モンストキャラの日常 作:トマト大西
アルカディアと奈落はエミルに言われた通り、隣の部屋に来ている
「おっ!アルカディアじゃん!ダイジョブだった?」
そこには元気にスマホを見ているカナンがいた
「お前は元気だな…聞いたか?ここのこと」
「うん。ホントに異界?に来ちゃうとはねー」
「…随分余裕だな」
そうアルカディアが言うとカナンは笑顔で
「そりゃもちろん!こんなワクワクすることないでしょ?だってさ?セレナーデがスマホに来ただけでもすごいのにホントに異界に来ちゃうなんて…サイッコーに楽しいじゃん!こんな機会二度とないかもなんだから楽しまなくちゃ!」
「…帰れないかもって考えないのか?」
「そんな先のことを考えるのはあとあと!今は今を楽しむ!それが私のポリシーだからね!」
そんなカナンを見ているとアルカディアは自分が不安に思っていたことがなんだかバカらしく思えてきた
「そうか…、それよりエルドラドとか蓬莱は?」
「うーん…それが私にもわかんないんだよね。もしかしたら違う異界にいるのかもよ?ほら、イデアも言ってたじゃん。門を通ってもどの異界に繋がっているかわからないって」
「…確かに言ってたな」
「でしょ?まぁ皆も大丈夫じゃない?ほら!私にだってセレナーデが付いてるんだしエルドラドとかにもついてるでしょ。そんなに心配しなくても良いと思うよ?」
「確かにな。俺にも奈落がついてるし」
「そうそう!てか奈落ちゃん凄い美人だね!写真取らせて!」
「えっ!写真ですか…?」
「そうそう!いやーキレイだからついついとりたくなっちゃって…ダメ?」
「いや…別に良いですけど…」
「やったー」
カナンが奈落の写真をとっているとデスアークが部屋に入ってくる
「お前らー!今アンソニーからワラベンジャーが出たって報告受けたから出撃だー!…アルカディア達も来る?」
ベビーアークがアルカディア達に聞いてくる
答えはもちろん
「「行く!」」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ベビーアークに案内されて地下に来たアルカディア一行
そこにはメカを弄るエミルがいた
「エミルー!」
「ん…?ベビーアーク様。どうしました?てっきり出撃しているものかと…」
「いやー今日はね、このアルカディア達と一緒にエミルのモグディカーに乗って出撃しようかなって!」
「…は?」
「ダメ?」
「ダメ以前にアルカディア達は団員でもないでしょう。一般人ですよ?そんな彼等を巻き込むんですか?」
「うっ…で、でも!ちゃんと守るから!」
「敵は甘くないんですよ?敵と解れば直ぐ様殺しに来るようなそんな連中と戦うかもしれないんですよ?それでも守りきれますか?」
「うぅ…」
エミルの言い分にベビーアークが困っていると奈落がスッと助け船を出す
「私達ならお気になさらず。これでもある程度戦闘はできますので」
「…ふーん?」
「自分を正義だと名乗る人間など…彼に比べれば何倍も弱いでしょうから…」
「そ、ならそこで待ってな。すぐにこいつのメンテを終わらせる」
「いいの!?」
ベビーアークが目を輝かせて言う
「私はただ乗り物を貸すだけ。自分の命は自分で守りな。…まぁ最低限は私やベビーアーク様も助けるけど」
「それはどうも」
エミルとの話を付けた奈落がアルカディアとカナンの方に戻ってくる
「…なぁ?」
「はい?」
戻ってきた奈落にアルカディアは気になったことを聞く
「さっき言ってた彼って誰だ?」
奈落は少し困った顔をして
「そうですね…その話しは取り敢えず帰ってきてからでよろしくて?」
「別にいいけど…」
「よし。あんたら!行くよ!」
いざ街へ出発!
なお投稿者はベビーアークどころかモグディカー、アンソニー・Dすら持ってない模様