モンストキャラの日常   作:トマト大西

30 / 78
星六ガチャはザビエルでした


さらばベビーアーク団

 

戦いは終わった

 

ペンデュラムはベビーアークと協定を結び、二つのグループが共に街の平和を守っていくと宣言

 

これを聞いた街の住人は歓喜の声を上げた

 

ファイアーフライは負けてないのでペンデュラムにこの話をされたときすごい反発したが、バタフライとペンデュラムに説得され、納得した。

 

またベビーアーク団の技術とワラベンジャーの技術により戦いによって滅茶苦茶になった街を復興していった

 

そして一週間後の夜、街では復興完了の祭りが行われていた

 

「ワラベンジャーとベビーアーク団が協力すればこんなに早く復興できるとはなぁ!がっはっはっ!」

 

「正直ワラベンジャーはいい噂聞かなかったけど…そんなことないじゃない!」

 

ワイワイと住人達が賑わい、祭りを楽しんでいる

 

「はいはーい!このラビットとトータスが製作した新作のニンジンロケット!一個六十万だよ!」

 

「はい!ロケット一つですね!ありがとうございます!」

 

ミミとロロは露店でニンジンロケットを売っている

 

「…あれって売っていいのか?」

 

「うーん…まぁ私達の常識は通用しないからね…」

 

アルカディアとカナンは露店を見て歩きながらこの世界であったことを振り替える

 

ちなみに奈落とセレナーデはスマホの中で休憩中

 

「なんかあっという間だったなー」

 

「急に吸い込まれたかと思ったらこんなことになるとはねー」

 

「…んまぁでもあれだな。ワラベンジャーのおかげで俺達変身できるようになったしな」

 

「あの変身疲れるんだよね~」

 

「そうか?俺は結構好きだけどな」

 

「まぁかっこよくなるもんね」

 

「お前も露出が多くなってるじゃん」

 

「『も』ってなによ『も』って…」

 

そんな話をしていると、二人は目的の丘にやってくる

 

「ついたー!」

 

「…おぉ!確かに綺麗だな!」

 

二人が空を見上げるとそこには星空が広がっていた

 

「でしょー?たまたま見つけたんだよねー!」

 

「しかし何でまた星を見に行こうなんて…」

 

「ん~?だってさ、ここが違う世界なら星も違うのかなって。まぁ私は星とか詳しいことはわかんないんだけどさ、どの世界でも夜空は綺麗なんだなってわかってよかった!」

 

「うーん?まぁよくわからんが…ん?」

 

二人が夜空を眺めているとアルカディアのスマホから奈落が出てくる

 

「二人とも…もうそろそろ時間みたいよ」

 

「?何の?」

 

アルカディアが首を傾げる

 

「何って…この世界にいれる時間よ」

 

「ってことは帰れるの?」

 

「さぁ…私は行くところわからないからね。それは門の気分しだいってことね」

 

それじゃと奈落が言い、スマホに戻る

 

二人はしばらく沈黙して空を眺める

 

「…なーにやってんの?二人とも!」

 

そんな二人に声をかけるのはベビーアーク

 

「おっ?ベビーアーク?」

 

「どうしたの?」

 

「いやいやどうしたのはこっちの台詞!どうして祭りに出てないの?」

 

「単純にこの星空が見たかったんだよ」

 

「へー…それよりほら!二人も祭りに出ようよ!」

 

そう言ってベビーアークはアルカディアとカナンの手を握ろうとする

 

しかしスカッと空気を掴む

 

「…え?」

 

ベビーアークが振り向くとそこにはもう二人の姿がなかった

 

「……そっか」

 

ベビーアークは実は前々から少し感づいていた

 

と言うのも二人の会話を偶然聞いてしまったのだ

 

二人は別世界から来たということを

 

「…少し悲しいなぁ…ろくに挨拶もできなかったなぁ…」

 

ベビーアークは空を見上げた

 

そこには満天の星が輝いていた




曼陀羅ァ!石ねぇぞ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。