モンストキャラの日常 作:トマト大西
公式設定より柔らかいです
取り敢えず地下から移動し校長室にてエルドラドを取り囲むアルカディア一行
ちなみにマグは調査のためまだ地下に残っている
少し開いてしまった門の性質やらを調査するらしい
「で?なんであそこにいたんだ?」
アルカディアがエルドラドに聞く
「…いや…その…スマホにですね?急にですね?なんかよくわからん奴がいてですね?そいつに『僕の力を貸すから異界から僕を追ってくる奴等を倒してね?』といわれましてですね?いや俺も拒否したんですよ?そしたら『拒否してもいいけどその場合あなたの個人情報がやばいことになるけどいい?いいなら止めないけど』と言われてですね?それもう実際拒否権ないじゃんってことでね?あそこにいたわけですよ」
「…いやいやあり得ないだろ」
「エルドラド…現実見よ?」
「…その言い訳は流石に…」
「やめろぉ!そんな目で俺を見るな!しかも事実だし!」
アルカディアとカナン、蓬莱がエルドラドのことを冷たい目で見る
「…ふー…エルドラドくん?仮に君の言うことが事実だとしても証拠がないじゃないか。それがない限り私は認められないな」
「おーい!早く出てこいよ!じゃないとお前の帰るっていう目的果たせないぞ!」
エルドラドが必死にスマホに呼び掛けると急にスマホがひかり、ブォンという音と共に謎のホログラフィック的な何かが浮かび上がる
その姿は…異形だった
「うるさいなぁ…今寝てたんだよ?君の勝手で僕を起こさないでほしいなぁ」
いや異形というかなんかエイリアン的な…でもマスコット的な 奴が出てきた
「「「「…」」」」
「いや今お前出てこなかったら積んでたからな?俺が捕まってゲームオーバーだったぜ?」
「その時はその時さ。君の代わりを探せばいいだけのこと…」
「でもお前そこから出れないじゃん」
「…寝る」
ブツッ
「あ!おい!切るな!まだ話すことあんだって!」
ブォン
「うるさいなぁ…なに?」
「よしそのまま切るなよ?…さぁ!聞きたいことを聞け!」
エルドラドがそう言うが、ちょっとあり得ないものを見たのでアルカディアとカナン、蓬莱は軽く放心している
メルも放心していたがいち早く我に返り謎のホログラフィックに聞く
「…まず君の名前は?なんと呼べばいい?」
「そうだねぇ…『イデア』と呼んでもらおうかな」
「そうか…イデア。ストレートに聞くが先程エルドラドが話していた内容は間違いないかな?」
「あぁ、間違いないよ。彼には僕の目的のために動いてもらってるんだ」
「そう…」
「だろ?ほら俺無罪!これで終わり!」
「まだだよ。異界の門を開いた理由はわかったけど君が怪盗として活動した理由がわかってないからね?」
「うっ…それは…」
「イデア、エルドラドが行ってきた怪盗行為は君のいう異界の奴等から守ってもらうということと関係しているのかい?」
「関係?してるに決まってるじゃないか!いいかい?そもそも僕が力を貸すと言っても土台を用意するだけだよ。簡単にいうと列車は用意するけど燃料は自分で用意してくれということ。でその燃料というのは僕が力を貸す相手の一番欲が強いものというわけさ。でエルドラドの場合その燃料が…」
「お宝…というわけか」
「厳密には黄金だね。今回あそこにいたのは校長であるアヴァロンが持つ鍵を手に入れるためだったというわけ」
「黄金…か」
ふー…と溜め息をついたメルは少し間をおいて
「…俄には信じがたいが目の前で起きている以上事実なんだろうね…取り敢えずエルドラドについては今悪と決めつけられないな…」
「そうそう。彼は僕を助けているからね」
「…えーとつまり…俺は…」
「…推定無罪だね。しっくり来ないけど」
「…よし!」
エルドラドはガッツポーズをしアルカディア達の方に歩いていく
「ほらな!俺無罪だっただろ!」
「…知らねぇよ」
「情報量が多過ぎてよくわからないんだけど…」
「…つまりイデアさんを助けるためにエルドラドは悪事を働いてきたというわけですか…」
「そーそー!よくわかってるじゃん!」
「だとしても黄金って…お前」
「なんだよ。文句あんのか?」
「いや…なんかイメージ通りだなぁと」
「それはそれでなんかムカつくな」
そんな他愛のない会話をしているとイデアがふと全員のスマホを眺めて呟く
「あー…なるほどねぇ…」
その呟きを逃さないのが我等がメルさん
「?なるほどとは?」
「いやー…どうやら僕と同類がいたようだね」
「?」
「君たちのスマホにも僕の同類が入ってるね」
「「「「は?」」」」
イデアの姿は獣神化後の姿です