モンストキャラの日常 作:トマト大西
モンスト二次創作流行れ流行れ…
高校生、出会う
ここはとある町
そのとある町の中にあるこれまたとあるゲームセンターにて、一人の高校生が周囲の目線を集めていた。
その高校生がプレイしているゲームは大人気シューティングゲーム
『メガロポリス』
横スクロールのシンプルなシューティングゲームだが、そのシンプルが逆に新鮮だとヒットし、今や家庭用も出ているほどの人気ゲームだ。
ただゲームをプレイするだけではこんなにも周囲の目線を集めないだろう。
目線を集めている原因はその高校生がうまいからだ。
このメガロポリス。確かに序盤のステージは比較的優しく、シューティング初心者でも安心して遊べる。
しかし、ステージが進むにつれて難易度は増していき、10ステージ位になると最早弾幕シューティングなんじゃないかと言いたくなるレベルで敵が弾を撃ってくる。
もうお分かり頂けただろうが、この高校生はそんな弾幕を綺麗に避け、次々とボスを撃破している。
周囲の目は凄いじゃなくて若干引いているようにも見える。
「このまま行けば自己ベ行くな…よしっ」
自己ベ行くな…じゃないんだよ。
皆一様に心の中で突っ込んだ。
あんな弾幕を避けるだけですごいのに全50ステージをクリアしてスコアを気にするな。
「これで…止めだ!」
ゲームの中でタコのようなイカのようなよくわからん軍服を着たラスボスが散っていく
「99982か…カンストまでもう少しだな…」
クリアしたことに喜べ
高校生はゲームに流れていくスタッフロールを某エナジードリンクを飲みながら眺めている
「まぁでも自己ベ越えたからいいか…さてさてネームはっと…」
スタッフロールが終わりスコア画面に移る
高校生はいつも入力しているARKと入力し、ボタンを押す。
画面にはこのように筐体でプレイしたプレイヤー達のネームとスコアがランキングのように流れていく(まぁTOP20の内、ほとんどがARKなのだが)
「1位いただきました―…あ?」
高校生は1位を確信していた
そりゃ昨日来たときは99980で1位だったからだ。
しかし今回の結果は2位
《2 ARK 99982》
画面にはそう表示されていた
そして1位には
《1 AAA 99999》
と
「…はぁぁぁ!?カンスト!?マジで!?ふざけんな!」
高校生は筐体にしがみつき、画面を睨みそう怒鳴った
(…昨日にはいなかったこのAAA…まだここにいるのか…?)
高校生はエナドリを飲み干すと荷物を持ってゲームセンター内から出た
「クッソ…AAA…俺のランキングTOP20全て埋める目的の邪魔してきやがって…」
「ちょっと」
「99999だと…どうやって出す…」
「あなた…聞いてます?」
「うるせぇ!なんださっきから…」
高校生が振り替えるとそこには美人が!
「あら?あなたの落とし物のこれを拾ったので渡してあげようとおもったのだけど…」
「それは…俺のスマホ!」
美人が持っていたのは高校生のスマホであった。
「あーわりぃあんがとよ」
高校生が美人の手からスマホを取ろうとすると美人は手をヒョイッと動かし高校生の手を避ける
「…」
再び高校生が取ろうとするがまたヒョイッと動かされる
「…」
シュッヒョイッシュッヒョイッシュッヒョイッシュッヒョイッ
「…てめぇいい加減にしやがれ!さっさと俺のスマホ返せや!」
「あら?まだ言うことがあるんじゃないの?」
「あぁ!?うるせぇババア!早く返せや!」
「ババア!?まだ私はJKですけど!?」
「知るか!返せ!」
「そんなに大事なものなんですか?」
「お前…スマホを知らねぇのか?」
「いや流石に知ってますよ」
「じゃあどんぐらい大事かわかるだろうが!はよ返せ!」
「そんなに大事なもの拾ってくれた人に対してお礼の一つもないんですか!?」
「ンだよババアそういうことかよ!だったら最初からそういえや!つーか俺言ったよ!?あんがとよって言ったよ!?」
「あんがとよなんてお礼に入るとおもいますか!?そんな雑なお礼聞いたことありません!」
「はいはいありがとうございました!これでいいだろ!」
「はぁ?なんですかぁ?一回だけですかぁ?私がこの数分であなたに言われたことに関してはなしですかぁ?」
「うっっっざ!!なんだこのうぜぇやつ!?」
「うぜぇやつではありませんー私には『蓬莱』という名前があるんですぅーわかったらその小さい小さい脳みそで覚えてくださいこのクソガキが!」
「あぁン!?クソガキじゃねぇ!こっちにも『アルカディア』っつう名前があんだよてめぇこそ覚えやがれこのスカポンタン!」
さて皆さんはお気付きだろうか。
この二人がワーギャーやってるのは道の真ん中である
「…君たち…」
「「なんだ(です)!」」
「…周りの人が迷惑してるから…他所でやろうか?」
ハッとして二人は周囲を見るとそこには冷たい視線でこちらを見る複数の目が!
「「…すみません」」
==========
場所は変わってとあるカフェ
「…早く返してくんね?」
「じゃあさっさと謝罪してくださいよ…あぁ…私の評判が…生徒会なのに…」
二人は席に座りアルカディアはコーヒーを、蓬莱は紅茶を飲みながら話し合う
「あー…すまなかった」
「最初っからそういえばいいんですよ…はい」
蓬莱はスマホをアルカディアにスッと渡す
「どうしてくれるんですか…あの場面を学園の人にみられたら…退学!?」
「いやあんだけで退学にはなんねぇだろ。なるとしたらどんだけ格式が高い学校だ」
「なり得るんですよ…何せ私はあの超名門の燕女学院の生徒ですから」
《燕女学院》
それはこの町にある超がつく程の名門高校
ここを卒業した生徒は必ずと言っていいほど大物になっているのだ
「へー…すごいのか?」
アルカディアは名前を聞いてもピンと来ないようで机に肘をつきながら蓬莱に聞く
「あなた知らないんですか?」
「知らね」
「えぇ…」
ちょっと信じられないという目でアルカディアを見る蓬莱
「初めて見ましたよ…燕女学院を知らないなんて人…」
「ふーん…でも俺の高校にはいっぱいいると思うぜ?知らない奴」
「そういやあなたも高校生なんですよね…」
「あぁ、理想高校っつー名前」
「あぁ、あの良いのか悪いのかわからないような微妙な立ち位置の…」
「失礼だな」
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「ではこれで」
「二度と会いたくねぇ…」
「聞こえてますからね?」
夕方、蓬莱と別れたアルカディア
もちろん会いたくないというのは本心である
(…カンスト…今日は徹夜か…)
まぁ最も別れて十歩も歩いた彼の脳内にはメガロポリスでどうカンストスコアを出すかしか頭にないのだが
そんな彼はまだ知らない。
この後数日もせずに彼女と再開することを
そしていろいろなことに巻き込まれていくということを
公式設定ガン無視のカオス
爆絶高校生以外のキャラもどんどん出していきたいですねー