モンストキャラの日常 作:トマト大西
「なるほどな…しっかしあんたらも大変だったね?まさかこんなところで遭難するなんてな!」
アハハ!とメルの背中をバンバン叩きながら笑うのはプルメリアの親友であるハイビスカス
五右衛門とプルメリアは街の観光をしているため現在ハイビスカスとメルは二人で街の一角の階段に座り込んでいる
「うっ、痛いなぁ…まぁそれはともかく少し聞きたいことがあるんだが…」
「ん?なに?何でも聞いてみな!答えられることは答えてあげる!」
「そうかい。じゃあ聞くがここら辺でなんか異変とか無かったかい?」
メルがハイビスカスに聞くもハイビスカスはうーんと首を傾げる
「何にも無かったと思うなぁ…あっ、でも強いて言うならなんかリゾート地を作るって言ってる奴がこの前ここに来たなぁ」
「リゾート地?」
メルが聞くとハイビスカスはそうそうと相づちを打つ
「何でもこの島の海がきれいだからここにホテルとか作るって言ってるんだけど私達は反対してる訳。だってそのためにここから出ていってくれとか言われてるからね!」
「そりゃまた…ってそんな奴じゃなくてもっとこう…おもいっきり人じゃないみたいな奴は?」
「えぇ?そんな奴知らないよ?」
「そうか…」
メルが顎に手を当て俯く
そんなメルを見てハイビスカスはなんか悪いことしたかなと思ってしまう
「…期待している情報じゃなくてごめんね?」
「君が謝る必要はないさ…しっかしどうしたものかねぇ…」
メルは空を見上げる
相変わらずの雲一つ無い天気が空に広がっている
(…この世界の異変…大体異変ってなんだ…?いや、その辺はまだ考えなくてもいいだろう。恐らく問題が発生してそれを解決すれば元の世界に帰れるはずだ。まぁ目下のところそのリゾート開発が問題なのかな?)
メルは瞼を閉じてそんな事を考えていると何だか街が騒がしくなっていることに気づく
「…ん?やけに騒がしいな…どうしたんだい?」
「あっ!多分奴等が来たね!私達も行こう!」
「お、おい!」
ハイビスカスはメルの手を引きながら走っていく
二人が走っていった先には人だかりができていた
「ちょ、すみません…!」
二人が人だかりを掻き分けて行くと女性が街のリーダーとなにやら言い争いをしていた
「全く頑固ですね!私のリゾート計画のために早く立ち退いてくれません!?全く計画が進まないのですが!」
「だったら諦めてください!私達はここで生活しているんですよ!」
「だ・か・ら!別の島に移住するなりなんなりすればよろしいでしょ!?」
「そっちが諦めればいいじゃないの!」
女性と言い争いをしていたのは…プルメリアだった
「…何でプルメリアが言い争っているんだい?」
「あれ?言ってなかったっけ?プルメリアってこの国の姫様なんだよね」
「…えぇ!?」
メルは今日一大きな声を出した
村正もでないっすね