モンストキャラの日常 作:トマト大西
クリスマス(遅刻)
「…クリスマスか…」
一人の少女が窓から外を眺めて呟く
そんな少女の隣に立っているのはビナー
「…クリスマスって昔は楽しみでしたけど今は今年も終わりって感じの方が強いですよね」
「まぁな。私達も成長したと言うことだろう…」
「…しかし静かになりましたね…」
ビナーは部屋を見渡しそう言う
部屋にはビナーと少女の二人しかいない
「…そうだな…思えば今年も色々あったな…」
「まさか上杉さんとオシリスさんが同じ月に獣神化して卒業するとは…思いませんでしたね」
「あぁ。七周年でも発表されてなかったからな。彼等も予想外だったみたいだ」
「…モンタナさんは…」
「まぁ待て待て。もうここまで来たら私は最後まで君たちを見送ってから獣神化したいな」
「…それっていつになるんですか?だって新春キャラだって追加されますし…」
「…確かに…まぁ来年だな。来年に期待しよう」
モンタナはふぅと一息つき飲んでいたココアをテーブルに置く
「…まぁ今年も色々あったな…」
「そうですね。まず新年に私が超獣神祭に追加されましたね!皆待ち望んだビナーさんですよ!」
「…ハズレって言われてたが?」
「エクスカリバーなんていなかったんや…てか冷静に考えたら酷すぎません?片や進化も神化も新要素もりもりで片や普通…そりゃエクスカリバー強いってなるよ…」
「まぁまぁ…お前は真伊達で輝いたじゃん」
「島津に全部持ってかれましたけどね!」
ビナーが半泣きで置いてあるウイスキーをらっぱ飲みする
「真シリーズも凄い難しかったな…」
「舐めてかかったアマテラスに門前払いされたのはいい思い出ですね…」
「三ターン即死は早いって…」
「さらにラウドラバリア」
「まぁ逆にパラドクスが救済されたがな」
「最後の輝き()」
「やめろや。自分が無様に見えるだけだぞ」
「私わぁ!真伊達で救済されましたかぁ!?」
「知らんがな…」
うわーんと喚き散らすビナーをほっといて今年の資料を眺めるモンタナ
コンコン
そんな部屋にノック音が響く
「どうぞ」
モンタナがそう言うと失礼しますという言葉と同時に一人の少女が入ってくる
「おぉ!桜!君も来たのか!」
「えぇ!私も今年獣神化しなかった組ですから!あっ、これお土産です」
「おぉありがとう」
入ってきた少女は桜。なんだかんだモンタナと付き合いが長い少女だ
「…?何してるんですか?」
「いや、今年の振り返りでもしようかと思ってな」
へーと桜がジュースを飲みながらソファーに座る
「今年に追加された轟絶もなかなか癖が強い連中だったな…」
モンタナが資料を見ながら話す
「三週目の轟絶ですね。でも過去の二週目一週目に比べればだいぶ大人しかったですよね?」
「まぁクエスト的にはな。レクイエムはなんだかんだ友情が結構ダメージ通ったしな」
「ノクターンは…その…」
「あれはダメだろ。ボールで殺れっていうコンセプトなのにボールの不具合があったしな」
「…もうボール消していいんじゃないですか?」
桜が持ってきたチキンを食いながらそう言う
「まぁ…してセレナーデか」
「轟絶にしてはシンプルでしたよね。ギミックも基本の重力とダメウォですし」
「結局初日から崩壊してたからな…そして強い」
ダウンしていたビナーが立ち上がる
「…轟絶の木属性ってなんであんなに強いんですかね…私以上の奴多すぎない?我限定ぞ?」
「ヴィーラ…」
「私と役割被ってんだよなぁ…」
モンタナが資料を一枚捲る
「そしてアリア…」
「あっ…」
「 初 日 崩 壊 」
「やっぱ抗うんだよなぁ…」
「あれは中心弱点なのが悪い」
「そしてワンパンに露骨に対処してきたマーチ」
「尚マルタ」
「あそこ適正狭いから地味にエンキドゥとか適正だから昔の星四が活躍してて私は嬉しかったな」
モンタナが微笑みながらココアを飲む
「…来年はどんな轟絶が来るんでしょうね…」
「取り敢えずケーキ食べましょ!」
そんな三人のクリスマスパーティーはこれからだ!
もはやクリスマスじゃない