モンストキャラの日常   作:トマト大西

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ぶっちゃけエクスカリバーよりホームズが欲しい


転校生、来る

 

あの財布、携帯紛失事件から一週間がたった。

 

あのあと、高校生探偵(自称)のマグ&メルが実は犯人が教師であると推理し(もちろん荷物検査してたあの教師とは別の教師だぞ!)、

見事に的中。解散となったのだが…

 

「ねぇねぇ、メル先輩ちょーかっこよくなかった!?」

 

「うんうん!『犯人は君だよ教師くん』って!」

 

「私は最後の『私に解けない事件があるならみてみたいものだよ』も最高だったよね!」

 

「でも私はやっぱりマグくんかな!最初はちょっと痛い奴かなって思ったけどメル先輩に尽くしてるあの感じが…推せる!」

 

こんな感じでクラス中にマグとメルのファンができていた

 

一週間たっても先程のような会話がされているのだ

いかに人気かがよく分かる

 

「流石探偵…人気だねぇ」

 

「いやいや人気が出るような奴が今までいなかったからこうなってるだけだろ。一月もすればすぐにみんな忘れる」

 

「冷めてるなぁ」

 

机にぐでーとしながら話すのはアルカディアとエルドラド

 

この二人は探偵に対してそんないい印象がないわけで

 

アルカディアは結局ニュースの約愛の特集が見れなかった事から「何故さっさと来て犯人を見つけないのか」と言い寄り、エルドラドは「メルって先輩だったんすね…ちっちゃ」と抜かした所、見事に二人ともマグに殴られた。

 

さらにメルが

「探偵は遅れてやってくるものだろう?それが探偵のお約束って君は知らないのかい?それとちっちゃいって言ったお前、顔覚えたからな?」

と言い去っていった

 

これに二人は「あいつらはダメだ。仲良くなれない」と同じ結論を出したため、二人はマグ&メルを嫌っているのだ

 

尚それをカナンに話したところ

 

「それは二人にも問題がある」

 

と言われた。そりゃそうよ

 

「はいはいはいみんな席について~。ちょっと報告があるから」

 

教師が教室に入ってきて開口一番にそう言う

 

「せんせー、報告ってなんですかぁ?」

 

クラスメイトの一人が聞くと、

 

「実はな…お前らのクラスに転校生が来たぞ!」

 

転校生!?

 

クラスメイトのほとんどがそう口にする

 

「…いやまだ僕ら入学してそんなたってないよ?それなのに転校生…うーん」

 

「まぁまぁいいじゃねぇか!それより先生!女!?男!?」

 

「HAHAHA落ち着きたまえ…女子だ!」

 

「「「「「イェェェェェイ!!」」」」」

 

男子たち大興奮!しかし女子たちは

 

「え~男の子じゃないのぉ~?」

 

「女子かぁ…どんな子かな?」

 

「多分右腕にバスターかなんかついてるんじゃない?」

 

「えぇ…どういうことぉ…?」

 

そんな感じでテンションソコソコである

 

「どんな子か気になるよなぁ!?」

 

「「「「気になる~」」」」

 

「よし!さぁ!入ってきたまえ!」

 

そう教師が言ったその瞬間!アルカディアは何か嫌な予感が!

 

(なんだ…この感じ…いや気のせいか)

 

ガララッ

 

入って来たのは…美人だった

 

美しい髪の毛…シュッとしたナイスボディ…そしてスラッとしている足!!

 

その姿を見た瞬間!男子は「ポー…」と見とれ、女子も「めっちゃ綺麗じゃん…」と小声で話す!

 

そんな全員が美しいと思う…一人を除いては。

 

「じゃあ自己紹介して」

 

「はい。…皆様はじめまして。私の名前は蓬莱。とある事情によりここ理想高校に転校して参りましたわ。どうぞよろしくお願いいたします」

 

そういい頭を下げる

 

(((めちゃくちゃしっかりしてる子じゃん…)))

 

「はいはい、じゃあ質問とかある人!…ってやりたいんだけどもうそろ授業始まっちゃうな…質問とかは各自やって!…んで蓬莱、お前の席は…アルカディア!お前の後ろな!」

 

「アルカディア…?はてどこかで聞いたような…げっ」

 

蓬莱が教師の指す場所を見てみるとどこかで見た…いや自分が転校する要因となった少年がそこにいた

 

スッ

 

「お?どうしたアルカディア。手なんて上げて」

 

「その女を俺の近くに寄せないでください」

 

「…あー、アルカディア?なんて?」

 

「寄せないでください」

 

「理由は?」

 

「寄せないでください」

 

「理由を聞いてるんだが?」

 

「寄せないでください」

 

「あれあれー?バグったかな?」

 

「寄せないでください」

 

「あーこれバグってないわ。botと化してるわこいつ」

 

アルカディアは死んだ目で抗議(延々「寄せないでください」と連呼)するも叶わず、蓬莱はアルカディアの後ろに来たのだった。

 

「…勘弁してくれ…」

 

~昼休み~

 

「疲れました…まさかあんなに質問攻めに合うとは…」

 

「ハハハ!それが転校生の宿命だよ蓬莱くん」

 

早速仲良くなった蓬莱とエルドラドがそう話す

 

「でもほんとなんで燕女学院からわざわざこんな高校に?」

 

「どれもこれもそこで不貞腐れてるクソガキのせいですよ」

 

「誰が不貞腐れてるだ!?…てかホントになんで?」

 

「…あなたと別れた次の日に学長に呼び出されまして…何でも「あんな騒ぎを起こす生徒は内には要らないんだよね…あとはわかるね?」って言われて…退学ですよ!?退学!?あなたのせいで!」

 

「ざまぁ」

 

「ムカつく!!!」

 

ギャーギャーと言い合ってる二人を他所に、エルドラドはカナンと一緒に昼飯を食べる

 

「カナンは燕に行こうと思わなかったのか?」

 

「思わなかったなーだってああいうところって変に厳しそうじゃん?ワンチャン私の筆も禁止されるかもだったからねー」

 

「あー、確かにその筆は禁止されたくないわな」

 

「そ、だからある程度自由にできるここに来たってわけ。エルドラドは?」

 

「俺か?…ふっふっふっ聞いて驚くなよ?俺はお宝がこの高校にあるって噂を聞いて選んだわけよ!」

 

「お宝?」

 

「お前その格好でお宝はアウトだろ」

 

「高校生にもなってそのようなことを…これが中二病ならぬ高一病ですか…」

 

「お前らひどいな」

 

いつの間にか口喧嘩が終わっていたアルカディアと蓬莱から辛口なコメントをもらうエルドラド

 

「いやそれがよ?このお宝があながち間違いじゃないんだわ」

 

「そこまで言うってことは何か強い根拠でもあるの?」

 

「あぁ…ここだけの話なんだがここ数週間あの名探偵がここ周辺を調査しているらしいんだ」

 

「あの名探偵?」

 

エルドラドの名探偵というワードに?を浮かべるカナン

 

「名探偵…あのラ○&○リーみたいな名前の奴らか?」

 

「マグ&メルな?ちげぇよ」

 

「ではどなたで?」

 

蓬莱が聞くとフフンと得意そうにエルドラドが言った

 

「聞いて驚くな…ホームズだ!」

 

 




爆絶高校生集結

まぁ私はエクスカリバーもホームズも持ってないんですけどね

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