モンストキャラの日常 作:トマト大西
ベビーアーク団
「ベビーアーク団?どういう組織なんだ?」
アルカディアがベビーアークに聞くと、ベビーアークはよくぞ聞いてくれたと言わんばかりに顔を輝かし答える
「うん!ベビーアーク団とはこの私、ベビーアーク様がトップの組織だぞ!」
「うん、それは名前を聞けばわかる。聞きたいことはそうじゃねぇんだ。どんなことをしている組織なのかを聞きたい」
「どんなこと?うーん…」
「世界征服って言ってたじゃないですか…」
ベビーアークが首をかしげていると、タンクトップ姿の女性がフォローする
「そうそう!エミルが言うとおり我々ベビーアーク団は世界征服を目指しているのだ!」
ガハハと豪快に笑ったベビーアークは部下に呼ばれ退室する
「…悪の組織なのか?」
アルカディアはベットの近くに座っている奈落に聞く
「まぁ世界征服ですから…そうなのでは?」
「うーん…ベビーアーク様は世界征服って言ってるけど実際は人助けみたいなのよね…自覚してないだけで」
「あんたは…エミルだっけ?」
「そう。ここベビーアーク団のエンジニアをやってる。ベビーアーク様は好きなだけここにいていいってさ」
「そりゃどうも…人助け?」
アルカディアが首をかしげて聞く
「結果的にだけどね。ここの団員だってはじめからベビーアークに忠誠を誓ってるやつもいるけど、助けられたからベビーアークに付いていくって来た奴も少なくないからね」
「悪の組織が助けるのか…」
「なんか逆な気もしますけどね。むしろ正義の味方を名乗った方が良いのでは?」
「いやいや、ベビーアーク様が悪の組織って言ってるから…」
「てか悪の組織がいるならそもそも正義のヒーローみたいなのもいるんじゃないのか?」
アルカディアが悪の組織と聞いてから思っていたことを聞く
するとエミルは少し顔を曇らせ話す
「いるにはいるんだよ…ただあいつらは正義のヒーローなんかじゃない。あれは自分が正義だと疑わないイカれた連中だよ」
「イカれた連中…ですか?」
「そうそう…そういやお前はベビーアーク様に助けられた奴だったよな」
エミルはちょうど掃除をしていた団員を呼び寄せる
「えぇ、そうですけど…どうしましたか?」
「いや、こいつらにあいつらのことを話してやりな」
「わかりました、えぇと…」
「アルカディアだ」
「私は奈落です」
「アルカディアに奈落さんですね。そうですね、ある日のことです。街で急にあいつらの一人がここに残党がいるとか言い出しましてね?んでホームレスの方々を片っ端から捕まえて公開処刑を行うとか言い出したんですよ。何でもこいつらは我々に税を払わない反逆者とか言い出して。んでついついふざけんなって言っちゃったんですよね。そしたらお前も反逆者とか言われて殺されそうになったんですよ。で、あっ死んだなって思って目を閉じたんですよ。でもいつまでたっても痛みとか来ないんですよ。で目を開けたらそこには小さいけど大きい背中があって…それがベビーアーク様だったんですよ!それで何て言ったと思います!?「フハハハ!ワラベンジャー!そこまでだ!こいつらは我々ベビーアーク団の団員として頂いていく!」って!それでこの施設につれてこられて…しっかり休みもある!衣食住は完全保証!超が付くほどのホワイト!もうね!忠誠を誓うしかないと!私はそう思ったんですよ!」
「お、おう」
アルカディアはすごい熱意で話してくる団員に軽く引きつつ、気になったことを聞く
「…てかワラベンジャーってなんだ?」
「ワラベンジャーはあのモンストファイブの子孫…らしいけどどうなんだかね」
その疑問に答えたのはエミル
「モンストファイブ?なんだそれ」
「あんた何も知らないんだな…いいよ、教えてあげる。今から前のこと…確か…数十年くらい前かな?にとある正義のヒーローと悪の組織の戦いがあったんだよ。それがモンストファイブとデスアーク団の戦い」
「デスアーク団?」
「ベビーアーク様のお父様がトップらしいけど…まぁモンストファイブに壊滅させられたんだよ」
「それはまた…」
「まぁ私も話を聞いただけだけどデスアーク団はマジで悪の組織だったらしいからね。街を焼き、略奪し、市民は殺しまくってたらしいよ?んでモンストファイブも完全に正義のヒーローって感じで戦ってたんだと。それがあるからワラベンジャーは自分たちが正義と疑ってないのさ…厄介な連中だよ」
「…」
「ベビーアーク様はここにいてもいいって言ってるけどどうするかはあんたの自由だからな…取り敢えず隣の部屋であんたの連れが寝てるから二人で相談しな」
そう言ってエミルは出ていった
デスアーク団怖いな~とづまりスト4