海賊ガンダム、STARWARS入り(仮)   作:コレクトマン

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読者から続きお願いしますと頼まれて、一応エピソード1まで短編で書きます。


出会いは必然にと言うが、せめて心の準備はさせてくれ

 

 

◯月×日

 

 

普段日記を付けることはないのだが、この(スターウォーズ)世界にガンダムとして転生してしまってから特にやる事はないのでこれを機会に日記をこまめに書く事にした。

 

 

惑星タトゥイーンに降下したのは良いものの、まさか初っ端から物語のキーパーソンである少年ことアナキンと遭遇してしまう事を誰が予想出来た事か。アナキンから声をかけられた時に対話インターフェイスの機能が無事に稼働してくれたおかげでなんとかなったけどな。アレがないと俺、喋れないし……。今更ではあるが、声はクロスボーン・ガンダムX1の前パイロットであるキンケドゥの中の人と同じ声だったよ。……今は亡き人の声とか、無駄にイケボ過ぎるだろ?

 

 

 

◯月Θ日

 

 

今現在の俺は、アナキンに連れられてアナキンが働いているであろうワトーの店に案内された。その際にハエと象を足して2で割った様なエイリアンことトイダリアンのワトーは俺の事を金目になるドロイドと見ていたため、牽制と威嚇を兼ねてマルチプルウェポンの一つであるバスターガンをワトーに向ける。そして駄目押しに一言いっておいた。

 

 

“あまり欲を掻きすぎると寿命が縮んでしまうぞ?”

 

 

これにはワトーも流石に引かざる終えなかった。その際にワトーは「全く、冗談の通じないドロイドだな!」と捨て台詞を残してどっかに行った。…いや、彼奴の目は殆どマジだったんだが……?

 

 

そんな事もありながらもアナキンは仕事を終えた後に俺をアナキンの家に案内され、アナキンの母親である“シミ・スカイウォーカー”に挨拶を交わす。シミさんは俺の事を見て「随分変わったドロイドね?」と感想を呟くのだった。シミさんとアナキンが何故この惑星に降り立ったのか?を聞いて来たので、俺は自分が転生者であることを伏せ、事の顛末を大きく噛み砕いて話した。

 

 

 

“俺というドロイドの稼働試験中に宇宙海賊に襲われ、逃げ出した結果、この惑星に降り立った”

 

 

 

いくらドロイドでも大気圏突入用のポッドがなければ大気圏の摩擦熱によって燃え尽きてしまうのだが、生憎俺は普通のドロイドではない為、ブランド・マーカーでビーム・シールドを展開して大気圏突入した為、ある程度無事で済んだのだ。そのことを話した結果、シミさんはその様なドロイドもいるのもねという表情をして何とも言えない様子だった。そしてアナキンの場合はまるで本物のヒーローを間近で見た様な感じな表情をしていた。……俺としてはぶっつけ本番だった為にかなり焦ったのだが?(汗)

 

 

 

◯月□日

 

 

タトゥイーンに滞在してから一週間が経った。この一週間の間、俺はアナキンの協力の下、自身のメンテナンスを施していた。砂漠の惑星じゃ、砂が関節部分に詰まって動きが鈍くなるワトーからも俺が此処に滞在する条件としてワトーが営むジャンク屋“モス・エスパ”の店番や接客などを行うことだった。ワトーは俺が戦闘用のドロイドと思っているからこの様な無茶ぶりを言っている様だが、残念だったな?前世の人間だった頃、俺はリーマンとして交渉術や事業、営業の技術をそれなりに商売の心得を持っているのだよ。より一層商売繁盛させて見せてやる!

 

 

そう心んで取り組んだのはいいが、少しやり過ぎた。モス・エスパの売り上げを通常の三倍くらいジャンクが売れまくったのだ。ジャンクを買う客にジャンクの種類とその組み合わせによって性能が違う事をプレゼン、アピールし、より効率よく客にジャンクを買い取ってもらった。俺が商売上手であることをワトーは俺に「お前さん、この店で働かないか?」と誘われる始末。……ワトーの奴、絶対俺を此処に釘付けにしようと考えてやがる(汗)。

 

 

 

◯月△日

 

 

アレから三日が経って計十日も過ぎた。今回もワトーにまたしても店番と接客を任せられた。俺としてはアナキンが作っているであろうポッドレーサーの製作を手伝いたいのだが?……まぁ、ワトーも自分の店を相手に任せっぱなしというわけにはいかないからな。なお、アナキンは別の倉庫の掃除をしてくれている為、仕事は少し楽だった。そうして店番をしてから数十分、新しい客が入って来たのを確認し、いつも通り接客を行った。……しかし、今日やって来た客を見て俺は一瞬思考が停止してしまう。

 

 

 

何故なら今日来たお客がジェダイのクワイ=ガンとアミダラ女王ことパドメとジャー・ジャーの三人だったからだ。

 

 

 

何てこったい!俺とした事がすっかり忘れていた!?歴史通り、彼等は宇宙船のハイパードライブ・ジェネレーターが故障した為にここで修理部品を調達しに来た様だ。ワトーも彼等の身なりを見て相当な客が来たと思っているんだろう。ワトーよ……そういうがめつい勘は当たっているが、彼等が持っているのはこのタトゥイーン()じゃ紙くず当然の共和国クレジットだけなのだが?

 

 

そして修理部品事別のハイパードライブを共和国クレジットで支払えないかとクワイ=ガンがいうと案の定、ワトーは一瞬でお断りし、「それ(共和国クレジット)以外の金がなければ客じゃねぇ!」と拒否られてしまう。一応俺もお客様に対応出来る様、クワイ=ガンにこの星で行われるであろうポッドレースで賭けをすれば直ぐに稼ぐ事が出来るだろうと伝えておいた。そう伝えた時にクワイ=ガンからお礼を言われると同時に「この星には変わったバトル・ドロイドもいるものだな?」と感想を返して来た。…まぁ、この世界にはガンダムは存在しない分、ガンダムになってしまった俺としては複雑な気分になったと同時に思った。確かジェダイの掟には賭け事禁止とかなんとか………?まぁ、その辺を気になっても意味がないだろう。その後彼等は船に戻ろうとしたのだが、運悪く砂嵐がくるとのことで今回はアナキン達が住む家に泊まることになった。

 

 

 

◯月@日

 

 

彼等が泊まってから色々なことが起きた。先ず、アナキンが作っていたであろうポッドレーサーがクワイ=ガンが手伝ってくれた事で完成した様だ。それを聞いた時には素直におめでとうの言葉を交わした。

 

 

そしてついにポッドレース開催の日がやって来た。その時にワトーはポッドレーサー……というより、ポイロットのセンスが高いアナキンを渡したくないが為にクワイ=ガンとある賭けをする。今回のレース、優勝候補のセブルバが勝つか、成長性のあるアナキンが勝つかの勝負だった。……まぁ、勝負は目に見えているから問題ないだろう。何故かって?アナキンのフォースが強いからだよ(意味不明)。そんなこんなで、アナキンが勝つであろうと思いつつもクワイ=ガン達と共に観客席で見守るのだった。

 

 

そして歴史の正史通り、アナキンが勝ってクワイ=ガン達はハイパードライブ・ジェネレーターの修理用のパーツも手に入れる。そしてアナキンは此処で母と別れ、クワイ=ガンと共に惑星コルサントに向かう為、船に向かうのだった。母親と別れる際にアナキンは「ガンダム……ママをお願い」と俺に頼み、シミさんと共にアナキン達を見送った時に俺は思い出した。

 

 

……確かこの後、クワイ=ガンはシスの刺客であるダース・モールに襲撃されるんだっけか?

 

 

そう気付いた瞬間、またやらかしたと内心毒を吐くが、そうしている間にクワイ=ガンに危機が迫っている。シミさんに少し急な用事が出来てしまった事を謝罪しつつも離れ、X字スラスターから推進剤を放出し、急ぎアナキン達の後を追うのだった。……よくよく考えればアナキンとの約束、早くも破ってしまったな。後でどう謝るか考えておこう。

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

アナキンがクワイ=ガンの後を追いかけて船に向かっている時にそれは起こった。

 

 

「クワイ=ガンさん、待ってよー!」

 

「…アナキン、伏せろ!!」

 

 

 

アナキンの背後から高速で迫る黒装束の男がスピーダーから降りると同時に赤い光刃を放つライトセーバーでクワイ=ガンに斬り掛かる。クワイ=ガンも自身のライトセーバーでその黒装束の男の初撃を防ぐ。

 

 

スピーダーから器用に降りて、同時に斬撃を放ってきた黒装束の男。深くフードをかぶっているため、顔はよく見えなかったが、その禍々しい赤い光刃が彼の正体を証明していた。

 

 

「行け!出発を命じろ!」

 

「了解っ!」

 

 

クワイ=ガンは黒装束の男の目的は自分自身である事を理解しつつもアナキンに船に向かわせると同時に船に乗る船長に直ぐに出す様にアナキンに伝える。アナキンもクワイ=ガンが襲われている事を船の船員に伝える為に走る。幸いなのは黒装束の男はアナキンに目もくれず、ジェダイであるクワイ=ガンしか狙っていない事だった。クワイ=ガンは突如と襲撃して来た黒装束の男の剣戟を防ごうとライトセーバーを構えたその時、黒装束の男とクワイ=ガンの間に一つの閃光が乱入する。

 

 

クワイ=ガン達の間に乱入して来た者の正体は、アナキンの友人で旅立つアナキンを見送っていた筈のクロスボーン・ガンダムだった。ガンダムは背中のX字スラスターで此処までノンストップで急行したのか、身体を起こすと同時に黒装束の男を見ると同時にマスク部分が上へとスライドし、そこから“シュコー…”と溜まっていた熱を強制排出する。強制排出された際に、マスクの中は金色に輝いていて、まるで黒装束の男を威嚇するかの様にとクワイ=ガンの視線ではそう見えていた。

 

 

「君は……何故此処に?」

 

 

クワイ=ガンの問いに答える事なく、ガンダムは左腰に付けられているマルチプルウェポンの一つ、粒子加速式ビームサーベル“ビーム・ザンバー”を展開し、背中のX字スラスターを噴かせて一気に黒装束に接近してビーム・ザンバーで斬り掛かる。黒装束の男はライトセーバーの赤い光刃で攻撃を防ぐと同時に突如と現れた謎のドロイドは敵であると理解して剣戟へと持ち込む。咄嗟にクワイ=ガンも剣戟に加わろうとするが、フォースを持たないドロイドが黒装束の男と激しい剣戟の中で対等に戦ってみせている為、介入しように出来なかった。そして二人はそれぞれの光刃でつばぜり合いになりなる。

 

「邪魔をするか…」

 

「悪いが、こっちはお前と戦ってやる程ヒマじゃない!」

 

 

その言葉を皮切りに、黒装束の男やクワイ=ガンにとってありえない光景を目にする事になる。それは、黒装束の男が持つライトセーバーの赤い光刃がガンダムの持つビーム・ザンバーの高い出力と、ビームの粒子を縦方向に加速させている為あってか、ライトセーバーのプラズマ刃よりも一層威力が高まっている。その結果、黒装束の男が持つライトセーバーの赤い光刃はガンダムのビーム・ザンバーによって力負けし、光刃ごと叩き切られてしまう。折れてしまった光刃の切っ先はエネルギーの行き場を失い、そのまま消滅する。

 

 

「っ!?」

 

 

フードの奥でニヤリと笑みを浮かべていた相手が、ライトセーバーの光刃が叩き切られることを想定していなかったのか一瞬で真顔になったのが判ったが、ガンダムにとってはどうでもいい事だった。そしてこのタイミングでナブーの船がやって来た。

 

 

「よしっ!このまま逃げるぞ!」

 

「……分かった!」

 

 

ガンダムはX字スラスター、クワイ=ガンはフォースによる身体強化でナブーの船のハッチに飛び乗り、そのまま船内に避難するのだった。

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

ジェダイを取り逃がし、ガンダムに妨害された黒装束の男ことダース・モールは、飛び立っていくナブーの船を見つめながら伸びていた赤い光刃を収めると同時に、額に流れた汗を感じ取っていた。

 

 

油断していたつもりはなかった。

 

 

狙っていたマスタークラスのジェダイを相手にしていた時に上空から一体の謎のドロイドが襲来し、ジェダイ・マスターを守る様にモール卿に襲いかかった。たかがドロイドに足止めされたことにモール卿は苛立っていたのだ。

 

 

ドロイドをスクラップにする為に攻撃の隙を与えない連続攻撃を容易くいなされ、更に怒りが燃え上がり、モール卿はついに言葉を発してしまったのだ。

 

 

しかし、ガンダムはあまり気にする様子はなく、逆にモール卿のことを子供の様にあしらわれたことに余計に怒りを燃え上がらせるのだが、ガンダムのビーム・ザンバーによってモール卿のライトセーバーの赤い光刃が叩き切られてしまう。決して折れる事のない最強の武器が見慣れない武器によって折られてしまった事に戸惑ってしまい、その隙にドロイドとジェダイはナブーの船に乗り込み、そのままこの星から飛び立っていったのだった。あのタイミングで船が来ず、戦闘が続いていればきっと自分はあのドロイドに殺され、辺境の地で死を迎えていただろう。

 

 

「……次は油断はしない」

 

 

最強の剣が折られた事には驚いたが、自身の気持ちに火をくべるには充分な衝撃であった。…慢心はしない。次は必ず殺す。

 

 

モール卿は凄みに満ちた顔で笑みを作りながら、砂に埋もれたスピーダーを起こして、自らの船へと帰還するのだった。

 

 

一方のダース・モールと戦ったクロスボーン・ガンダムはというと……

 

 

『おぉ……死ぬかと思った(汗)。あのモールっていうシス、容赦なさ過ぎだろう?逆に死にかけたわ……』

 

 

ナブーの船内に乗り込んでしまった為に止む無く彼等と共に同行する事になり、今日戦ったモールのことで無事に生き残れた喜びに浸るのだった。(なお、途中でアナキンと会い、「どうして約束を破ったの!」と怒られてしまい、アナキンに対して約束を破ってしまった事を謝り続けて約十分以上経過のは別の話)

 

 

連載した際に、追加する他作品のMSは何がいいか?

  • ガンダムWのガンダム達
  • SEED、種死のガンダム達+α
  • 王道で宇宙世紀のMSだけ
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