モンストキャラの日常   作:トマト大西

21 / 78
戦闘はカットです




 

「クソっ…撤退だ!」

 

ベビーアークの巨大ピコピコハンマーによってボコボコにされたファイアーフライは閃光弾を投げて逃げていく

 

「待てー!逃げるなー!」

 

ベビーアークが逃げていったファイアーフライを追う

 

そのベビーアークをアルカディア達はモグディカーで追う

 

「ベビーアーク様!止まって!深追いは危険です!」

 

「あれ多分こっちの声届いてないぞ!?」

 

「てかさっきベビーアークはここら辺はファイアーフライの統治してる場所だって言ってたよね!?」

 

「そうですね。でもそれが?」

 

「ってことはさ、あっちはこの辺の地理に詳しいわけでしょ?ベビーアークが誘われてるって可能性もあるんじゃない?」

 

「…もしベビーアーク様がピンチになればあんたらにも戦ってもらうからね」

 

「は!?戦闘経験なんて無いぞ!?」

 

「あたしも無理!」

 

「私は別に戦っても良いですけど…」

 

「ごちゃごちゃ言うな!」

 

「「えぇ!?」」

 

エミルの無茶振りにアルカディアとカナンは抗議する

 

まぁ当然抗議を聞いてもらえるわけもなくモグディカーはベビーアークを追う

 

「…今さらだけどさ?」

 

「?なに?」

 

「いや…セレナーデは?」

 

「あぁ、セレナーデって一本の木みたいな感じなんだって。だから今もスマホの中にいてもらってる。奈落ちゃんみたいに人じゃないからねー」

 

「なるほどね…」

 

二人が現実から目を背けるように雑談をしているとエミルから通信が入る

 

「…ベビーアーク様が止まった…いやこれは…」

 

「なんだ?どうした?」

 

「…あんたら外に出てベビーアーク様を説得してきてくれ。今すぐ撤退するべきだって」

 

「お前が行くのはダメなのか?」

 

「私が行ったら誰がモグディカーを守るんだい?」

 

「…はいはい」

 

渋々といった感じでアルカディアとカナン、奈落がモグディカーから出てベビーアークに近づく

 

「ベビーアーク、エミルが撤退するってさ」

 

「…」

 

「…?聞いてるか?」

 

「…!避けて!」

 

「へ?」

 

ベビーアークがそう言うと、奈落がアルカディアとカナンを抱えて後方に飛ぶ

 

すると先ほどまでアルカディアとカナンがいた場所に金色の謎ビームと炎が降り注ぐ

 

「うぉぉぉ!?あぶねぇ!?」

 

「ひぃぃぁぁあ!?」

 

「口閉じて!舌噛みますよ!?」

 

奈落が後方に着地しアルカディアとカナンを下ろす

 

「てかベビーアークは!?」

 

煙が晴れると巨大ピコピコハンマーを持って立っているベビーアークがいた

 

「よかった!無事だ!」

 

「まぁ仮にも悪の組織のボスですから。このくらいなら大丈夫でしょう」

 

「…上か!」

 

ベビーアークが上を見ると家の上に三人の人影があった

 

一人はファイアーフライだがもう二人の幼女が誰だかわからない

 

「チッ、仕留め損なったか!」

 

ファイアーフライが舌打ちをし、こちらを睨んでくる

 

「ややっ!やっぱり片落ちの安物じゃこんなもんですか」

 

「これだからブランド物じゃない安物は嫌だよね!」

 

ピンクと黄色の服を来ている二人の幼女が持っているビーム兵器に文句を言う

 

「ファイアーフライだけじゃない…合流したか!」

 

「えぇー?もしかして悪の総統さんは一対一をご所望ですかぁ?でもー?私達は騎士道とかはどうでもよくてぇ、貴方の首に懸かっている懸賞金が目当てなのでぇ、取り敢えず倒せば良いんですぅ!」

 

「そういうことだからごめんね!えーと…後ろの三人も貴方の味方?」

 

ピンクの服を着た幼女がベビーアークを煽り、黄色の服を着た幼女がアルカディア達に聞いてくる

 

「ちょっとロロ!そんな雑魚ほっといてさっさと倒しちゃおうよ!」

 

「えっ!…わかった!という訳で覚悟してね!悪の総統さん!」

 

「待て!こいつらを倒すのは俺だ!」

 

「えぇー?でもファイアーさん逃げてきたんでしょ?」

 

「戦略的撤退だ!」

 

「ほんとかなぁ?」

 

「二人とも喧嘩しないで!今は悪の総統さんを倒そうよ!」

 

ファイアーフライとピンクの服の幼女の言い争いをロロといわれた幼女が仲裁する

 

「それもそうか…行くぞ!」

 

ファイアーフライがベビーアークに殴り懸かる

 

ベビーアークは交わすのに精一杯なのにさらにそこに二人の幼女の攻撃が来る

 

流石のベビーアークもきついのか苦しそうな表情を浮かべる

 

「…カナン」

 

「…行くの?」

 

「そりゃ仮にも恩人だし…てか何もしなかったら俺達も死にそうだし…」

 

「だよねー…よし!行こう!」

 

「そうだな…待て!」

 

アルカディアが大声で叫ぶと戦闘している四人がアルカディアの方を向く

 

「何を…!君たちは逃げて!」

 

「ベビーアーク…悪いがそうは行かん!てか逃げても多分エミルに殺される!」

 

「私達は…えーと…ジェットマグナム!」

 

「訳あってベビーアークを助太刀するもの!という訳で奈落!頼んだ!」

 

「セレナーデ!おねがい!」

 

二人がそういうと奈落がアルカディアの前に立ち、セレナーデがカナンの前に現れる

 

「あぁ、私達の愛を邪魔するものなのね…そうはさせないわ!」

 

「僕たちを邪魔する…許せない!」

 

「いや愛を邪魔してる訳じゃないから…殺さないでね!」

 

カナンがセレナーデに指示を出す

 

「…」

 

「…なんだよ」

 

一方奈落は冷たい目でアルカディアを睨む

 

「いや?あんだけ調子のいいこと言ってて自分は戦わないんですね」

 

「いや一般人よ?」

 

そうアルカディアが言うと奈落はクスリと笑い

 

「気づいてないんですね…まぁいいです」

 

そう言うとベビーアークの支援を始めた




ファミマのチュロスって百円なのに結構美味しいですよね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。