モンストキャラの日常 作:トマト大西
「…何のつもりだぁ!バタフライ!」
ファイアーフライが乱入し、停戦を促してきた女性…バタフライに切れる
「何のつもりはこっちのセリフです!何ですかこの惨状は!街が滅茶苦茶ではないですか!」
「それは正義の破壊だ!必要な犠牲だ!」
「ふざけているのですか!?確かに悪を滅することは重要ですがそれで守るべき街を破壊しては元も子もないでしょう!?」
「悪が街に存在する時点でその街も悪だろう!」
「…フン!」
「ウッ!」
痺れを切らしたのかバタフライがファイアーフライに腹パンをし、気絶させる
「ひぇ…」
「…コホン!という訳でですね?ベビーアークさん。我々ワラベンジャーは一時停戦を申し出ますわ」
「停戦?」
「えぇ、このまま戦って我々の戦力が減るのも嫌ですからね」
「…それだと私達のメリットがないように聞こえるんだけど?」
「メリット?…そうですねぇ…こちらを」
そう言ってバタフライが取り出したのは無線機だ
「…無線機?それがメリットかい?」
「えぇ」
バタフライはカチッと無線機のスイッチを押す
『…ベビーアーク様…申し訳ありません…』
「その声は…エミル!?」
無線機からモグディカーに乗っているはずのエミルの声がした
「えぇ!?」
「エミル!?…でもエミルはモグディカーに乗っているはずじゃ?」
これにはアルカディアとカナンもビックリ
『えぇ…ベビーアーク様を追跡していたのですが…そこのバタフライともう一人のワラベンジャーによって無力化されてしまって…申し訳ないです』
「そんな…あやまらなくていいよ!それより無事なの!?」
『えぇ…幸い彼等は私を捕えただけで拷問とかされてないですから…』
「そう…よかったぁ…」
ベビーアークがホッと息を吐く
「さて…これがメリットです。もし停戦を呑むのであれば我々も彼女を解放します。さぁどうします?」
バタフライの要求を聞いてベビーアークは少しだけ悩み答える
「呑むよ。世界征服より仲間の…団員の命の方が優先だ」
「えぇ、ではそのように…解放しなさい」
バタフライはベビーアークの答えを聞き満足したのか別の無線機に支持を出す
「…アルカディア、カナン。帰ろう」
「お、おう」
「疲れたぁ…」
「あら?まだお話は終わってないですわよ」
帰ろうとするベビーアークをバタフライが呼び止める
「…まだ何かあるの?」
「えぇ。簡単な話ですわ…我々ワラベンジャーはベビーアーク団に対して決闘を申し込みますわ!」
「け…」
「け…」
「「決闘!?」」
「…へぇ?」
バタフライの宣言にアルカディアとカナンは驚愕し、ベビーアークは不適な笑みを浮かべる
「決闘だなんてずいぶんと急ぎ足じゃない?それとも急がないと行けない理由があるの?」
「我々ワラベンジャーとベビーアーク団は今まで何回も衝突してきましたわ。でもその度に決着がつかずかれこれもう5年も戦ってる…正直もううんざりですわ!戦う度に街に対して甚大な被害を出すこのおバカさん達(ファイアーフライ、ミミ、ロロの三名)の後始末をやるのは!しかもそれをペンデュラムに報告しても《頑張ってねー》と言われる!貴方はやらないからわからないんですわ!こっちの事情も知らないで!なので!もうベビーアーク団と決着つけるべきじゃないかとペンデュラムに提案したところ《いいね!》と言われたので今申し込みましたわ!さぁ返答は!?」
バタフライの話を聞いたベビーアークは同情の表情を浮かべる
「バタフライ…その…貴方も大変なんだね…」
「あれがヒーローか…」
「まぁこんだけ街破壊したらそりゃ後処理大変だよね…」
「なんですのその同情の眼差しは!」
「…よし!その決闘の提案を私は呑むよ!」
ベビーアークがそう宣言するとバタフライがベビーアークのピコピコハンマーに向かって紙を投げる
「では日時はそこに書いてありますので…では!」
そう言うとバタフライは気絶しているファイアーフライを抱えて飛び立っていく
「あ!待ってよー!」
「おいてかないでー!」
その後をミミとロロが追いかけ、姿を消す
「…取り敢えず基地に戻ろうか」
改めて思うんだけど本編とコラボのヴァサゴさんの扱いの差ってすごくない?