海賊ガンダム、STARWARS入り(仮)   作:コレクトマン

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クローン軍ってある意味SFのロマンである

 

 

キンケドゥとオビ=ワンはヨーダの助言通り、何とか惑星カミーノに到着した。俺はマザー・バンガードをカミーノ軌道上に待機させ、オビ=ワンはデルタ7イーサスプライト級軽インターセプターに乗り込み、マザー・バンガードから射出してそのままカミーノの大気圏に突入する。キンケドゥもオビ=ワンの後を追う様にビーム・シールドを展開し、カミーノ大気圏に突入するのだった。

 

 

カミーノの首都である“ティポカ・シティ”の発着場に着陸したオビ=ワンはキンケドゥを待った。その時のカミーノ天気は豪雨だった。そしてキンケドゥが無事にオビ=ワンと合流した後にティポカ・シティに入る。するとカミーノの知覚種族“カミーノアン”がキンケドゥ達を出迎えた。

 

 

「マスター・ジェダイ。首相が貴方をお待ちかねです」

 

「この私を?」

 

「もちろんです。どんなに喜んでおられるか、何年も待ち続け……正直諦めかけていました。さぁどうぞ、こちらへ……」

 

 

そうしてカミーノアンの案内のもと、キンケドゥ達はティポカ・シティの首相の所に向かうのだった。……ある程度歩き、キンケドゥ達はカミーノアンの首相の所に辿り着くのだった。

 

 

「ご紹介します。こちらがカミーノの“ラマ・スー”首相閣下です」

 

 

カミーノアンにそう説明されたキンケドゥ達はそのラマ・スー首相に一礼する。ラマ・スー首相もキンケドゥ達と同様に一礼で返した。

 

 

「こちらがマスター・ジェダイ…」

 

「オビ=ワン・ケノービです」

 

「俺はクロスボーン・ガンダムX1。ニックネームはキンケドゥと呼ばれている。出来ればキンケドゥと呼んでくれれば幸いだ」

 

「ようこそマスター・ジェダイにキンケドゥ殿。カミーノ滞在をお楽しみください」

 

 

そういってラマ・スー首相はキンケドゥ達に椅子を用意したが、キンケドゥの背中のスラスターが干渉する為、キンケドゥは立ったままオビ=ワンと共にラマ・スー首相との話を聞くのだった。

 

 

「では早速用談に、お約束のものはスケジュール通り進んでおります。二十万ユニットが完成、更に百万が製造中です」

 

 

ラマ・スー首相が言うお約束のものをオビ=ワンは理解できなかったが、キンケドゥは一部の歴史を知っていた為それがなんなのか理解していた。

 

 

「それは……良い知らせです」

 

「マスター・サイフォ=ディアスにお伝えください。ご注文は期日までに満たされると」

 

「…失礼。今、誰のことを?」

 

「…ジェダイ・マスターのサイフォ=ディアス殿です。今も彼が評議会を纏めているのでは?」

 

「マスター・サイフォ=ディアスは十年前に殺されています」

 

 

それを聞いたラマ・スー首相はサイフォ=ディアスが死んだことに残念そうな顔を浮かべ、ご冥福を祈った。

 

 

「あぁ…知らなかった。お気の毒に……完成した軍隊を一目、彼にお見せしたかった」

 

「……軍隊?」

 

「オビ=ワン、前にデックスが言ってたがカミーノアンはクローンを造り出すことが出来る。つまり、そのマスター・サイフォ=ディアスがラマ・スー首相にクローンの軍隊を造る様発注したそうだ」

 

「然様、そちらのキンケドゥ殿の言う通りクローン兵です。これまでで最高の出来と大いに自負しています」

 

 

キンケドゥもラマ・スー首相が言うクローン兵の出来は最高であることは同意であった。ラマ・スー首相はキンケドゥ達に最高の出来であるクローン兵達を見ていかれては?と誘われた。オビ=ワンとキンケドゥもクローン兵の存在が気になった為に見てみようと思い、ラマ・スー首相の案内の下、クローン兵達の所に案内されるのだった。

 

 

 

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俺は生まれて初めてクローン製造所を見て内心興奮を隠せなかった。此処があのスターウォーズで有名なクローン達の生まれ故郷であるカミーノのクローン製造所をこの目で見られるとは思いもしなかったからだ。

 

 

「素晴らしい」

 

「あぁ、これほどまで圧巻された場所が存在するとは…」

 

「きっとご満足いただけるはず。クローンは自分で思考します。その優秀さはドロイドなど比べ物になりません」

 

「…確かにバトル・ドロイドなどよりも優秀だからな。だが、俺達の様な自分で思考するタイプのドロイドはどうなんだろうな?」

 

「失礼、私はキンケドゥ殿を侮辱したい訳では……」

 

「気にしなくて良いさ。ただ、覚えてほしいのは俺達の様な例外なドロイドも存在するってことさ」

 

 

歩き続けているとクローンの子供達がパソコンの様な物で何かしらの勉強をしていた。

 

 

「彼等に施す戦闘教練のプログラムにも自信が有ります。このグループは五年前に造られたものです」

 

「成長速度を速めているのですね」

 

「もちろんです。人間と同じ成長速度では時間がかかりすぎる、半分の時間で大人になります。彼等は従順でどんな命令にも決して逆らいません。遺伝子操作で、オリジナルの“ホスト”の持っていた独立心を大幅に削っています」

 

 

ラマ・スー首相はそう説明する中、オビ=ワンはホストとなった人物は誰なのかラマ・スー首相に聞いてみた。

 

 

「なるほど……そのホストとは誰です?」

 

「“ジャンゴ・フェット”という賞金稼ぎです」

 

「ジャンゴ・フェットか……その賞金稼ぎは今何処にいるんだ?」

 

「あぁ、彼なら此処にいますよ。高額のホスト料とは別にフェットは一つだけ条件を出した。“自分と同じクローンを造れ”とね。変わっているでしょう」

 

「同じものを?」

 

 

一見普通に聞けば確かに変わった男であると疑えるが、俺としてはただ子供が欲しかったんじゃないのかと内心思った。

 

 

「遺伝的に純粋な複製です。遺伝子構造を弄ることなく成長を速めることのないもう一人の自分」

 

「…要するに、そのフェットという男は自分の純粋の複製を家の子供の様に育てたかったんじゃないのか?自分の跡継ぎをしてくれる子供を的な?それはそうと、そのフェットと会えるだろうか?」

 

「お望みなら会える様に計らいましょう」

 

 

そうして歩くこと数分、造られたクローン軍団が集まる場所を見渡せる所に付いた俺達はその圧倒的な軍勢をみた。このクローン兵達が後のクローン戦争によって戦場に駆り出されることに俺は少しばかり心を痛めるのだった。

 

 

 

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その後、俺達はカミーノアンの案内でジャンゴ・フェットがいる部屋に案内された。そしてその部屋から一人の少年が出て来た。

 

 

「ボバ。お父様はおいでに?」

 

「いるよ」

 

「会えるかしら?」

 

「いいよ。…パパ、トーン・ウィだぜ」

 

 

少年ことジャンゴのクローン兼子供のボバ・フェットが父であるジャンゴを呼ぶ。俺達が部屋に入って数秒後、別室から年齢を重ねた体格の良い男性が出て来た。

 

 

「ジャンゴ、おかえりなさい。実りある旅でしたか?」

 

「大いに」

 

 

彼女からの問いに頷く男性。トーン・ウィはある程度のところで会話を切り上げると、オビ=ワンを手招いて男性へ紹介する。

 

 

「こちらはジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービ。進捗状況を見にいらしたのです」

 

「君のクローンを拝見したが、素晴らしい」

 

一礼すると、オビ=ワンは男性―――ジャンゴ・フェットへ単刀直入に言葉を切り出す。

 

「俺はただ宇宙に自分の足跡を残そうと思ってね」

 

 

オビ=ワンがジャンゴと話している間、俺はボバという少年と話し合っていた。

 

 

「やぁ、君がボバかい?おれはクロスボーン・ガンダムX1だ。別名でキンケドゥと呼ばれている」

 

「…アンタ、ドロイドなの?」

 

「まぁそうなるが……実際の所、俺は何の為に造られたドロイドなのか分かってないんだ」

 

 

俺は半分嘘を混ぜ込みながらもボバと話し合っていた。その時にジャンゴが聞きなれない言語で別室のドアを閉める様に頼んで、ボバは父親の言う通りドアを閉めるのだった。そして閉め終わった後に再び話し合うのだった。

 

 

「アンタ達ジェダイとドロイドが何でこのカミーノに来たの?それに、ジェダイがドロイドと一緒に行動しているなんて初めて見たんだけど?」

 

「まぁ……俺とオビ=ワンは十年前のナブーの戦いの時に知り合って以来、友人になったんだ。俺が変わったドロイドという点は自覚しているつもりだ」

 

「フーン……じゃあ、その腰のライトセーバーみたいな物はなに?」

 

 

ボバは俺の左腰に懸架しているビーム・ザンバーの方を示した。

 

 

「これか?これは俺を造った科学者が俺用の武器として造った兵器なのだが、一体何処のメーカーなのか不明なままなんだ」

 

「メーカーが不明って……もしかして、アンタ結構ヤバい奴?」

 

 

どうだろうな?とボバに返事を返したその頃、オビ=ワンはジャンゴとの話し合いがもうすぐ終わりそうだった。

 

 

「軍隊は気にいったかい?」

 

 

ジャンゴはオビ=ワンに聞き出すと、オビ=ワンも目つきを鋭くしたまま、ジャンゴの言葉に頷く。

 

 

「ああ、戦ってるところを見てみたいよ」

 

「最高の軍隊だ。俺が保証する」

 

 

そこから幾秒か、ジャンゴとオビ=ワンが睨み合ったが、彼から読み取れるものはないと判断したのか、オビ=ワンは研ぎ澄ましていた意識を戻して、ジャンゴへ手を差し出した。

 

 

「時間を割いてくれて感謝するよ、ジャンゴ」

 

「あぁ、ジェダイならいつでも歓迎さ」

 

 

笑顔でオビ=ワンの握手に応じるジャンゴ。トーン・ウィに連れられてアパルトメントから出て行く俺達を見送り、三人の気配が完全に消え去ったのを確かめてから、ジャンゴは急いで荷造りを始めた。

 

 

「どうすんの、パパ?」

 

「ボバ、荷造りしろ。姿を隠す」

 

 

ジャンゴの言葉にボバは荷造りを手伝い、この星から出ようと行動するのだった。

 

 

 

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俺達はカミーノアンことトーン・ウィにオビ=ワンのスターファイターまで送ってもらった後にトーン・ウィと別れ、俺はオビ=ワンにジャンゴという男についてどうだったか聞いてみた。

 

 

「なぁオビ=ワン。あのジャンゴという賞金稼ぎはどうだった?白と黒の内どっちだと思うか?俺は恐らく黒だと思う」

 

「奇遇だな、私もあの男はアミダラ議員暗殺に関与、もしくは暗殺者本人である可能性があるだろう。だが問題はカミーノアン達だ、彼等の場合はマスター・サイフォ=ディアスの注文で評議会の為にクローン軍を製造を依頼したそうだ」

 

「その点に付いては彼等に動機は無いんじゃないのか?……まぁ細かい詮索は後にしてこのことをジェダイ評議会に連絡しよう」

 

 

そうだなとオビ=ワンが頷きながらもオビ=ワンのスターファイターに搭載されているアストロメク・ドロイドの“R4-P17”に秘話通信でジェダイ評議会に連絡する様指示を出し、ヨーダ達に報告するのだった。その後にヨーダからジャンゴを捕らえる様に指示を受け、俺達はジャンゴ達がこのティポカ・シティに出る前に捕まえる為に行動するのだった。

 

 

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