モンストキャラの日常 作:トマト大西
エルドラドが展開していた空間が閉じていき、元の図書館に戻る
「…戻った…ということは…」
「勝ったぁ!」
ペリドットが喜びの声を上げる
それを聞いた周りのメンバーがうぉぉぉぉぉぉぉ!!と声を上げる
「やったぁ!」
「ホントに勝った…」
「まさかホントに異形を倒すとは…」
イデアは軽く驚きながら狂喜乱舞している面々を見る
「…まぁこれが俺達の全力って所か…でも戦えることは証明できただろ…」
エルドラドが肩で息をしながらイデアにそう言うがイデアは軽くふっと笑う
「何を得意気に…いいかい?異形はまだ沢山いるんだよ?しかもアリアの強さなんて異形の中じゃ下も下だよ?それに彼女は明確な歌という弱点があったからまだしもそんなん無い奴だっていっぱいいるからね?決して今回だけで異形に勝てるようになったと思わないこと。いいね?」
「うぇぇ…あんなのがまだ大量にいるのかよ…」
「まぁ僕もその一体の一つ何だけど…」
「でもお前が元の世界に帰るためにあの異形達のエネルギーが必要なんだろ?なら倒すしかないじゃん」
「…君にそれ話したっけ?」
「んー?たまたま聞いただけだよ!さってと!俺は蓬莱と話してくるか!」
エルドラドはそう言って蓬莱の方へ歩き出す
「…」
そんなエルドラドの後をイデアがふわふわと浮きながらついていく
「…言っておくけどここにいられる時間はもうそんな無いよ。この世界の異常である異形が討伐されたからね。別れを告げるなら早めにね」
イデアはそんな忠告をエルドラドにして自分は姿を消した
エルドラドはそれを聞きながら蓬莱に話しかける
「よう!…勝てたな」
「エルドラド…お疲れ様。空間の展開相当疲れたでしょ?」
「いんや?あんぐらいだったらまだ大丈夫よ!」
ガハハと笑うエルドラド
そんなエルドラドを見てくすりと笑う蓬莱
「…おっ、そういや言うことあったんだ!蓬莱!こっちこい!」
「えっ!?ちょ、ちょっと!?」
エルドラドが蓬莱の手を引いて図書館から出る
「どうしたの?」
「いや…実はな?俺達がこの世界にいれるのはもうそんな時間無いらしいんだよ」
「…そうなの?」
「あぁ、イデアが言ってた」
「…そうなんだ…じゃあここともお別れか…」
蓬莱がそう言って図書館を見る
中では勝利した喜びが今も続いている
「じゃあ行くか!」
「はいはい」
エルドラドと蓬莱の体が光出す
その時、誰かが図書館から出てくる
蓬莱とエルドラドが振り返るその瞬間目の前が光に包まれた
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一方瑠璃もまたミカエルと共に話していた
「…つまりお前はその神とやらに狙われてるってことか?」
「まぁその認識で間違いないかと。許してもらうためにはとある異形を倒せとのこと」
「…その異形は?」
瑠璃が聞くとミカエルはスッと立ち上がり空を見上げる
「…彼の名はアンチテーゼ。神々を蹂躙した悪の体現者。それが私が倒すべき異形です…協力してくださいね?」
うぅ…と瑠璃が少し嫌な顔を浮かべた
年内に終わったね。