海賊ガンダム、STARWARS入り(仮)   作:コレクトマン

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少し早めですが、連載いたします。


EP1.5 クロスボーン・バンガード
宇宙には神秘が満ちあふれている


 

 

×月◯日

 

 

タトゥイーンでの生活から約一ヶ月。歴史を分岐させる決意をしたのは良いものの、俺は肝心な事を忘れていた。それは、この世界の歴史(原作)をEP.1〜EP.2間でしか知らないのだ。あとのエピソードは精々前世の友人から聞いた不確かな情報しかなかった。…だがしかし、一度決めた事は決して投げ出さずに実行すると俺はそう決意したのだ。

 

 

ワトーが営むジャンク屋でバイトしながらも、稼いだ給料と手持ちの資金でワトーから使えるジャンク品を買っていた。手持ちの資金はどうしたのかだって?ナブー奪還の際にバトル・ドロイドからまだ使えるパーツをはぎ取り、それをリバースエンジニアリングして独自にバトル・ドロイドを非戦闘用に5体も作り直し、4体の内1体はシミさんの手伝い用として残し、残りはワトーのジャンク商品として出品した。

 

 

その結果、ジャンク品として売られたバトル・ドロイドは限定商品として高値で取引された。その売上金をワトーは「こいつはバイト代も兼ねてボーナスだ!その調子でどんどんジャンク品を弄くって良い商品を作ってくれよ?」と言って売ったバトル・ドロイドの売上金を分ける事なく全て渡した。……金にがめついワトーにしては珍しく、渡された時に裏があるのでは?と内心疑ったのは別の話だ。

 

 

 

×月△日

 

 

ワトーの店から買い取ったジャンク品を使い、俺は兄弟機でもあるX-3を製作を開始するのだった。製作の際に使われる部品はワトーの店ジャンク品だ。一応そのジャンク品の状態や品質、仕組みを確認してからリバースエンジニアリングをし、独自に改良、修復を行いながらもX-3を製作するのだった。

 

 

 

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△月×日

 

 

X-3の製作を始めてから2年の月日が掛かってしまった。そりゃガンダムを知っている人間からしてみればガンダムを人間サイズまで小型且つ、高性能を維持させるというコンセプトと言わしめる位にデタラメな設計だったのだ。俺を造り上げた科学者兼設計者は俺ことX-1を含めたあるプロジェクトの一機だそうだ。その名も“フォーミュラ(F)・X・プロジェクト”。通称“FX・プロジェクト”なのだが……これ完全にガンダムのサナリィ(S.N.R.I.)(海軍戦略研究所)じゃねえか!?この世界にサナリィでもあったのか?そう疑問が絶えない日々だった。

 

 

 

△月□日

 

 

俺は一旦完成間近のX-3の製作を一時中止し、改めてFX・プロジェクトについて洗いざらい確認するのだった。

 

 

FX・プロジェクトとは、戦闘用のバトル・ドロイドやそれの次世代機、そして()()()()すら凌駕する新型試作ドロイドの製造計画の事を示す。……何かとんでもないキーワードがサラッと出て来たんだが?ジェダイすら凌駕するって……対ドロイド戦だけではなく対ジェダイ戦をも想定して造られていたのかい!?……しかし、よくよく過去を思い返せばある科学者が囈言で「このドロイドなら、バクトイド・コンバット・オートマタ社製のバトル・ドロイド所か、次世代のバトル・ドロイド、そしてジェダイすら凌駕する事も可能だ!」と言ってたな?あの時は早く脱走したい一身だったから聞き流していたな?

 

 

話題が飛んでしまったので話を戻そう。そのFX・プロジェクトにはナンバリングされたドロイドが存在し、俺はそのF97の一号機として製作された様だ。しかし極秘製造だった為か型式番号が偽装され、XM-X1という別の型式番号が付けられた。俺を製造し、ある程度データを蓄積したあとにX-2を始めとし、X-3とX-0の製造を行おうとしていたい様だ。なおX-0は本来なら三号機ことX-3として型式番号を付けられる筈だったのだが、万が一の事を想定してか表向きはプロトタイプ機という意味合いを含め、敢えて零号機ことX-0として製造する事になった。そしてX-3の製造に関しては新技術を取り入れられており、実験機的な意味合いが色濃くなっている機体というコンセプトになった。……もうツッコム気力すらないぞ?

 

 

そのX-3に取り入れられる新技術とは“腕部Iフィールド発生装置”と、接近戦・射撃戦の双方に対応したマルチウェポン“ムラマサ・ブラスター”である。腕部Iフィールド発生装置ことIフィールド・ハンドは銀河系で使用されているブラスターの光線エネルギーを拡散させ、無力化させる防御用の兵器の様だ。そしてムラマサ・ブラスターは剣状の本体の外縁部に沿って、小型ビームサーベル(ビームザンバー)を合計14基並べた上、本体内部にブラスターガンを仕込んだ、接近戦・射撃戦の双方に対応したマルチウェポンの様だ。これは対ドロイド、ジェダイ戦を想定して設計されたマルチプルウェポンの様だ。……もう完全にクロスボーン・ガンダムシリーズですね?本当にありがとうございます。

 

 

……とりあえずFX・プロジェクトについて調べた結果、これ考えついた科学者はバカじゃないのか?この世界にガンダム要素をぶち込んで何が楽しいというのだ、変態共め!…それしか言葉が見つからなかった。内心ツッコミ疲れた俺は再びX-3の製作を再開するのだった。

 

 

 

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X-3製作開始から2年と3ヶ月も掛かった。特に苦労したのは腕部Iフィールド発生装置の仕組みだった。この世界にはミノフスキー粒子が存在しない為、これを設計した科学者はその代用としてドロイデカに搭載している偏向シールド発生装置の技術を盗み出し、独自に改良して見えない壁こと透明度の高い偏向シールドを腕部から発生させる事にした。そのおかげか、かなりの製作の月日が掛かった。…だが、それに見合う性能を引き出す事に成功した。対話インターフェイスを組み込み、人格データには設計図にあった初期人格データを組み込むのだった。その初期人格データのコード名は“T・A”。…これ完全にこの世界に喧嘩を売っている様な行為だろ?一体何を考えてこの人格データを作ったのだろうか理解したくなかった。

 

 

そうして初期人格データを作り、X-3にその初期人格データをインプットさせ、起動させるのだった。起動したX-3は周りを見渡し、対話インターフェイスを通して声を発するのだった。

 

 

「アレ……?こ……ここは?」

 

「ここは惑星タトゥイーン。砂漠の惑星さ」

 

 

そう俺がX-3に説明するとX-3は俺の方を向き、初めて俺という存在を認識する。

 

 

「貴方は……一体?」

 

「俺はガンダム。クロスボーン・ガンダムX1だ。そしてお前は、俺の兄弟機の三号機に当たる機体。クロスボーン・ガンダムX3だ」

 

「クロスボーン……ガンダム」

 

 

これがガンダムにとって新たなガンダムことX-3のファースト・コンタクトであった。因みにX-3の声は完全に“トビア・アロナクス”そのものだった。その後X-3に何故自分を作ったのか、その訳と理由を説明をした。一応この世界の常識をデータとしてX-3にインプットしたのだが、実物を見ていない為、あまり実感が持てていなかった。

 

 

「ジェダイにシス……そして来るべき歴史のターニングポイント……」

 

「あぁ……手の届く範囲でしかないが、俺は最悪の歴史を回避させたいんだ」

 

「最悪の歴史……それってつまり、いずれくるであろうジェダイ達の全滅の回避ですか?」

 

「いやっ……ジェダイもそうだが正確にいえばジェダイではなく、人々の希望だ」

 

「希望……?」

 

 

ジェダイを全滅を回避するという手段を俺は一度考えたが、フォースによって見せられる未来にしか危険視しないジェダイは完全に今という状況を危険視していない。…だが、フォースを学ばせる師は一人でも多い方がいいだろう。

 

 

「ジェダイが全滅した時代では銀河共和国がある日を境に銀河帝国を建国するのだが、その実態は恐怖政治による銀河系の支配だ。だから俺はその来るべき銀河帝国によって虐げられる者達の希望となり、銀河系に平和と安寧の為に立ち上がる組織を作る」

 

「組織……?それって一体………?」

 

 

X-3は組織について気になったのか俺に聞き出した。その時に俺はその組織名を口に出す。

 

 

「…宇宙海賊“クロスボーン・バンガード”。それが俺達が立ち上げる組織名だ」

 

 

俺が口にしたその名は、後のクローン戦争や銀河内戦に轟く事になることを今の俺や作られたばかりのX-3は知る由もなかった。

 

 

 

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△月Θ日

 

 

X-3を作ってから一日が経った。X-3に俺の活動目的を教えて以来、こちらに協力する事になった。どうやらX-3にインプットされている人格データには人を思いやる気持ち(データ)がある様だ。それと、お互いにクロスボーン・ガンダムである為にXナンバーで呼び合うことに俺とX-3は少し違和感を感じていた。そこで俺はXナンバーで呼ぶのではなく、ニックネームで呼び合うことにした。X-3は声の中の人だけにトビアと俺が名付けた。X-3はトビアというニックネームが気に入り、X-3は改めてトビアと名乗るのだった。そして俺は前世の名前を使おうと思ったが、既に死んだ人間の名前を使っても嫌悪感を抱く感じだった。そこで俺はクロスボーン・ガンダムX1のパイロットである“キンケドゥ・ナウ”の名を借りる事にし、自身をキンケドゥと名乗る事にしたのだった。

 

 

 

△月Ω日

 

 

この日は単機でタトゥイーン軌道上周辺を回ってみようと思い、トビアに留守番を任せて俺はタトゥイーンから大気圏を離脱し、タトゥイーン軌道上にて宇宙を探索した。しかし、この探索が思いもよらぬ事態に巻き込まれるとは思いもしなかった。

 

 

よもや探索中にワームホールに巻き込まれて、未知の領域とも言える見た事もない宇宙の断層に迷い込んでしまうなんて……

 

 

……どうしてこうなった?

 

 

 

△月Σ日

 

 

宇宙の断層に迷い込んでから一日が経過した。この一日間、俺はただ黙ってじっとしていた訳ではない。この宇宙の断層を調べる為に色々と周囲を回った。その時に俺はこの宇宙断層にて存在する筈のない建造物を発見する。それは小惑星を利用して作られた宇宙造船所だった。一体何故ここに宇宙造船所があるのか不明だったが、俺の勘があの宇宙造船所を調べるべきだと訴えてくる。下手に調べ難いという事もあるが、俺としては早くこの道の宇宙の断層から脱出したい一身もあったが、ここに宇宙造船所があるという事はこの宇宙の断層から出る方法がある可能性が存在すると判断し、宇宙造船所を調べるのだった。

 

 

 

△月χ日

 

 

この宇宙断層に迷い込んでから既に十日も経った。宇宙断層で発見した宇宙造船所を調べてから分かった事が三つあった。一つ目は、この宇宙造船所はどうやら俺を作った科学者達のもう一つの研究所兼宇宙造船所だった様だ。二つ目はどうやらここである宇宙戦闘艦を作っていた様だ。その宇宙戦闘艦の名は“マザー・バンガード”。俺達クロスボーン・ガンダムの旗艦として設計された様だが、よもやここでマザー・バンガードを作っているとは思いもしなかった。そして三つ目は、どうやらここで俺の様なドロイドを作った物を此処で保管していた様だ。その保管されていたドロイド……というより人間サイズにダウンサイズしたMS達は、殆ど俺が知っているものばかりだった。

 

 

 

“F71”×100機

 

“F90”×1機

 

“F90(セカンド)”×1機

 

“F91”×1機

 

 

 

F90やF91といったワンオフ試験機は一機しか製造されていなかった。その代わり、量産機であるF71こと“Gキャノン”はこの宇宙造船所の防衛の為に配備されているのか定かではなかった。……本当にこんな場所に研究所兼宇宙造船所を作った科学者は頭おかしいだろ?

 

 

そんなこんなで調べられる所を調べ尽くした俺は、ようやくこの宇宙断層から脱出する方法を見つける。それは、マザー・バンガードの出航だ。どうやらこの宇宙造船所は完成した船が出航する際にワームホールを開き、そこからこの宇宙断層を出る仕組みの様だ。そうと分かった俺は、此処にあったF90達と六機のGキャノン、物資をマザー・バンガードに詰め込み、マザー・バンガードを出航させる。

 

 

出航させた際にワームホールがマザー・バンガードの前に出現した。そのワームホールに突入し、俺はこの宇宙断層から脱出するのだった。戦艦と数機のドロイドを手みやげに……

 

 

宇宙世紀のMSでどの量産型MSを出したい?

  • ガンイージ
  • ジャベリン
  • ジェムズガン
  • ヘビーガン
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