺は思った。作戦はハジメに任せてもいいが、下準備だけはやらせてはいけないような気がした。
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俺が思ってた通りだったのか、ハジメが乗るバイクが通った場所から壁が盛り上がって一種のバリケードの役割を示していた。これがハジメたちが言う魔法か……それも非戦闘職の錬成師の魔法だから猶更たちが悪い。十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかないというが、ハジメたちが召喚された世界の魔法も大概だぞ?まぁ、そのお陰でドロイド軍の進軍がより難しくなったことでクローン達の生存率が大幅に上がったが、後の片付けが大変だ。
予定通りアナキンたちがジェネレーターを破壊するまで俺たちが足止めを行った。先ずは無駄だと分かっていながらわざと重砲で砲撃を行う。無論、シールドで阻まれるため全くの無意味だがそれは飽くまで敵に俺たちにはこれしか手がないということを思い込ませるための作戦でもある。そうして敵のシールドがビルや物陰に隠れている俺たちを通過した瞬間に敵が攻撃を開始した。その時にハジメは、右手に装着されている指輪から巨大な武器を出現させた。その巨大な武器にびっくりして思わず俺は声を出してしまった。
「なんじゃそりゃ!?」
「俺が作ったアーティファクトだ。説明は省くが、こいつはミサイルランチャーだと思えばいい。…とにかく連中を片付けるぞ!」
ハジメの言葉を皮切りにハジメが取り出したミサイルランチャーことオルカンから多数のミサイルがドロイド軍に飛来する。これを見たバトル・ドロイドたちは、自分たちは爆散される運命だと悟ってしまいそのままミサイルの爆発に巻き込まれて爆散する。一方のユエも高所から何かを溜めるように集中してそれを発動させるように口に出す。
「──“雷龍”」
魔法のトリガーが引かれ、その瞬間上空に暗雲が立ち込めて暗雲より雷で出来た龍が現れた。その姿は、蛇を彷彿とさせる東洋の龍だった。
「な、なんだあれは……」
それは誰が呟いた言葉だったのか。目の前にドロイドの軍勢がいるにもかかわらず、誰もが暗示でも掛けられたように天を仰ぎ激しく放電する雷龍の異様を凝視している。キンケドゥやトビアもユエの魔法に驚きを隠せず呆けていた。
そして、それは何も味方だけのことではない。進軍を続けるドロイド軍と対峙する共和国のクローン軍の中間あたりの場所で立ち止まり、うねりながら天より自分達を睥睨する巨大な雷龍に、まるで蛇に睨まれたカエルの如く射竦められて硬直していた。そして、天よりもたらされる裁きの如く、ユエの細く綺麗な指タクトに合わせて、天すら呑み込むと詠われた雷龍はドロイド軍へとその顎門を開き襲いかかった。“ゴォガァアアア!!!”っと、凄まじい轟音を迸らせながら……
その雷龍は数百体以上もいるバトル・ドロイドたちや戦車部隊の方に向かい、そこに着弾すると、その場にいたバトル・ドロイドや戦車が一瞬で塵となって消え去った。余りにも高過ぎる攻撃力に装甲が持たず、今の様になったのかもしれない。俺たちとオビ=ワンたちはユエが放つ異世界の魔法に驚き……というよりは若干引き気味になっていた。
「これは…強力すぎる……」
「もう彼らだけに任せた方がよろしかったのでは?」
「やるな、ユエ」
「…んっ」
「と…とにかくだ、敵はさっきの攻撃でひるんでいる。好機を逃すな!」
とりあえずユエが放つ魔法の凄まじい威力のショックから抜け出せた俺はクローン達に指示をだして攻撃を再開した。これ以上ハジメたちに任せたら、この街が更地になってしまう可能性もある。アナキン、早くジェネレーターを破壊してくれよ?でないと、ハジメたちが何かしらやらかしてしまう!これ以上街の被害が増さないように俺たちはドロイド軍に突撃し、俺はビームザンバー、トビアはムラマサ・ブラスターで応戦するのだった。しかし、アナキンたちも異世界人である雷電たちの所為で同じ苦労をしていたことを俺は知る由もなかった。
通商連合はトビアの武装を手に入れた為、どの様にノウハウを生かすべきか?
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ドロイド専用にヒート系武器を標準装備
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グリーヴァス専用のモゾー・ブラスター
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キンケドゥ達に対抗できるドロイドを設計
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技術的に再現不可能