海賊ガンダム、STARWARS入り(仮)   作:コレクトマン

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シスって言い方を誤ると“死す”って聞こえる:RE

 

 

総督がいるであろう玉座の間に向かったのはいいが、この時に俺は失念していた。この先でドロイデカ達が待ち伏せしていることをすっかり忘れていた。そして案の定包囲され、パドメは皆に武器を置く様に指示を出した。皆が武器を置いている中、俺も武器を置いた時にバトル・ドロイドが「お前の武器は此方で預かる」といってパドメ達が持っていた武器ではなく、俺が使っていたバスターガンとビーム・ザンバー、ヒート・ダガー等を回収した。…これ絶対俺や俺の武器をリバースエンジニアリングするつもりで回収するのだろう。俺としては解析の為にバラされるのは御免被るぞ?

 

 

こうして俺達はバトル・ドロイド達に玉座の間へと連行させられた。その玉座の間ではこの戦いの元凶である総督が俺達を待っていた。

 

 

「反乱ごっこもこれまでですな女王?そのドロイドには手を焼かされましたが、女王という人質をとればドロイドとはいえ護衛対象を傷つける訳にはいかないだろう。協定書に書名して元老院の論争も終わりにしましょう…」

 

 

ここでならアミダラ女王(影武者)が率いる別働隊が来て撹乱させる筈だが、何故かまだ来てない。予想より俺達が早く付いてしまった事が原因なのかもしれないと思い、俺は時間を稼ぐ為に行動を移す。

 

 

「あー……話している所悪いが、まだ勝負はついてはいないぞ?」

 

「何を馬鹿な……女王が人質にされてはお前とて迂闊には動けまい?」

 

「それはどうかな?何処かの星の住人、孫子の名言では“先ず勝つべかざるをなして、以って敵の勝つべきを待つ”という言葉がある」

 

「ほぉ…?して、どんな言葉だ?」

 

「要約すれば、負けさえしなければ、そのうち相手の態勢が崩れる時、スキを見せる時が来る。その時にすかさず、攻撃を仕掛けるということだ」

 

 

俺がそういった時に「総督!其方はもうお終いです!」と別ルートから玉座の間に向かっていたアミダラ女王(影武者)が警備隊を率いて来た。そして近場にいたバトル・ドロイド二体を破壊して撹乱する。

 

 

「あっちを追え!こいつは替え玉だ…!」

 

 

総督はそう指示を出して数体のバトル・ドロイドを影武者達の方に向かわせた。…しかし、これがいけなかった。

 

 

「……そう、今この瞬間が一番隙だらけという状況だ!」

 

 

俺は相手に武器として認定していなかったブランド・マーカーを拳の前に出し、メリケンサック状にして四角錐状のビーム刃を展開し、近場にいるバトル・ドロイドに殴り、破壊する。バトル・ドロイドは抵抗した俺を破壊しようとブラスターで応戦するが、ドロイドとは思えない反応速度で回避し、反撃にシザー・アンカーを射出してブラスターを奪い取り、それでバトル・ドロイドを撃破した。

 

 

そしてパドメはこの混乱の隙に玉座に隠されていたブラスター・ピストル二梃取り出し、その内一挺をパナカに投げ渡し、残りのバトル・ドロイドを破壊する。全てのバトル・ドロイドが全滅した瞬間、立場が一気に逆転した。

 

 

「そんな……バカな!?」

 

「油断大敵だったな。陛下、俺はジェダイ達が心配だから彼等の下に向かう」

 

「分かりました。私は総督と()()()()を行います」

 

 

総督の事はアミダラ女王に任せ、俺はバトル・ドロイドに奪われていた装備を回収し終えた後、急ぎジェダイ達のところに向かおうとした時に総督に声をかけられた。

 

 

「待てっ!お前に一つだけ聞きたい事がある」

 

「何だ?こっちとしては構っている程ヒマじゃない」

 

「まるでドロイドとは思えぬ動きを見せぬどころか、驚異的な戦闘力を誇るなど、まるで悪魔だ。バトル・ドロイドの領域を……いや、下手をすればジェダイすら超えてしまう可能性もある。……お前は一体何なんだ?」

 

「…さぁな?俺を産み出した科学車兼設計者はバトル・ドロイド……いや、戦う相手全てを凌駕する事を前提で俺を造ったとしかないな」

 

 

そう言葉を残して俺はX字スラスターで一気にジェダイ達がいる場所に向かうのだった。……どうも嫌な予感がするな。

 

 

 

___________________________________________

 

 

 

ガンダムがジェダイの所に向かっている最中、パワー発生装置のエネルギー放射区域の真下へと伸びる巨大な排気ダクトがある部屋にて最悪な展開になっていた。ジェダイ側のクワイ=ガンの弟子であるオビ=ワンは、目の前で彼の師であるクワイ=ガンはモール卿のダブル=ブレード・ライトセーバーから発する赤い光刃によって貫かれ、殺されてしまう。オビ=ワンは頭に血が上るのを感じた。怒りが沸き上がってくるのを感じながらも抑制し、目の前のシスの暗黒卿を倒す事を専念した。

 

 

しかし、後一歩の所でモール卿のフォース・プッシュによって吹き飛ばされ、中央のダクトに落とされる。咄嗟に彼はダクトの出っ張りに捕まって落ちる事を免れたが、モール卿はオビ=ワンのライトセーバーをダクトへと蹴り落とし、彼の反撃の好機を潰した。この時にモール卿は勝利を確信していた。あとはこのジェダイ・パダワンをダクトに落とせばいいと剣戟中に半分壊されてシングルブレードとなった赤い光刃でプレッシャーを与えようとしたその時、このエネルギー発生室からスラスターが放出する音が響いた。

 

 

そのスラスター音がする方角を向くと、そこにはタトゥイーンで出会った例のドロイドことガンダムがここに来たのだ。

 

 

「…くそっ!嫌な予感はしていたが、既にクワイ=ガンが殺られていたか!」

 

「貴様はタトゥイーンで俺の邪魔をしたドロイド…!」

 

 

モール卿にとってこれは又と無い好機であると同時に雪辱を晴らす好機でもあった。本来なら万全を期してガンダムを破壊するつもりだったが、そんなの関係無いと言わんばかりに赤い光刃を放つライトセーバーを強く握る。

 

 

「……今度こそ破壊してやるぞ、ジェダイ・マスターを殺したときの様に!!」

 

「悪いが…簡単に殺られてやる程、俺は優しくない!」

 

 

そういってガンダムはビーム・ザンバーを展開し、再びモール卿と激突する。殆どが我流の剣術で対抗するガンダムに対して、モール卿は師から教わりし剣術の型で嵐の様な剣舞でガンダムに襲いかかる。それでもガンダムはモール卿の乱舞の様な剣術を対応していた。ガンダム自身も内心驚いていた。前世の頃は戦いのない国で生まれ、殺し合いもなく平和に暮らしていた。にも拘らずモール卿の様なシス相手に戦えていた。ロボット……それもガンダムとして生まれ変わったことで戦闘パターンや剣術などのデータをガンダムが造られた同時期にプログラムデータとしてインストールされた様だ。ガンダムは少し複雑そうに思いながらも彼を造った科学者に感謝するのだった。

 

 

……しかし、それでも本物の剣の達人とも言える相手に苦戦していた。スタミナ的には無限ではあるが、機械の身体の方は既に危険域だった。身体の支えとなるフレームは少しずつ軋め、悲鳴を上げていた。このナブーの戦いで連戦や無茶な動きや機動を重ねた結果がこの代償である。その隙を逃さないかの様にモール卿はフォース・プッシュでガンダムの体勢を崩し、ライトセーバーで叩き付けようとするが、ガンダムもやられる訳にもいかずビーム・ザンバーで防御する。

 

 

「終わりだ…!あのジェダイ達共々此処で散れ……!!」

 

「そう簡単には終わるかよ!(…とはいえ、連戦したからフレームが軋みを上げている!これ以上はマズい…!)」

 

「だが、どう足掻こうと貴様に勝機はない…!!」

 

「……だったら、これならどうだ!」

 

 

そうガンダムが言った瞬間、モール卿を蹴り飛ばし、距離を開ける。そしてモール卿はガンダムに対してライトセーバーで突きを入れる。ガンダムは痛覚を感じない機械の身体を利用して捨て身に出た。その結果、ガンダムの身体にライトセーバーが突き刺さる。

 

 

この時にモール卿はガンダムを破壊したと同時に勝ち誇っていた。しかし、そのガンダムの目ことデュアルアイがまだ光を失っていた無かったことにモール卿は気付きもしなかった。ガンダムはモール卿がライトセーバーを引き抜こうとする前に逃がさぬよう腕を掴む。

 

 

「何っ……!?」

 

「……今…だ!」

 

 

ガンダムの声に応じたのかダクトの出っ張りにしがみ付き、ぶら下がっていたジェダイことオビ=ワンがフォースによる身体強化で跳躍しダクトから脱出する。ガンダムを相手にしていたモール卿もオビ=ワンの存在のことを失念していた。オビ=ワンはダクトから脱出したと同時に師のライトセーバーをフォースで引き寄せ、緑の光刃を展開し、虚を突かれたモール卿に対して横薙ぎに振るう。

 

 

彼の振るった緑の光刃はモール卿の胴体を切り裂く。切られたモール卿は苦痛に満ちながらもライトセーバーを手放し、ダクトの穴へと落ち、遅れて身体が真っ二つになって落下していく。

 

 

闘いは終わった。そう安堵した時にはガンダムの胴体にはモール卿のライトセーバーが突き刺さっていて、フレームからは少しの火花が出ていた。相当無茶な機動もそうだが、ライトセーバーを捨て身で貫かれた代償として主に胴体のフレームに大きなダメージを負うことになったのだ。オビ=ワンはガンダムに心配をかけるがガンダムは「俺のことより、貴方の師匠を……」と告げる。そしてオビ=ワンは師であるクワイ=ガンに向かうも、既に事が切れかかっていた。

 

 

「もう……もう遅い………」

 

「いえ…!」

 

「オビ=ワン……あの子を、鍛えると約束してくれ………」

 

「はい、マスター……!」

 

 

クワイ=ガンはもうじき死ぬこと悟り、オビ=ワンにアナキンをジェダイにさせることを頼む。そしてガンダムにも頼みを告げる。

 

 

「ガンダム……君は、あの子の支えと………なってくれ」

 

「……分かった。アナキンは、俺が支えになる」

 

「……彼は、()()()()()だ。フォースに……バランスを齎す。修行を………」

 

 

そうしてクワイ=ガンはオビ=ワンとガンダムにアナキンのことを託してこの世を去った。歴史(運命)を僅かに知っていたガンダムはこうなる事を知っていながらも何もできなかった事に悔いていた。

 

 

もし彼が、一足早く彼等と合流出来ていれば結末は変わっていたのかもしれない。しかし、定められた歴史ことこの世界(スターウォーズ)の正史がそれを許さず、イレギュラー(異物)であるガンダムが入ったとしても歪んだ歴史を正そうと修正力が働き、その結果、正史通りクワイ=ガンが死んだ。もしこの世界に転生し、尚且つこの歴史(原作)を知っていながら正史通りに見逃せと世界の運命がそういうのならそれに従うだろうか?その正史の中に死ぬ必要のない人や子供もを含めて……

 

 

 

 

 

 

……ふざけるな。

 

 

 

 

 

 

ガンダムにとってはそれは決して認めたくないものだった。後十年後にはアナキンの母親であるシミさんもタスケン・レイダーによって尋問され、アナキンに助けられるもその場で死んでしまう。更にその三年後の未来では、アナキンがシスに堕ち、自らの手で愛する人であろうパドメを手にかけてしまう。たとえそれが正史の運命だったとしても、この世界に転生したガンダムにとって許される事ではなかった。

 

 

 

 

 

 

許さない、許しはしない、許される筈がない!!

 

 

 

 

 

 

こうして彼は、この世界の歴史こと正史に振り回されようとも最悪な結末を回避させる為に彼は手に届く範囲で正史の運命に介入し、歴史を分岐させる事を決意する。それが、たとえいばらの道であろうとも……

 

 

 

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◯月Σ日

 

 

ナブーの奪還から一日が経ち、俺はナブーとグンガンとの和平条約の樹立のパレードが行われていた。昨日は色々と大変だった。オビ=ワンはヨーダに説得し、アナキンを正式にジェダイ見習いとして向かい入れる事となった。そしてその晩に亡くなったクワイ=ガンを火葬し、皆と共に冥福を祈った。

 

 

此処までが昨日の出来事である。そして現在はパレードが終わった後ジェダイ達に頼み、そのままタトゥイーンに帰還した。あそこは俺の生まれ故郷ってわけじゃないが、アナキンとの約束を今度こそ守る為に戻って来たのだ。そして俺はワトーにバイトという形でジャンク屋で働き、そして時間が空いたときは俺のデータベース内にある設計図こと俺の兄弟機である機体を造ろうと思った。来るべき歴史の分岐に備えて……

 

 

連載した際に、追加する他作品のMSは何がいいか?

  • ガンダムWのガンダム達
  • SEED、種死のガンダム達+α
  • 王道で宇宙世紀のMSだけ
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