モンストキャラの日常 作:トマト大西
プルメリア達が海に着くと複数の木片と共に海賊と思わしき人達が海岸に打ち上げられていた
帆や舵等も打ち上げられているのを見るに木片は彼等が乗っていた海賊船だと思われる
「うひゃぁ…これはこれは見事に壊れてるねぇ」
「こんな木っ端微塵になるもんなんですか?海賊船ってある程度丈夫に作られているものじゃ?」
「…そんな船ですら木っ端微塵になるくらいの災害に見回れたのかな?…しっかしきれいに破壊されているな…まるで斬られたような…」
メルが木片を観察してそう推測する
「…大丈夫ですか~?」
プルメリアが打ち上げられている海賊を揺する
「うぅ…ここは…?」
「あっ、起きた!」
「…あんた誰だ?」
「私はこの島の姫、プルメリアって言うの!あなたは?」
プルメリアに起こされた海賊は服についている砂を払い立ち上がる
「私はアルビダ。ただの海賊さ」
「女性だったんですね!」
「まぁな…しっかしこんな島にたどり着くなんてな」
「?何があったんだい?」
メルがアルビダに聞くとアルビダは延びをして一息着く
「ふぅ…いやーいつも通り航海していたんだが急に天候が悪くなってきたもんで取り敢えず近くの港にでも退避しようって思ったその時!突然目の前に巨大な赤いハサミが現れて私達の船をジョキンジョキンって切り刻んで来やがってさ!そしてヤバい死ぬってなったとき突然白い光がピカッて光ってな?そこで気を失って気づいたらここにいたって訳」
「ふむ…ジョキンジョキンか…しかも巨大なハサミとは…」
メルはアルビダの話を聞いて顎に手を当てる
(…そんな巨大なハサミなんて実在するわけがないが…もしかしたら異形か?しかし彼女達も光に包まれている以上私達と同じように次元移動してきたと考えよう。…だとしたらハサミが異形…ハサミの異形とでも言おうか。そのハサミの異形は彼女が元々いた世界に既に顕現しているのか…いや、彼女達がそんな状況にも関わらずこの世界に飛ばされてきたってことはそのハサミの異形よりもより強大な何かが起こるってことか?)
「…ふぅ…」
メルはため息を一つ着きアルビダに聞く
「そのハサミに関しては何か知っているのか?」
「いいやなーんも知らないよ。私達だって急でもう死ぬかと…」
「まぁまぁメルも一回落ち着いてさ。取り敢えずアルビダさん達を街に案内しようか」
「そうね!ほら着いてきて!」
ハイビスカスの提案をすんなり受け入れたプルメリアがアルビダの手を引き街に向かって歩き出す
そんなプルメリア達を見ながら五右衛門はメルに近づく
「…何か気になることでも?」
「あぁ、彼女達も私達と同じように次元移動してきたと考えているんだが…」
「何か引っ掛かるとでも?」
「うん。彼女達はハサミを見たと言っていた…まぁ状況から考えるとそのハサミが異形関係であるんだろうけど…」
「異形が降臨しているのにこの世界に移動するのはおかしいと?」
「あぁ。…もしかしたらその異形すら霞むような何かがこの世界で起きようとしているのかもしれないと考えてね…」
メルの考えを聞いた五右衛門はまぁと切り出した
「そんなもの起きてから考えりゃいいじゃないか!今はこの世界を満喫しなきゃそんよ?」
「うぅ…確かにそうなんだが…」
メル達はハイビスカス達の後を追った
そろそろパネルミッションやらなきゃ…