Ω月Ω日
僕としては普段日誌を記入することは無いけど、キンケドゥさんが良く日誌を記入していたため、僕も少しばかり初めて見た。
僕こと
ナブーに到着した後にナブー宮殿に向かい、そこでアミダラ議員はナブーの大臣達にコルサントで起きたことや共和国の危機のことを話した。色々と危機感を抱きながらもアミダラ議員は湖水地方にある別荘で身を隠すことにした。
アナキンとアミダラ議員との関係は流石の僕でも理解できた為、敢えて口を出さないでおいた。彼等の仲を裂きたくないからね。
ナブーの湖水地方の別荘での生活はアナキンの不安を打ち消してくれている様に見えた。
Ω月Λ日
次の朝でアナキンは夢で悪夢を見た様だ。何でも、その悪夢でアナキンのお母さんであるシミさんが苦しんで死にかけている夢を見たんだそうだ。流石の僕でも信じ難いことだったけど、ジェダイ特有のフォースを通して未来を見ることが出来る。アナキンは命令に背いても母の様子を確かめる為にタトゥイーンに向かうつもりだった。もちろん僕とアミダラ議員もアナキンを一人行かせるわけにはいかず、一緒に行く事になった。その方が命令に背くことはないからだ。
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そうして僕たちはナブーの宇宙船である“Hタイプ・ヌビアン・ヨット”で惑星タトゥイーンに向かい、シミさんの様子を確認する為にラーズ家の所に訪れることにした。一応初めてアナキン達とあった時に情報交換した際にラーズ家のクリーグさんがシミさんを奴隷から解放されて自由となり、クリーグさんと結婚したことをアナキンに話してある為問題は無かったけど、それを聞いたアナキンの驚いた表情を見せたのは僕としては初めてだったのは内緒だ。
そうこうしている合間にラーズ家に到着した僕たち。そこには留守番をしていた
その後にシミさんはどうなったのかと聞いてみたら元気なのは元気なのだが、突然の病に倒れてしまい、今現在は安静にして身体を休めているとのことだった。その時に僕はアナキンに母に会いに行ったらどうだろうと後押ししたらアナキンは「……ありがとう」とお礼を言った後に母の元に向かい、アナキンは無事に母のシミさんと再会を果たした。
トビアSide
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その頃のキンケドゥ達はというと、カミーノにてジャンゴを捕まえることに失敗してしまい、まんまと逃げられてしまった。だが、オビ=ワンは逃げられる前に発信器をジャンゴ達が乗る船に取り付けた。追跡の為にキンケドゥとオビ=ワンは二手に別れることにした。キンケドゥはマザー・バンガードからオビ=ワンのハイパードライブ・リングを射出し、オビ=ワンはジャンゴ達を追跡し、キンケドゥは一度コルサントに帰還し、ジェダイ評議会に報告してほしいとオビ=ワンに頼まれるのだった。しかし、キンケドゥはコルサントに帰還する前に一度時間断層に向かうことにした。
「最悪な事態が起きたな……クローン軍だけならまだしも、俺達というイレギュラーな存在がいる所為で何かしらといやな予感しかしない。念には念を入れて
そうしてキンケドゥはマザー・バンガードで時間断層に入り、時間断層にいるGキャノン達に
キンケドゥはそれでも構わずGキャノン達に頼み、時間断層から出てすぐにコルサントに向かうのだった。
キンケドゥSide
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Ω月η日
タトゥイーンに滞在してから一日が経った。シュン達経由で購入した医療用のドロイドにシミさんを診断してみた結果、かなり最悪な状態だった。シミさんにかかっている病は普段見掛けることが珍しく、治療例が少ない厄介な病であることが判明した。医療用ドロイド曰く、「私では奥方を治療することは難しすぎます。……残念ですが保って精々三ヶ月しかもちません」だそうだ。
その事実を聞いたアナキンはショックと同時に悲しんだ。ジェダイとなって、ようやく自由のみになった母を迎えに来たら、待っていたのは残酷な事実だった。悲しんでいるのはアナキンだけではなかった。僕だって悲しかった。シュンも、ナナも、ハリソンさんも……
アナキンは悲しみのあまり絶望と怒り、憎しみが浮き上がっていたが、僕がそれを静止させた。怒りは何も産み出さない。たとえ産み出すとしても空虚な悲しみしか生まないことを伝えた。それでもアナキンは納得は出来なかった。仕舞には彼の師であるオビ=ワンの所為だと八つ当たりするしか無かった。その時にシュンはアナキンにシミさんはそんな事は望んではいないといい、その後に「お前の母親とゆっくり話し合うんだ。悔いのない様にな……」と言ってこの場を後にする。
アナキンはシュンの言葉で冷静になったのか僕に謝罪し、その後に友達になってくれないかと頼まれた。僕としても分かち合う友が多い方に越したことは無いと思いつつも、出来る限りアナキンの支えとなる友として仲良くなるつもりでアナキンの頼みを承諾した。
トビアSide
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所変わってジャンゴ達を追っていたオビ=ワンは、惑星“ジオノーシス”に降り立つ際にそこで彼は通商連合の船が集結していることに違和感を持った。調査する為にR4を残し、単身で潜入を試みるのだった。そこで目にしたものはバトル・ドロイドの製造工場だった。そこでは密かにバトル・ドロイドや新型のバトル・ドロイドまでもが製造されていた。その生産量は戦争でも引き起こせる程の数だった。
その際にオビ=ワンはさらに奥へと潜入していくと、そこにはジェダイを抜けたドゥークー伯爵に通商連合の総督ヌート・ガンレイ率いる幹部達がある会談を行っていた。
「……先ほどから申し上げている様に、皆さんの支持があれば一万をも超す星が、我々の陣営に先を争ってなだれ込む」
《それは反逆の提唱か?》
「テクノ・ユニオンはドゥークー伯…◯×△□ΣδΘΩηΛ……失礼、ドゥークー伯爵に従いましょう」
「銀行グループも、協定にサインします。大いに結構…」
「通商連合の友人も支持を約束した。彼等のバトル・ドロイドとアナタ方のバトル・ドロイドが合体すれば、最強の軍が誕生する。ジェダイとて、敵ではなくなる。──そうなれば、共和国は我らの要求を呑むしかない」
ドゥークー伯爵等の秘密の会談を聞いたオビ=ワンは気付かれない様その場から去り、至急スターファイターと一緒に置いているR4の所に戻るのだった。
そして無事にR4と合流した後にこの事をコルサントに直接伝えなければと通信を試みるが、星が遠い為かスターファイターの出力じゃコルサントまで届かなかった。そこでオビ=ワンはナブーにいるであろうアナキンに連絡を取り、中継してもらおうと通信してみるものの連絡がこなかった。どうやらナブーにアナキンはいないと悟り、そこで周波数域を広げてみた結果、アナキンがタトゥイーンにいる事が判明した。色々と説教したいのは山々であったが、そうしている時間がない為に急ぎタトゥイーンにいるアナキンにメッセージをコルサントに送る様指示を出すのだった。
オビ=ワンSide
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時間断層から出て、コルサントの評議会に直接連絡しようと立ち寄ったキンケドゥ。その際に評議会は面々は切羽詰まった状況になっていた。俺はヨーダに何があったのかを聞いてみると、ジャンゴを追っていたオビ=ワンが通商連合のドロイドに囚われしまった様だ。……オビ=ワンよ、何でこのタイミングで捕まったんだと俺は内心そうツッコムのだった。兎も角、状況を理解したキンケドゥは急ぎこの場を後にし、マザー・バンガードの方へ戻り、シュン達を連れてオビ=ワンを助けに向かうことにした。……しかし、この時にアナキン達もオビ=ワンを救出に向かう為にジオノーシスに向かっている事をこの時の俺はすっかり忘れていた。そしてそれを思い出したのはタトゥイーンに到着した時だった。
Ω月η日
タトゥイーンに到着した後にシュン達を回収し、オビ=ワン+アナキン達の救出に向かう為に時間断層に向かい、完成しているであろう少数のヘビーガンとクロスボーン・ガンダム専用の装備である
その後に俺はシュン達にこれから行うであろうオビ=ワン達の救出は宇宙海賊として初の戦闘であり、クローン戦争の初戦に介入すると言う意味合いを込めて説明をする。
「これから俺達クロスボーン・バンガードはジオノーシスに向かい、そこで囚われているオビ=ワン達の救出に向かうと同時に後に会戦とも言えるクローン戦争の初戦である第一次ジオノーシス戦に本格的に介入することになる」
「……ついに始まったんだね」
「キンケドゥが言っていた歴史のターニングポイントって奴か」
「あぁ。クローン戦争は回避する事は不可能だとしても、その戦争で本来死ぬ筈だった者たちを救うのが俺達の第一目標だ。そして第二目標はとても気長い時間を要するが、クローン戦争終結後にジェダイ達の出来るだけ多く救い出す事だ。たとえそれがシスの親玉であるシディアスの手のひらで踊る事になったとしてもだ」
「それに関しては俺もキンケドゥに同意見だ。俺としては民間人を守る事が軍人としての務めでもあると認識している」
ハリソンはキンケドゥの説明に同意しながらもある調整をしていた。それはペイントだった。基本カラーであった白は青に変更され、各所のアクセント部分がイエローになっていた。そのハリソンのカラーリングを気にせず、キンケドゥは説明を続ける。
「ハリソンの言うことも一理あるが俺達が軍人ではなく……」
「宇宙海賊だろ?そのことは理解している。俺の場合は軍用機だからこその発言だと思って聞き流しても構わない」
「……まぁ、注告として受け取っておくさ。それはそうと、今回の介入の際にシュンとナナは俺が選んだミッションパックで出撃してもらう。シュンは“Vタイプ”でナナは“Kタイプ”だ。指定したミッションパックを装備次第、君たちとハリソンはウモンじいさん達と共に直接大気圏に突入し、オビ=ワン達がいる所に向かってくれ」
キンケドゥがいうウモンじいさん達とはクロスボーン・ガンダムの簡易生産型のフリント達のことである。三機のフリントを01から03の順に“ウモン”、“ヨナ”、“ジェラド”と名前が付けられている。
「この介入が俺達やこの世界にどのような影響を及ぼすのかは未確定だ。だが、介入すれば救われる命が多くなる事は確かだ。だから絶対に彼等を救うと同時に生き延びろ!この行動と歴史介入によって次の世代が平和を築ける事を祈りをこめて作戦名を“オペレーション・ユニバーサル”と呼称する。皆、行くぞ!」
「「「了解ッ!!」」」
その掛け声と同時にキンケドゥはマザー・バンガードの進路をジオノーシスへと向け、ハイパースペースでジャンプする。此処から本格的に歴史に介入する為に……